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躾(しつけ)と療育って違うもの?同じもの?

こんにちは。田舎の作業療法士の難波です。

”しつけ”って聞いたことありますか?
よくお母さんが子供に対して礼儀作法が身につくように教え込むようなことです。
例えば、「電車では大きな声を出さない」「食事中は喋らない」など家庭ごとにそれぞれです。
しかし、躾は一歩間違えると暴力になることや子供にとってトラウマになることがあります。

では、”療育”とは何か知っていますでしょうか。

療育(発達支援)とは、障害のあるお子さまやその可能性のあるお子さまに対し、個々の発達の状態や障害特性に応じて、今の困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指し支援をすることです。
ジュニア】

ちなみに教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならないことです。
https://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/about/004/a004_01.htm【文部科学省】

どちらも子どもの”将来”と”自立”のために行うことです。

躾も子どものことを思ってと、行う大人がいらっしゃる事もありますが、
しつけの意味の中には子どもの将来や自立のような、
子どもの未来につながる意味が含まれていないのです。

同じ職場で働く人にも「これってしつけじゃない?」って思う人や、
子どものことを考えずにただ単に自分のやり方を貫こうとする、頭でっかちな人もいます。
あくまでも、僕はお子さんの人生の中に介入させて頂いてる。
むしろ、子どもたちに教わる毎日

躾と療育・教育は全くの別物であり、
言動、行動、思考など
子どもの生き方を尊重しているのが療育・教育であると考える。

愛を注ぎ込み、成長を後押しする

これが大前提。

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