Junji(じゅんぢ)

都内潜伏中。

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最近の記事

ロックが死んでパンクも死んでスポーツが残った

ロックの世界ではニルヴァーナ以降という言い回しがあるが、たしかに彼らが「ネヴァーマインド」を発表し大きく飛躍した91年を境にロックは大きく変わったように思う。端的に言えば、ブルーズやロックンロールなどの黒人音楽を取り入れることで発展してきたロックの主流が、パンクやポストパンクから発展してきたオルタナティブに凌駕されたということだ。その影響力は凄まじくローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、クラプトンなどのロック界の大物達の音楽性は急速にコンサバティブな方向性に舵を取り

    • アニメをきっかけに楽器を始めても挫折する理由→すぐにオワコンになるから

      「ぼっち・ざ・ろっく」などのアニメをきっかけに楽器を始めても多くの人は挫折するという文章を書いた。その理由は 年齢が下がるほどネット依存の傾向が強い。余暇時間のほとんどをネットに費やしている。 楽器演奏はゲームのようにすぐに手軽に楽しめない。タイムパフォーマス、コストパフォーマンスが悪い趣味の一つと言える。 ネットでの無料コンテンツに慣れてしまうと趣味で努力することが難しくなる。 近年のデータから明らかになっている傾向から、習得のためのハードルが高い楽器演奏を趣味とし

      • ぼっち・ざ・ろっくをきっかけにギターを始めてもすぐに挫折するその理由について

        黒のレスポールカスタムやYAMAHAのパシフィカが飛ぶように売れているみたいだ。でも、ぼっちざろっくに感化されて楽器を始めた人の大部分はすぐに挫折すると思っている。 総務省の調べによると高校生のオンラインの平均利用時間は5時間半だ。余暇時間のほとんどをネットに費やしているといって過言ではない。 ネットの最大の魅力はSNSもゲームも共通してすぐに楽しめるわかりやすさにあると思う。また誰に対しても入り口のハードルが低く、常に更新されていくので飽きることがない。 それと比べて

        • 自分の軸を持つために必要なこと。

          自分の軸を持つために必要なこと。 『夢や目標を待たない』 例えば、表現の世界やビジネスなどで成功するためには他人に評価されないといけない。つまりそれは価値観を他人に委ねることと言っていい。夢や目標を持つことと自分軸で生きることは相容れない。また夢や目標が大きければ大きいほど自分を見失う。 『団体行動をしない』 団体行動とは外部の規範に自らを委ねることがその本質なので自分に軸を持ちたいならまず団体行動から離れないといけない。 『誰にも好かれようとしない』 他人に好か

        ロックが死んでパンクも死んでスポーツが残った

          安倍さんらしい最後だったと思った。

          日本を発展途上国化させた安倍元首相らしい最後だったと思った。 貧富の差の拡大、階層の固定化、司法を堕落させ権威主義をルールにし、国内の発展を押さえても既得権益を守り、自らの地位と名誉のために国会で嘘に嘘を重ねた。国内の資本家のみならずグローバリストにさえ日本を切り売りした。 民主党から政権を奪回し第二次安倍内閣が誕生したこの10年余りに日本は転がり落ちるように没落していき、すでに先進国ではないと言われて久しい。このままま本当に発展途上国になることも現実味を帯びてきた。

          安倍さんらしい最後だったと思った。

          いじめは文化

          誰かを傷つけることで誰かに傷つけられた自分を忘れることができる。そうやって自分を癒す、それがいじめ。 いじめられっ子とは親にいじめられている不幸な子供だ。親が自分を嫌っているという事実に子供は耐えられないからやり返さない相手を探していじめをやっている。 おとなになるにつれあからさまないじめは良くないと世間から非難されるので「相手のためを思って」という大義名分が必要になる。上下関係とはいじめのためにあるものだ。先輩と後輩、上司と部下、奴隷と主人、どれもいじめを正当化する

          ゾンビ

          みんなほんとは死んでしまっていることに気付いていないで生きているつもりのゾンビなのかもしれないね。昔の記憶をなぞることしかできないからショッピングモールやアミューズメントパークを徘徊している。誰もが欲しがっている要らないものを安く買ったり決まりきったポーズで写真を撮ったりしたとき幸せなんだと思ったりしていた、あの日々。それは同じ日々。同じ週末。同じ季節が巡ること。肉体があっけなく朽ち果てるまでの無限に思えるような繰り返し。そこでは生きているものを見つけることはなくて誰かと誰か