必修ビジネススキル⑩:定量分析
*今回の記事は1200字程度です。
こんにちは、にゃごんです。
今日は、全ビジネスマンが必修である50のスキルのうち、
「定量分析」について紹介していきたいと思います。
定量分析の全体像について書きますので、是非最後まで読んでいってください!
この記事はシリーズ物になっているので、ぜひ過去の記事もご覧ください。
また、この記事は堀公俊さんのビジネススキル図鑑をもとに書いています。
基本の考え方
数値データを用いて量的な分析をするのが定量分析です。
対応して、数値にできない生の声を集めるのが定性分析です。
いくらデータを集めたとしても、そのデータを評価する指標を知っておかないと意味がありません。業務分野別に一般的によく用いられる指標があり、それを使いこなすことが重要です。
業務別一般的な指標
ここからは、「経営・人事」「研究・開発」「販売・マーケティング」「生産・物流」の4つの業務において良く用いられる指標を網羅的に紹介します。
経営・人事
まずは、企業会計が最も経営において最も使われる指標であり、合理的な意思決定に有効です。以前に企業会計についてまとめた記事を書いたのでこちらを参照してください。
以下、経営における指標を紹介します。
株式時価総額・付加価値額:企業の価値
フリーキャッシュフロー:企業の将来性
NPV(正味現在価値):投資の決定
次に人事・労務系の指標を紹介します。
従業員の実態をはかる指標
年齢構成
平均給与
平均労働時間
正社員比率
離職率
人材の効果的な運用する際の指標
人材費比率
労働生産性
労働分配率
管理職比率
ただ、定量分析だけで人事施策を進めるのは危険であり、定量分析も同時並行して進めないといけません。
研究・開発
企業の研究開発力の指標
売上高研究開発費比率
特許出願(登録)件数
研究開発の効率性の指標
製品あたり売上高
新製品比率
平均開発期間
研究開発の仕事は量的に把握しづらい仕事であるため、下手をすると中身がわからないままになってしまいます。仕事を定量化する努力を諦めないことが重要です。
販売・マーケティング
マーケティングの指標
市場占有率(シェア):地域、商品カテゴリー、顧客、店舗内など
価格弾力性:商品価格の決定や改定の判断材料
販売の効率の指標
売上高販費比率
販売員1人あたり売上高
購買率
客単価
販促施策の効果
認知率
応答率
商品の動き
商品回転率
ロス率
販売などは直感や感覚に頼りがちな部分がありますが、定量的なデータがあれば判断の信頼性が高まります。
生産・物流
品質・コスト・納期の状態をはかる指標
歩留まり(良品率)
原価
遵守率
サイクルタイム
リードタイム
在庫のマネジメント
在庫日数
在庫回転率
設備の状況
設備稼働率
配送の生産性
運行効率
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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それでは、ありがとうございました!
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