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唐突に短歌②

寂しいと 言うことはできず
まっすぐに
前向くまなこと 烈光の夏



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今日という日をとても楽しみにしていたのに、
土壇場で予定が覆り、がっかりしている我が子。
自分の気持ちを口にすることが苦手で
黙ってこの猛暑の中、歩いて出かけていくのでした。

この肌がひりつく程の暑さと光と、それを和らげる木陰と、でも平坦な黒い眼がとても寂しそうで


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