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映画「ザ・ダンサー」伝説のモダンダンサーロイ・フラーの物語

 バレエとダンスが大好きで
そういったダンサー映画を観るのですが、
だいたい重圧がすごく苦しくなってきます。
これもそうでした笑


 やっぱりアートって
そういうものなのでしょうか?
並々ならぬ努力と練習量は
絶対ですよね!?
なんでも一流になるには
普通の思考じゃだめなんでしょうね。


 最近の日本の卓球界が盛り上がっていて、
ニュース特集など見ていると、
当時幼児だった選手が
リビングに置いてある卓球台で
泣きながら練習していたりするのを見まして、
やっぱり違うな〜って思いました。
親もそこまで振り切る
強さが必要なんでしょうね。



 (普通だったら、
幼すぎるからこのへんで終わるか、とか
リビングに卓球台は邪魔だわ、とか
宿題させなきゃ、お風呂入らせなきゃ、
とか思いますよね?)


 一流になる人のかげに
驚愕の親の努力あり!といつも思います。



 この映画のポイントを3つにまとめますと、


① モダンダンサーの元祖


 主人公のロイ・フラーは実際の人物です。
生い立ちは映画と少し違うようですが、
このモダンダンスを生み出したのは
事実です。


 ロイ・フラーは
もうただ者ではない情熱を持っていて、
それがほんとうにカリスマでかっこいいです。
それまでは、踊りといえばバレエしかなかったものを、
ロイ・フラーがあみ出すのです。


 

② 美しさへのこだわり


 ロイ・フラーは、1862年生まれで、
当時のロイ・フラーの実際のダンスの画像が
あるのですが、
本当に神秘的で美しいです。
それを、100年以上も前に
考えだしたのには驚きです。
100年経ってもすばらしいものは
すばらしい
ですよね。
音楽然り、
文学然り。



 光を使った科学的な側面からも
みていたロイ・フラーは
エジソンとも交流があったそうです。
そうです、あの伝記の
トーマス・エジソンです笑




③ イサドラ・ダンカン


 才能ある若い弟子として、
イサドラ・ダンカンが登場しますが、
彼女も実在した人物です。
古代ギリシャの壷やパルテノンの壁画から影響を受けて、
当時にはなかった裸足で踊ることを
初めてしたそうです。
コンテンポラリーダンスは裸足ですが、
その影響なんでしょうかね。


 イサドラもロイも
ダンスへの美しさや表現することに
貪欲でした。
その渇望する様子
執着する様子に
引き込まれます。




 気になった方は是非観てみてください〜。

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