映画「ストックホルム・ケース」ストックホルム症候群の由来でもある実話
1973年のストックホルムで銀行強盗が発生。
要求は、受刑中の囚人グンナーの保釈。
銀行にいたほとんどの人を解放しましたが、
銀行員の女性二人は人質として残しました。
この映画のポイントを3つにまとめますと、
1 コメディロマンス
もっと刺激的で苦しい内容かと思いきや、
柔らかで穏やかでレトロ感がなんだかお洒落な
コメディロマンスでした。
スリラーと出ていたので観ましたが、
ひやひやさせるようなシーンは
ありません。
2 ラース(イーサン・ホーク)
ストックホルム症候群になってしまったのは、
ラースが人間的で完璧でなくて魅力的な人物だったから
なのかもしれません。
完全にとんでもないことをしでかしている
ラースなのですが、
憎めないチャーミングな男性です。
おバカと可愛さってやっぱり紙一重なのでしょうか?
3 ビアンカ(ノオミ・ラパス)
ノオミ・ラパスさんが
人質にされた銀行員のビアンカの役です。
映画「ラム」の演技で
ノオミ・ラパスさんのファンになってしまいまして、
この地味な銀行員の演技も良かったです。
怯えながらも、少しずつ共感し
寄り添っていくのですが、
どこまでそれが続いていくのか見届けたくて
目が離せませんでした。
この事件は実際に起きた
ノルマルム広場強盗事件をもとに
作成されていて、
え?そこが?というところも
事実でした。
現実は小説より奇なり、ですね。
気になった方は是非観てみてくださいね。
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