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サッカーコーチとして気づいた身体操作の重要性とその多面的な価値



みなさん、こんにちは。
私は16年間サッカープレイヤーとして活動してきましたが、今は子供たちのコーチとして彼らの成長をサポートしています。
個人的なことから話すと、実は私、サッカーを16年間プレーしておいて
かけっこで1度も1位になったことがないんですよ。
この経験が、コーチとしての私の指導方針にめちゃくちゃ影響しています。


私の教え方

子供たちにサッカーの技術を教えるとき、特に力を入れているのは、彼らの身体の使い方です。速く走ること、高く跳ぶこと、強くボールを蹴ること、これら全ては体の使い方一つで大きく変わるんです。
選手時代の経験を活かして、体を効率的に動かす技術がパフォーマンスをグンと上げるってことをよく理解しています。

身体操作ができるようになると

実践しているトレーニングは、サッカーの技術向上だけでなく、体育の授業や運動会など、学校の他のスポーツ活動でも彼らが活躍できるように役立っています。そして、もしサッカーでプロになる夢がかなわなくても、他の多くの選択肢への扉を開く基盤にもなるんです。バランスを鍛えるエクササイズ、筋力と柔軟性を高める活動、協調性を育てるドリルなど、これらが日常生活での体の使い方にも大きく貢献しているんですよ。

実践編!!!「トレーニングメニュー例」


ここからは実際に私がトレーニングに
組み込んでいるメニューの例をお見せします。

今日はまるで『コモドドラゴン!?』となるトレーニング方法を紹介します。このトレーニングは、コモドオオトカゲの動きを真似たもので、
体幹を固定しつつ四肢だけを動かして前進します。

最初に床に四つん這いになって、肩幅より少し広めに腕と脚を開きます。
大事なのは、指をしっかり広げ、膝を軽く曲げつつ、進む足のつま先を少し外側に向けること。
この姿勢から、一歩一歩を大きく、ゆっくり前進します。
腕は肩甲骨を使い、脚は股関節を大きく動かすことに集中しましょう。

この一連の動きは、体幹を安定させながら四肢の可動域を広げ、脊柱や骨盤、股関節、肩関節など身体の連動性を高める効果があります。

ただし、運動経験の浅い子供や関節が硬い子供には少し難しいかもしれません。その場合、ストレッチ感覚でチャレンジしてみてください。
特に体幹が動いてしまうと効果がほぼ無くなってしまうで、まずは上半身の肩甲骨を動かすことから始め、慣れてきたら下半身の股関節を意識すると良いでしょう。

最後に

サッカーの技術を身につけるのも大切ですが、
自分の体をどうコントロールするかを学ぶことが、
長期的に見てもっと重要だと、子供たちに伝えています。
この方法で、どんなスポーツにも応用できる基盤を作ることができます。コーチとしての私の目標は、子供たちが自分の体をうまく使えるようになり、自信を持ってさまざまなスポーツに挑戦、臨めるようにすることです。
「サッカーなのにボールを使わないのかよ!」と思うかもしれませんが、
ボールを触る時間はサッカーの試合中ごく僅かです。
これらのトレーニングは試合の中での『準備』に当てはまるでしょう。
ウォーミングアップに1分上記のトレーニングをするだけで数ヶ月、数年後の勝利につながります。
ぜひ子供達に促すようにコーチの皆様も挑戦してみてください。

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