たった1ヶ月、されど1ヶ月。南伊豆でのインターンを終えて
2023年8月29日(火)。11時50分、伊豆急下田駅に到着。
お腹が空いたので、駅前のラーメン屋さんでキンメラーメンを食べる。
何気に人生初の1人ラーメン。
数日前からできていた口内炎の痛みを感じながらも、これから1ヶ月の南伊豆の生活にワクワクしていた。
そして、2023年10月1日(日)14時。東京の目黒駅近くのSTARBUCKSにて。
ローカル×ローカルでよく流れていた「ハンバート ハンバート」の音楽を聴きながら、南伊豆での生活を振り返っている。
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1ヶ月前と変わったことはなんだろう。
毎朝ラジオ体操を欠かさずやるようになったり、家のトイレ掃除も朝の日課となった。
日々の生活は1ヶ月前と変わらずやることがたくさんあって忙しいけど、自分の時間を意識的に大切にするようになった気がする。
わたしが書いたnoteを読んで、中学のときの友達から電話したいと連絡が来て、お互いの将来について深く語り合ったこともあった。
そんなに変わってない気もするけど、明らかに変わった気もする。
たったの1ヶ月だったけど、忘れられない1ヶ月になった。
わたし的一番刺さった考え方
改めてこんにちは!南伊豆のゲストハウス「ローカル×ローカル」で学生インターンとして1ヶ月間お世話になっていたきはるです。
南伊豆生活が終わって、はや1週間。
南伊豆に滞在中、口癖が(いい意味で)「もう帰ってもいいな〜」だったくらい、学びの多い日々で、毎日が充実していました。
まだまだ整理ができていないし、書きたいことはたくさんあるけど、その中でも特に心に残ったことを書き残そうと思います。
この1ヶ月、大事にしたい言葉、考え方に本当にたくさん出会いました。
その中でも特に印象的だったのは、「自分軸を持って、生活(仕事)をしている人が多い」こと。
南伊豆には自分のやりたいことを追求して、複数の仕事をして毎日の生活を楽しんでいる人たちが多く、「仕事は一つ」という考え方に囚われていたわたしにとって、すごく印象的でした。
例えば、
今回一番お世話になった、感謝してもしきれない「ローカル×ローカル」オーナーの一徹さん。
一徹さんはもともと出版社に勤務していた経験から「編集」という軸で、ゲストハウスを運営したり、漫画家として漫画を描いたり、イベントを企画して「場」をつくったり。
肩書きが一つじゃなく、複数の仕事"複業"をしている人で、そういう生き方ってありなんだって思いました。
また、ハーバルセラピストの真奈美さん。
真奈美さんは「ひとりひとりに寄り添う」を軸として、ハーブの販売を行ったり、医療関係者が集まってお話しする場をつくったり。
真奈美さんに関しては、別のnoteでも書いているので、ぜひ読んでみてください。
他にも、留職生(社会人インターン)としてすごくすごくお世話になった、ポジさんやせりなさん。
ポジさんはもともと好きだった「蝶ネクタイ」や「筆文字」を仕事にしてたり。
せりなさんは、「タコス」に出会い、自分のタコス屋さんを作ったり。
”これ”っていう、一つ(若しくは複数)の自分のキーワードがあるっていいなと思うようになりました。
というのも、わたしは自己紹介が得意ではありません。今は学生という身分があるけど、他には何もなくて。(厳密にいうと、9月に卒業したので学生でもないのですが。)
何が好きです、何が得意です、って言えない自分を、今はすごくもどかしく感じます。
これまでも自己紹介に対して苦手意識を持っていたのだけど、だからどうこうしてたわけじゃなく。
でも、南伊豆に来て、早くわたしのキーワードを見つけたい!と心から思うようになりました。
何に挑戦しようかな、とか、どこに行こうかな、とか。これまでは頭で考えるだけだったけど、今は足を動かそうという気に。
真奈美さんの「20代のうちは、なんでも挑戦して、やりたいことは全部やった」という言葉がいつも心にあって、その言葉に支えられながら、これから必死にもがいて行こうと思います。
最後に
毎朝の川沿いの散歩やラジオ体操。
同じ学生インターンのひなちゃん、りゅうちゃんと一緒にたくさんの経験をしたこと。
南伊豆くらし図鑑で7人もの南伊豆在住の方にお会いして、くらしにお邪魔させていただいたこと。
ローカル×ローカルに泊まった香港のゲストさんと仲良くなって、「香港に来るときは案内するよ」って言ってもらったこと。
最後の卒業パーティーで、たくさんのお世話になった方たちに集まっていただいたこと。
最初は、正直東京の生活からどこか遠くに逃げたい。それくらいの気持ちでした。
特に何かを期待していたわけでもなく。
だけど今、思い出すだけでこんなに心が温まる、素敵で忘れたくない経験ができたのは、本当に嬉しいことだと思います。
「またいつでも南伊豆に遊びにおいで」
南伊豆の何人もの方に言われたこの言葉。
わたしはこの言葉を信じて、また南伊豆に行くと思います。
本当に本当にお世話になりました!
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