【歌詞 構想】ギロチンhi-ho【あるいは歓喜の胴隊】

頭蓋と星が隠し倒す傀儡
天井夢見た魔の手先
覇王の布捨て露な顔立ち
おいでなすった霧の妃
手を伸ばせ
手を伸ばせ
千年の建国を
手を伸ばせ
手を伸ばせ
千年の帝国を

美の大地照らす瞳薄暗く
どこそこぶつけた指の先
衣を脱ぎ捨て露な肉付き
おいでなすった滅びの皇子
生贄を
生贄を
シンセイの人類を
生贄を
生贄を
シンセイの人々を

斬首hi-ho
断罪hi-ho
Amenハレバレきな臭く

頭首hi-ho
万歳hi-ho
Omenワレワレ口開く

斬首hi-ho
断罪hi-ho
Amenハレバレきな臭く


頭首hi-ho
万歳hi-ho
Omenワレワレ口開く

僕らが眠りを遮断すると、脳は己を食うようになる。
さてこの社会は頭の健在を前提とする歪なストラクチャーを……。
どうしてこうも、僕らは横文字に従おうとしてしまうのか。
僕が恐れてやまないチキンライス(およそ正しくない考察により生み出された陰謀を大真面目に語る)、彼らの支配のせいだろう。
彼らは日本語という幅広い言語を上書きしようとした。
言うなれば征服。
しかしアレクサンドロス大王のような英雄はおらず
(アレクサンドロス大王と言えばある作品の影響で並べて語られがちな)ギルガメッシュ王のように人外として語られるほどの怪物もいない。
今僕らの世を統べているのはだいたい以下の俗物たち。

  • 如何に這い上がろうにも黄金の蓋をこじ開けられない貧相なインテリ

  • 木を数える時代から一歩も進めないほどの豪雪に襲われ続けている旧世代の暴君

  • チキンライスマンの養分となり続けることで死に損ない続けている哀れな子兎

彼らは真面目な顔をしながら、信仰というものの高貴さに酔い痴れている。

かつて万人が受け入れた巨塔は、決してヒトではない。
あの中心は、偶々僕らが知るモノとなっただけでそうである必然性はなかった。
巨大構造物……いな、高層ビルはおろか地方のショッピングモールの吹き抜けにさえ立ち向かえない僕にとっては、いずれにせよ恐怖の対象だ。

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