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【買ってよかった】 アニメ『青春ブタ野郎』「桜島麻衣」のクリアファイル

《タイトルアニメのネタバレあり!》

いきなりの告白であるが、私は『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』というアニメが大好きである!

「ふ~ん、そんな大げさに『!』まで付けて言うことかね?」という方もおられるだろうが、私はリアルでは結構お堅い仕事をしているので、普段、このような可愛らしい「ラノベ原作アニメ」が好きだとかいう話をする機会もさほどない。

普段あまりすることのない告白をしたもので、少しドキドキして、ついつい意気込んでしまった。

「アニメ好き」のサークルでも参加すれば?という話もあるかもしれないが、アニメ自体はそんなに観る方でもない。どちらかと言うと、このアニメに特に嵌まったような感じである。

このアニメのタイトルであるが、あの映画「ブレードランナー」の原作となった『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』からきているらしい。

最初、「何か大仰なタイトルのアニメだな~」ぐらいに思って、U-NEXTでお試しで1話ぐらい観てみようと思った。

「どうせ、のっけから美人なヒロインがセクシーなバニーガールの姿で出てきてクネクネ歩くのだろう」と勘繰っていたら、のっけから美人なヒロインがセクシーなバニーガールの姿で出てきてクネクネ歩き出した。

、、、

、、、だが、そのヒロインが「なぜ、バニーガールの姿で歩いているのか?」の理由を語り始めたとき、「ほぅほぅ」などと少し興味を持ち始めた。

そして、結果的にノンストップで最終話まで見てしまった次第である。

まず、実に魅力的なヒロインがたくさん出てくるのだが、私のお気に入りがトップ画像のクリアファイルに描かれている『桜島麻衣』と主人公の妹となる『梓川かえで』というキャラである。

見事に対照的なツンデレキャラと甘えん坊キャラみたいな感じである(ここら辺のアニメには必ず出てくるが)

また主人公の「梓川咲太(あずさがわ さくた)」という男の子も、普段はドライで斜に構えていたりするのだが、大事な人たちのことになると急にパニくったり、自己犠牲の男になったりして、何とも忙しくて憎めないやつである。

そして、タイトルのとおり、こいつが何とも「青春してるブタ野郎」なのである。

ネタバレになる可能性があるので、本作が気になる方は、この先を読む前にまずはU-NEXTに加入して、3話ぐらい観てから戻ってきてほしいのだが、
できれば全話観てから戻ってきてほしいのだが、忙しい人だと早くても2~3日ぐらいかかるかもしれないので、その頃にまたお会いしよう!

さて、残ったごく少数の各位に語り続けるが、この主人公が自分の通う高校の校庭に立ち、校舎に向き直り、、、というシーンがあるのだが、、、「うーん、やっぱり、こいつはブタ野郎だ!」、いい、、、実にいい。
私も10代に戻れるのなら、こんなことしたいな。

余談だが、小学生くらいの頃、親父と一緒にジャッキー・チェンとかが出てる『サイクロンZ』という香港映画を観たときのことである。

その中で、サモハンキンポーというインパクトある見た目のアクションスターが、街のど真ん中で(工事現場で使うような)メガホンを使って好きな女を口説くというシーンがある。

そのシーンの後、親父が私に「お前、将来、好きな女ができたら、男としては、これぐらいのことはしなきゃなんねーぞ」とマッチョなことを言い、親父もなかなかカッコいいこと言うなと思った記憶がある。

、、、というサモハンキンポー的なこともやる奴なのである、このブタ野郎は(倒置法)。

また本作には、私の好きな感じの「切なさ」みたいなムードも流れ、中でも「梓川かえで」「梓川花楓」に、、、みたいなエピソードがあるのだが、、、何とも切なく、泣けるのであった。

このアニメでは、毎回、次回予告の最後に登場キャラが交代交代で主人公の咲太を「ブタ野郎」呼ばわりするのが恒例となっている。

いつぞやの回で、普段は素直な「かえで」が可愛いトーンで「お兄ちゃん、やっぱりブタ野郎ですね」と締める回があって面白いので、興味が出た方はどの回か楽しみに待つといいと思う。

因みに、私が書いた『【実験的ショートショート デビュー作】 裏庭に死神が出た!』にミナちゃんというキャラクターが出てくるが、このミナちゃんは終始、私自身の姪っ子と、この「梓川かえで」をイメージしながら描いた。

さて、アニメに戻るが、タイトルが示唆するとおり、SF好きにも楽しめる内容も随所に盛り込まれており、タイムリープ的な話とか出てきたり、終始『思春期症候群』というキーワードがストーリーを支配し、それにより不思議なことが起こったりする。

私はこのアニメではじめて『量子力学』という学問がどのようなものなのか、ごくごく基礎的な部分ではあるが、何となく知ることともなった。

『シュレディンガーの猫』という理論が出てくるのだが、「この箱の中に猫を入れると、1/2の確率で死んでしまう。では、あなたが箱を開けたときに猫が生きている確率は?いえ、それは1/2ではなく、生きている猫と死んでいる猫が半分ずついて、あなたが箱を開けたときに猫の生死が確定するのです。。。」みたいな、何かドグラ・マグラにでも出てきそうな実に奇想天外な理論である。

私は物理が3とか4(もちろん「10段階評価」の話である)だったので、理論を詳しく理解することは困難だが、興味のある方は唸りながら勉強していただきたい。
(※ 因みに、自慢だが、私が通っていた高校の通信簿は10段階評価だったのだが、私は3年間を通じて「1~10」までの数字を全部取ったことがあるぞ!)

そんなこんなで、すっかり嵌まってしまった『青春ブタ野郎』。
せっかくだから、トップ画像のクリアファイルの全体を見せておく。


せっかくだから、クリアファイルの裏側も見せておく。

せっかくだから、原作となったラノベも結構買ってしまったことをあわせて告白しておく。

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』作:鴨志田一(電撃文庫)
ほか同作シリーズ

せっかくだから、U-NEXTに1,000円ぐらい追加で払って、映画版「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を観ておいたことも告白しておく。

最初、noteのハンドルネームを「法律ブタ野郎」か何かにしてやろうとも思ったが、暴言だとみなされてアカウントがいきなりBANされても困るのでやめておいた。

いやー、それにしても、普段あまりこういう話をする機会も多くないが、やっぱり好きなものを「好き」と言えるのは気持ちがいいもんだ。

こんな気持ちになれたのも、それはすべて「きぃ~みのせい、きみのせい、君のせい、、、」(『青ブタ』のOPテーマで締め括る。。。)

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