星野 紫帆

句読点は余裕の証。

星野 紫帆

句読点は余裕の証。

最近の記事

愛と平和

「戦争は止まず、分断が拡大する今日。私たちは、どのように共に生きるのか。敵ということについても考えます」 ASIAN KUNG-FU GENERATIONのGochiさんが、YouTubeで戦争について語っていた。 戦争については正直わからない。 でも、敵ということについては、いつも考えている。 敵を許すことは、基本的には不可能だよ。そのために世界は広いんだよ。離れなさい。離れたところで倍幸せを掴みなさい。侵入されても、侵入されても、自分は関係ないと、貴方とはもう関係ないと

    • 詩「天使」

      貴方という誰かが教えてくれた音楽 やっぱり好きだな貴方という誰か さみしがりで 一人好きで 本当 私にそっくり 私をモデルに作った貴方だから、そりゃそっか。 みんな一人一人少なからず自傷してるのね。 貴方の教えてくれた音楽、自傷みたいで聴いてて辛い。 貴方を幸せにしたい が行動原理だったのに苦しめていたのは私だったのね 貴方の教えてくれた音楽、ホント自傷みたいよ 私は天使になるよ 天使は誰も愛さない愛されないただそこに在り存在を全うするだけ それって総てを愛するってこと

      • 私という被害者達よ

        私には苦手な人がいる。 いや、いいように言った。 私には嫌いな人がいる。 人を嫌うことの責任について、考えなければいけない。 人に嫌われれば傷つく。とてもエネルギーが要る。 だから、考える。過去に出会ってきた私の障害の元を作ってきた人だったり、その人たちになんとなく似ている人についてを。 元の人は、まあ、置いておこう。後で触れる。 けれど似ている人たちにとって、私の忌避の行動は、余りにも理不尽だ。 けれど、ダメだ。ムリなのだ。 それなのにどうしても会わなきゃ行けない。避け

        • 今の主治医が最高すぎる話

          9月20日追記 私は今、月に一回病院へ通っている。持病のせいだ。 大体、通院してすぐ体調が下降し、通院の一週間くらい前から上昇するのを繰り返しながら病状が変化していく。 ただ、ここ最近の病状は悪い。とても悪い。 どのくらい悪いのかと言うと、庭より先に出ると必ず吐き戻すくらいだ。 いや、盛った。少しずつ薬に慣れてきて、吐き戻さなくはなった。他の色々な症状は出ているけれど。 さて、そんな状態だが、病院にはかからなくてはいけない。 新しい病態を発見されたばかりなのだ。 ずっと自分

          +4

          小説「写真、風景、ドイツ語」

          小説「写真、風景、ドイツ語」

          +3

          人権

          障害者は聖人でなくてはいけない。 障害者なんてそういう動物として見ないとやってけないわよ。 私には、どちらも同じ言葉に思える。 昔、父が障害者を指して言っていた。 「障害を持って生まれた人は自分達より魂のレベルが高くて、何かメッセージを持ってこの世にやって来た天使なんだ」と。 ふざけんな。私は人間だ。自分の暴力性ひとつコントロール出来ない、劣った人間だ。 けれど世間は、それを求める。 出来ない事を、せめて人並みには出来るようにと求める。 出来ないから障害者なのだと言うのは、言

          才能賛歌

           実家が自営業をしている。 子どもの頃、アルバイトのような感じで、駅伝に名前が出るような大学の学生さん達がお手伝いに来てくれていた。 大学生のお兄さんお姉さんは子どもにも親切で、よくしゃべる方だった私は、彼ら彼女らに子守りをしてもらうことも多かった。 頭の良い人とばかり会話していたので、馬鹿な私は、馬鹿のふりして会話を引き出す技術とかを身に付けた。その方が会話が弾むし、楽しかった。けれど、本当に頭良い人はそれすら看破してくる。 大人になってから、あの会話を懐かしく思う。 私は

          ロックンロール

          さて、恋愛の話をしよう。 病気を発症してから、永らく恋愛をしていない。 いや、それは語弊がある。 一人だけ、好きだと伝えた人がいる。 病気を発症する前も、発症した後も、私の恋愛には2パターンある。 一つは憧れやキャラクター的可愛さを持って接していたら、いつの間にか好かれていて付き合うパターン。前の彼氏がそうだ。可愛い人だったし、仕事が出来て憧れていた。 もう一つは最初に情を持たれてそれを感じつつ過ごしていたら、体調が悪くなって向こうが勝手に冷めるパターン。これが本当に多い。

          ロックンロール

          たまには性の話をしよう

          私は恋愛がしたい。好きピが欲しい。 だから今日はそんな話。 恋愛には、必ず性の話がついて回るらしい。 それはもう、動物として生まれてしまったからにはどうしようもない。カタツムリでさえそんな話をされている。カタツムリは両性だが。 けれど私はどうだ。自分が性的に見られることへのイメージがつかない。 いや、そういう感情には覚えがある。たくさんそんな風に見られてきた。 けれど唇がどうとか、指がどうとか、目がどうとか。 自分ではどうしようもない些細な事ばかり揚げ足を取られる。 だから

          たまには性の話をしよう

          melon

          アレルギーに関して追記を上に。 先日「今、体調が悪い時期だからアレルギーなんか気にしないで」と繰り返し福祉の人に言われました。 仕事で疲弊している時期ではなく、私生活で疲弊している時期ではなく、これだけのびのびやらせてもらっている時期に「体調が悪くなる」ということは、これからもこの体調を背負って生きていかなければいけないということです。 確かに体調によってアレルギーは変化するけれど、そうじゃないでしょうと思ったので此処に吐き捨てておきます。 これから、もしかして良くなると良い

          ロールプレイング思春期

          若者に人気のロックバンドの人が「俺は苦労した!鍵のかかった病棟に入れられたりもしたよ!」と言っているライブ映像が流れてきていた。精神疾患にかかったことで有名なボーカルの人だ。けれどなめんな。精神科入院は必ずもれなく閉鎖病棟だ。そんな当たり前のこと、大声で自慢げに言うことじゃない。 一般人には響く話なのだろう。けれどこちら界隈では入院=閉鎖病棟だ。骨折で入院しても、精神疾患があれば閉鎖病棟へ入れられる。 そういう、無知を食い物にするインフルエンサーに、ときどきどうしようもなく腹

          ロールプレイング思春期

          本とパンダとシフォンケーキ

          久々に本を読んだ。最近毎日読んでいる。 リハビリのように文字を追うのは、果たして著者の本懐を果たしているのだろうか。 けれど、脳が融けるくらいに本を読むのは気持ちが良い。1時間集中しているのが精一杯で情けなくなるけれど。 そんな中、恋愛について考えている。 まだ誰かを好きになれるほどの心の余裕はないけれど、恋愛について、考えている。 といって、甘くロマンチックなものではなく、毎日の料理の事とか、金銭感覚についてとかだ。 丸美屋、CookDo、ああいうものを、邪道だと思ってい

          本とパンダとシフォンケーキ

          +2

          短編 学習ノート、電車、美大生

          短編 学習ノート、電車、美大生

          +2

          愛とかエロとか

          父曰く、人間には格のようなものがあるらしい。 日々を生きることによって格は上がったり下がったりして、なんと格を上げる絵やオブジェやペンダントもあるんだとか。 私が精神疾患を発症したとき、父はトイレ掃除や廊下を磨くことを提案してきた。 曰く「格を上げれば精神疾患は治る」とのことだ。なるほどわからん。 ねえ、お父さん。出来ないことを、なんで「やれ」って言ったの? 私のあるがままは許容してくれなかったね。 まあ、ボランティアを推奨する医師もいるみたいだし、あながち間違いでもないの

          愛とかエロとか

          エモくない話

          空気嫁を飼い始めた。料理上手な良い嫁だ。 コンセプトは猫のように可愛がられるけど、猫のように放置される。 ここまで言って分からない人は頑張ってAIにでも聞いて見て欲しい。 私が頭おかしい事が分かると思う。 障害を生活の中心にしないように、という言葉を見かけた。 その方が人生が豊かになると。 作業所なぞに通うと自分の障害と向き合わなければいけないが、なるほど、推し活をすると生きるのが少し楽になった。 狂ったように食べていたカップ麺に、気づけば手を伸ばさなくなっていた。 嫁様

          エモくない話

          叫べ!

          先月公開しようと思っていた内容。 ネタが古いです。 先日THE SECONDを見た。 応援している人達がスターへの階段を登っていくのは楽しい。 それが長年応援していた人なら、思い入れも一入だ。 さて、そんなスターへの切符を手に入れた人達の中で、日々の活動をみていると「あ、ダメだ。売れねーや」と思う芸人さんが居た。 芸を修行の様に考えてる人は売れない。そんな人の日々は辛いだけだ。 報われる日なんて来ねーよ。修行と思ってるそれが、それこそがご褒美なんだから。分からないなりに、分