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自分にそっくりでおもしろい

息子の言動が自分の子どものころとそっくり。

子どもの言動のレパートリーなんてそんなに多くはないのかもしれいけど、息子がどんな気持ちなのかよくわかる。

すぐに怒って泣く。

自分は悪くないと強く感じている。

おちゃらけてその場をやり過ごそうとする。

頑固者でお調子者。

性格は遺伝すると最近本で読んだ。

妻の遺伝子が半分入っているので、全く僕と一緒というわけではないが、僕の悪いところが色濃く出ているような気がする。

僕が子どものころ、両親はどう対応してくれていたんだろう。

恥ずかしながら全然記憶がない。

親の苦労子知らずとはよく言ったもんだ。

だから適当に対応していい訳ではない。

僕も息子の取り扱いに悩むこともある。

本人の気持ちもわかるけど、こちらの言い分も聞いて欲しい。

父も子どものころはこんな感じだったのだろうか。

手をやいたのかな。

この頑固でお調子者は連綿と受け継がれてきたのだろうか。

ならばこの特性は生き抜く為に必要なことということだ。

無用なものは引き継ぐ必要がない。

遺伝子を残せているのだから、必要な場面があるのだ。

それを息子に教えてあげよう。

君のそういう性格はこういう時に役に立つかもねと。

適当なことを言っているな。

そんなもんは時代の流れでも大きく変わることだし、今までがたまたま上手くいっていただけかも。

こういうネガティブで疑り深いところは似ないで欲しい。

僕は姉弟の末っ子だが、長男は2人兄弟だ。

状況が違う。

でも生育環境はあまり性格に影響がないとも聞くので、関係ないかも。

彼がこれから生きていく人生はその性格で進んでいく。

幸せになって欲しいなぁ。

苦労することあるだろうけど、それは皆同じか。

妻と僕のいいとこどりと言う上手い話しはそうそうないようだ。

短所も見方を変えれば長所になる。

そんな処世術をしこたま仕込んでいこうと思う。

僕も父からそういうことを吹き込まれていたのかもね。

そういうところも連綿と受け継いでいって欲しい。

孫もきっと頑固でお調子者だろう。

今から楽しみだ。

子どもは自分の子ども時代のことを教えてくれる。

こんな子どもだったのかなぁ、親には苦労掛けたのかもーと思う日もある。

でも仕方がないよね。

遺伝だもの。

息子は悪くない。

そんな気持ちで接することで、親の負担も軽減できるかな。

子どもが親に敵わないのは、親が自分の分身である子どもの考えを見抜くことができるからだ。

謎はすべてとけた。

僕の思考は親にバレバレだったんだな。

恥ずかしい。

息子が隠していることもあえてそのままにするというのも親心かな。

親は待つことも仕事だよと何かで読んだことがある。

そうかもしれない。

待てないかもしれないけれど。

待つ姿勢は持っておこう。

ではまた。

#子どもに教えられたこと

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