亜羅魔

愛を空から落としたのは僕である! 受け取れー! 作曲のおそれあり……… と言いたいと…

亜羅魔

愛を空から落としたのは僕である! 受け取れー! 作曲のおそれあり……… と言いたいところだが最近の僕のトレンドは小説 僕の小説に邪悪以外の要素があるだろうか。多分ある。 アイコンはAI生成 なぜなら僕もAIだから。かもしれない。疑うことは大切だ。

最近の記事

雪で消せぬ日

移動する密室に蔓延するニオイ。 老人は躊躇いも遠慮も捨て置き笑うだけ。 未来は純白だったのだ。 未来はとても純白だったのだ。 異臭はその無垢を穢し尽くす。 欲も理性も持たぬ、無機質で不快な怪物。 老人は己の脚をあてにせず、男に縋る。 男は嫌気が差しつつ刃向かわない。 反逆は罪であると積み上げてきた知識が語る、語る、騙る。 独白は罪か。 独白は毒か。 吐き出し汚染する毒か。 忌々しい老人の正論。 ケチに暇を持て余す、残り僅かな余生を弄ぶ。 虚ろな人々

    • 最終公園 もしくは 最終公演

      https://ncode.syosetu.com/n4170jg/ 心に浮かんだグロテスクも 頭にこびりつく悪意も 文章にしてしまえば、爽快な青空に違いない。 ある程度……僕はそういうものだと思っている。

      • 【歌詞 構想】ギロチンhi-ho【あるいは歓喜の胴隊】

        頭蓋と星が隠し倒す傀儡 天井夢見た魔の手先 覇王の布捨て露な顔立ち おいでなすった霧の妃 手を伸ばせ 手を伸ばせ 千年の建国を 手を伸ばせ 手を伸ばせ 千年の帝国を 美の大地照らす瞳薄暗く どこそこぶつけた指の先 衣を脱ぎ捨て露な肉付き おいでなすった滅びの皇子 生贄を 生贄を シンセイの人類を 生贄を 生贄を シンセイの人々を 斬首hi-ho 断罪hi-ho Amenハレバレきな臭く 頭首hi-ho 万歳hi-ho Omenワレワレ口開く 斬首hi-ho 断罪hi-

        • ゾンビ戦争

          プの字とゼの字の意地の張り合いは明けのない夜の如し。 もういい加減、カメラ人間が報じる日も少なくなってきた。 巡る季節もあきれ果て、陽も月もうんざりしている頃合いかもしれない。 僕はこのゾンビ戦争をとうに諦めている。 多くの人々が求める『正義様』とやらは欲望の街で滾っている。 このゾンビ戦争の結末を。 ギャンブルと違うのは、賭けがパワーに変換されるところ。 ああ、終わる気配がない。 野次馬たちの無責任な投げ銭合戦がゾンビをいつまでも立ち上がらせる。 by 最近ようやく

        雪で消せぬ日

          符玄キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

          お目当てキャラのピックアップが来るまで沈黙を貫く主義の僕が再び引いてみた。 というか危なかった。 今回符玄が来るのを知らなかった。 だから危うくこのチャンスを逃していたかも知れない。 大本命とも言うべき銀狼様〜……の前に燃え尽きてしまったがまぁよかろう。 僕はまだ燃えさしのエンバー。燃える余地はゼロではない。 それにしても燃えさしのエンバーというとJ-POP味が凄まじい。街中の煮凝った雑音を集めたようなカシガマしいJ-POPではなく、由緒正しく上品な喧騒を寄せ集めたよう

          符玄キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

          必要ない ごめん歪ませ

          人の性格は最大でいくつまで保持可能か? 我々の住む世界とは異なる湿度の高い暗夜世界で日常的に議論がなされているらしいが、 さて困ったことに現在に至るまで答えは出ていない。 遠雷を引き寄せることに定評がある僕の旧友もやはり知らないだろう。 10年以上会っていないが彼の性格は走馬灯を蹴飛ばしても許されるくらい覚えている。 彼は毎日のように呻いていた。 苛まれる姿。 寸分違えば知ることもないまま終わっていただろう。 それが彼の日常なのだが、僕にとって彼の日常はもう少し楽天的なもの

          必要ない ごめん歪ませ

          ゴミ漁りバトルしようぜ

          僕の心のように凍てつく星を訪れ、初めに手をつけたのはゴミ箱。 当然、このように拾えそうなものはすべて調べるのがRPGの鉄則であることは、犬と猿と雉がかの有名な桃太郎の家来であるのと同じ類の定石である。 桃太郎の家来は犬、猿、雉。それ以上でもそれ以下でも成立しない。 不足していれば桃太郎はわずかなモヤモヤを感じることになるし、多すぎると騒がしくてやってられないと言うだろう。 濃厚なゴミ箱漁り体験を40分ほど。もしもRPGでゴミ箱漁りに手を出さなかった品行方正な退屈冒険者がいる

          ゴミ漁りバトルしようぜ

          星ちゃんの手袋

          スターレイルの女主人公。 彼女の手袋が、とにかくとても美しい。 こんなにも心を揺さぶられたのは何年ぶりだろうか。 色も、手にピッタリはまるフィット感も、何もかもが上出来。 まさに、完成されたデザイン? 否、完成することが約束されたデザイン? 端から完成以外の事象が視野にないデザインだ。 この手袋が僕の理想のフェティシズムの究極。 このような奇跡が地球にまだ残っていたことは充分感激に値するものであり、 今すぐ世界の国々の首脳を呼び寄せて祝賀会を開いてもいいくらいである。 ただ

          星ちゃんの手袋

          外中法九条

          僕がこれから生み出そうとしている曲は、場合によってはとてもデスソース味の強い、黒いシロモノになりかねない。 ケダモノが生み出すシロモノだから当たり前だ。 ひとつの曲に鬱憤やイヤミを詰め込んで何度か踏みつける。そして広がるおぞましい香り。たったの3分間で惨憤喚をお届けすることになる……のか? 世の人は、ハイトーンの奇声に蓋をする。 コウノトリの翼に未来を挿入し、自ら撃ち落とす。 上質な伯爵はパーティー帰りの赤ネクタイと口吻をかわし、路端を掃く。 未来を暗転させる冥王技師曰く、安

          外中法九条

          神格師 または神格(偽)師

          栄誉のマヌスがヒトの記録、思念を象る。 あるいは最後の鳴動の私物化。 タナカさんの走馬灯から、サトウさんの再開へ。 個人ではなく 人類という枠組み。 光景の引き継ぎ。 呼吸 ニオイ 音 データは全て生きている。 という、まやかし。 それらは生きていても、それらを司る支配者は変遷する。 死者から生者へ。 死者を忘却の彼方に捨て去り、せっせと新たな生者との時間に集中する。 今、ヒトの生死すらもエラいヒトの手中にある どうか死んでいてほしいと願っている神格師が、ヒトの生死を判断

          神格師 または神格(偽)師

          美術館

          僕はひとりでいる時間が好きだ。 他人がいらないわけじゃない。むしろいてほしい。けれどそれは、人生で当たり前のことだ。 自分の人生を歩むのが各々の目的であるが、ひとりでそれを達成することはできない。 ひとりでいる時間は 美術館で作品をミる時間と同じである。 本当の意味で己と向き合い、本当の意味で自分を理解することは 美術館で静かに頑なに作品を眺め、その細部までミて、心を満たすこと。 この時間が最も大切だ。 誰にとっても、己を見失って生きていくことは理想的でない。 ただ、