見出し画像

あなたもおいでよ都田に(Honda FCを布教したいにわかファン)

きっかけ


これを書いたあと、私は思いました。
「いや、そんなJFL全体に忖度しなくても、『Honda FCを観に来てください』と書けばいいじゃないか」と。
確かにJFL全体が栄えてほしい、見る人が増えて欲しいのは事実(そうしないと裾野が狭くなるので)。ですが、魂のところは違うでしょう。

Honda FCを観に来て欲しい! プロにも勝ち得る最強のアマチュアが、どんなものか知って欲しい!
そう言えば良かったじゃないかと、反省しました。下手っぴ……欲望の解放のさせ方が下手っぴ……!

ですので、今回は改めてHonda都田サッカー場の魅力やHonda FCのサッカーについて、「素人なりに」書いていきたいと思います。ご笑覧あれ。

都田への道

俗に言う都田――Honda都田サッカー場への道は遠いです。ここが最大の難点、問題点と言っても構わないほどです。

先の記事でも書きましたが、浜松駅から、車やバスでおおよそ45分かかります。残念ながら、シャトルバスなんてものもありません。バスのダイヤも、かなり制限の強いものです。都会のように、ちょっと待てばすぐバスが来る。そんな環境ではありません(余談ですが、岡崎でやらかして30分歩いてスタジアムに行ったことがあります)

ちなみに私は原付で向かうので、おおよそ50分ほどを掛けて都田へと参ります。なかなか遠いですが、試合を生で観られてスタグルを食べて、選手とお話もできるので、労力とはかなり釣り合ってると言えるでしょう。勝利した時は帰りも歌を歌いたくなるぐらいに心が踊りますので、むしろ喜びのほうが勝ります。
正直個人的には、数時間をペイしても充実感のほうが強い。そういう趣味にまで、発展しました。「それは推しだからだろうが」と言われそうですが、まあ私にとってはそれくらい、ということで。

正直敷居が高い。わかる。きっかけがない。わかる。

「そうは言っても敷居が高いし……きっかけもないな……」というというあなた。ええ、わかります。私もあの2019年10月までそうでした。天皇杯というきっかけがなかったら、今でもネットで時々追いかけるだけだったかなとも思います。You Tubeでライブ配信を観るか観ないか、その程度の浸かり具合だったかもしれません。

だからあなたにきっかけを与えます。「OYJとかいう変なにわかファンがやたら推してた」。これだけで十分だと思います(傲慢)。いや、正直そんな些細なものでいいと思うんです。気になっている。ちょっと観てみたい。そんな気持ちでスタジアムに向かってもいいと思うのです。

そして都田――Honda都田サッカー場は、そんなあなたを受け入れてくれます。我らが小さくも素晴らしいスタジアムのメインスタンドには、そうして観戦している人がたくさんいます。私もその一人です。雨でも300人、夜でも500人以上は観戦に訪れているのです。あなたがその一人に加わったとて、なんら問題はないのです! さあ、ともにHonda FCの勝利を祈りましょう!(熱弁)

小さくも素晴らしきスタジアム――Honda都田サッカー場

他の記事でも述べた通り、Honda都田サッカー場にないものは多いです。ゴール裏のスタンドがありません。派手な演出やリプレイを提供する、電光掲示板もありません。観客も2,500人ちょっとしか受け入れられません。

あるのは非常にピッチが近く、選手の声やボールの音まで響いてくる、メインとバックの両スタンド。2023年のこのご時世に、未だにスタッフが手作業で選手や点数を入れ替える小さな得点掲示板です。

でも。だからこそ。Honda都田サッカー場は洗練されている。とも言えます。サッカーの試合に必要なものだけを携えた、サッカーのためだけのスタジアム。そうとも言えないでしょうか。それはある意味では機能美とも言えるかもしれません。少なくとも、私はそう思います。だからこそ私は、Honda都田サッカー場を素晴らしいスタジアムだと考えるのです。

Honda FCは強いぞ

そしてそんなスタジアムをホームとするHonda FCは強いです。幾度となく記述してまいりましたが、アマチュア最強、Jへの門番などと謳われ、多くのプロチームを打倒してきたチームです。

たしかに、元Jリーグの選手は居ません。外国人のデカい助っ人も居ません。ですが彼らは、戦術と連携、チームワークで抗ってまいりました。長短織り交ぜたパスワークを基本とした攻撃力で、幾度となくJリーグを目指すチームと優勝を争ってきたのです。そんなサッカーが500円で観られる。素晴らしいと思いませんか? だからやはり、都田に来るしかないのです。

さあ、行こうぜ。

と、いうわけで耳寄りな情報をあなたにお伝えします。9/9(土)18時から、Honda都田サッカー場にてHonda FCのホームゲームがございます。詳しくはこちら。

夜のゲームということで都合が付きづらいかもしれませんが、善は急げといいます。みんなでHonda FCのホームゲームを観ましょう。盛り上げましょう。勝利を祈りましょう。その先に、4年ぶりの優勝が待ち受けているのです。いざ、都田!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?