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新天地

ミュンヘンの小さなマンションからアウグスブルグの中心から10km程の人口3000人の小さな村の広い一軒家に引っ越してきてから1ヶ月が経った。環境が大きく変わった。村の一軒家では近所付き合いが違う。僕たちが引っ越してくる前から大家さんから話を聞いて僕たちが引っ越してくることを知っていた。村一帯でSNSで繋がっているらしく、助けてほしい時や伝えたい情報があると情報が出回るらしい。引っ越してすぐ隣人が家に招き入れてくれたり、僕の存在を知って同い年の近所の男の子が早速遊びに来たりしたり、ミュンヘンとは様子が少し違う。皆とても親切で色々教えてくれる。近所の人たちは夕方から自宅のジャグジーやプールに入ってワインを飲んだり毎日をゆったり楽しんでいる。まさに理想の生活だ。色々なライフスタイルがあって、僕も自分が好きな人生を送りたい。

新しく入団したFCアウグスブルグトレーニングが始まって一ヶ月が経つ。チームメイトは皆プロになりたいので意識がすごく高い。トレーニングが始まる45分程前に自主的に来て、チーム専用のジムでストレッチなど準備を怠らないし、トレーニング終了後も体の手入れをする。
トレーニング中は毎回チップを付けて心拍数や走行距離、速度などを測りひとりひとりを分析したり、チーム専属のカメラマンがドローンで撮影された映像を基にチームの課題を話し合ったりする。
僕と同じポジションに4人いて皆レベルが高いので僕も皆に負けないように毎日6.5kmバカンス中も走っている。


新しい家



チーム専用のジム

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