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映画「L.A.コンフィデンシャル」で1950年代のアメリカを味わう


 1950年のアメリカ、ロサンゼルス。
ビーチ、オレンジ畑、そして仕事も土地も豊富。
豊かで幸せな街だけれど、マフィアたちのトップ争いの抗争が勃発。
その中でたくさんの個性溢れる刑事達が登場します。



 映画自体はとてもクラシカルな雰囲気で
粋な感じです。



この映画のポイントを3つにまとめますと、



1 個性あふれる刑事たち


 刑事のジャック役にまずケヴィン・スペイシーさん。
バド役にラッセル・クロウさん。
エド役にガイ・ピアースさん。
かなり豪華な配役です!

 ジャックはミーハーな悪徳刑事。
バドは癖のある行動が予測出来ない乱暴な刑事。
エドは成績優秀なメガネのエリート堅物刑事。
3人それぞれ個性ある刑事を演じています。
その他にも有名な方が脇役を固めています。
ラッセル・クロウさんは、
これがハリウッドデビュー作品だったようです。



2 犯人探し


 マフィアのボスの不在により抗争が起きたり、
惨殺事件も起きます。
犯人を探し出しますが、捜査が極めて昔風?
問題だらけの行動です。

 

3 娼婦たち


 美しく艷やかな女性たちも登場します。
「白ゆりの館」の娼婦たちです。
顔や動作をハリウッド女優に似せています。
この方達もかなり重要な人物たちです。 




 ストーリーはかなり面白いです。
「ロロ・トマシ」のくだりと、
そりの合わないジャックとエドの二人が
どうして刑事になったかを
語り合うシーンにはうなりたくなりました。

 

 原作は小説で著者はジェイムズ・エルロイさん。
ぜひ書籍も読みたいです。
ジェイムズ・エルロイさんは10歳の時に母親を殺害された
悲しい過去をお持ちのようです。
その後、壮絶な子供時代を経て作家になったようです。



 「ブラック・ダリア」も
ジェイムズ・エルロイさん原作だったんですね。
かなり昔に観た気がしますが、もう一度改めて観たいです。



そして、ドラマ「メンタリスト」主役の
サイモン・ベイカーさんもチョイ役で出てました〜。
かなりお若い感じですが、雰囲気や髪型は
変わらない。
華やかな雰囲気は昔からなんですね。




 気になった方はぜひ観てみてくださいね。

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映画感想文

ストーリー中毒者なのでは?と悩む時があります。 でも、お酒じゃなくてよかった?ギャンブルじゃなくてよかった? 今日はなんの映画を観ようかな?どんな本を読もうかな? 誰かの観よう読もうをサポートできたらうれしいです♪