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2022年の振り返り【年間利益+1.03億円】

こんにちは、くれば(@clevloger)です。明けましておめでとうございます。

今回のnoteは「2022年の振り返り」をテーマに、年間で1億円稼いだ立ち回りや、トレードの気づき、専業になった心境について、書いていきます。

具体的に触った銘柄名も記載しながら振り返っていくので、多少なりとも、皆さんのトレードの参考になれば幸いです。

最初に書いておくと、2022年のトレード利益は+1.03億円でした。

5月にマイナス2,600万円の損失を出すなど、絶望するような場面もあったのですが、最終的には1億円超えの利益を出せました。

2021年に続き、2年連続で1億円稼げるなんて、夢にも思っていなかったです。更に、2022年は長年勤めた会社も辞め、専業トレーダーになりました。

今回初めて僕を知った方向けに説明すると、僕は2020年に3,000万円破産し、そこから2021年に相場復帰し、今に至っています。

破産した時は到底復活できるなんて思っていなかったので、

本当に人生何が起こるかわからんなぁ…

と、心から感じているところです。

以下は生涯損益グラフですが、こうやって振り返ってみると、3,000万円破産(左の山)もだいぶ小さくなりました。

生涯損益グラフ。

【ご参考:過去にも何度かnote書いてるので、読んだことない方はぜひ。】

1.3,000万円破産したときの話
前編:トレードで3,000万円稼いだ僕が破産するまでの軌跡【栄光編】
後編:トレードで3,000万円稼いだ僕が破産するまでの軌跡【破産編】

2.2021年に入り、再起の道筋が見え始めた時の話
トレードで3,000万円を失った僕が再起するまでの軌跡

3. 2021年の振り返り
去年3,000万円破産した僕が、今年1億円稼ぐまでの軌跡

…こう並べてみるとタイトルに軌跡を使いすぎてる。



さて、ここから本題に入っていきます。

ご多分に漏れず、今回も自分語りnoteなので、苦手な方はこのまま閉じてください。

1.年間トレード利益+1.03億円

冒頭に書いた通り、2022年の年間トレード利益は1.03億円でした。

正直なところ、2022年は相場環境的にキツイ部分はあったし、利益1億円を超えられるとは全く思っていなかったです。

BTC価格がひたすら落ち続ける、ステーブルコインが崩壊する、海外取引所が破綻するなど、2021年の「THEバブル」状態とはうってかわって、2022年は相場全体が回収期に入っていたように感じます。

そのような中でも生き残れたのは本当運が良かったですし、どこかで足元救われてもおかしく無かった1年だったと、振り返ってみて思います。

月次損益の推移

月次損益の推移は以下の通りです。

2022年1月 +4,810,986円
2022年2月 +16,623,077円
2022年3月 +3,851,501円
2022年4月 +29,500,005円
2022年5月 -26,596,397円
2022年6月 +40,251,119円
2022年7月 +17,186,890円
2022年8月 +14,832,916円
2022年9月 -1,912,538円
2022年10月 +6,667,818円
2022年11月 +15,351,196円
2022年12月 -17,589,130円
合計 +102,977,442円

グラフにするとこうなります。

2022年の年間損益グラフ

こうして振り返って見ると、上半期の損益の荒れ具合が半端なくて、よく生きていたなぁって感じです。

特に5月は2,600万円も負けていて、あのまま悪い方向に突っ走っていったら、破産リスクも結構あったんじゃないかって思ったりもします。

グラフで見ても、5月部分は針のようになってます。

ただ、そこから6月に+4,200万円で奇跡的に持ち直して、最終的には年間利益1億円を達成できました。

この辺り、どんなトレードをしていたのか、詳細は後ほど書いていきます。

2.2022年の振り返り

さて、ここからは、「2022年、どんなトレードをしてきたのか」を中心に振り返っていきます。

具体的に触った銘柄名も記載しているので、みなさんのトレードの参考になればと思います。

2022年1月-4月 / Bybit上場戦&BTCで稼ぐ

2022/1-2022/4の損益グラフ

2022年1月-4月は、主にBybitの上場戦と、BTCトレードで稼いでいました。

1年を振り返ると、この時期が一番安定していたかもしれません。

2022年は全体的にかなり厳しい相場でしたが、前半はまだ2021年バブルの余韻が残っていて、稼ぎやすい場面は比較的多かったように感じます。

2022年の頭に主にやっていたのは、Bybitの上場戦です。これは、新規通貨が上場した際の激しいボラティリティを利用して、短期売買を行うものです。

2021年はこれでかなり稼いでいましたが、引き続き、2022年も年初の方はこれで稼いでいました。

ただやっぱり、美味しい時期っていうのは続かないもので、だんだんとボラティリティが減少して、稼げる金額もかなり少なくなってしまいました。

4月になると、ほとんど収益源としては消滅していました。

僕は基本的にこういう上場戦とかが得意で、いわゆる「普通のBTCトレード」は、ほとんどやってきませんでした。

ただ、「このままだと収益源がなくなる」という恐怖を感じ、本気でBTCトレードを勉強することにしました。これが2022年2月頃でした。

ここから結構ちゃんと勉強していたのですが、それがわりと上手くいって、4月に入るとBTCトレードでコンスタントに稼げるようになりました

資産の浮き沈みは一応あれど、最初に書いたように、損益グラフで見るとこの2022年1月-4月の時期が一番安定していたような気がします。

損益グラフ再掲。4月はほとんど負けなかったです。

まあこれは「トレード勉強した結果めっちゃ上手くなった」というより、「たまたまこのタイミングでめっちゃ使えるエッジを見つけた」だけだと思っていますが。

2022年5月 / 資産爆荒れ、退職決意(BTC他で-3,000万→LUNAで+2,300万→FCRで-2,300万)

2022/5の損益グラフ

2022年5月は、資産変動がとてつもなく、数千万円単位の資産上下を繰り返していました。

まずBTCで2,000万円なくなり、

そのままマイナス約3,000万円まで損失拡大し、

LUNAで2,200万円取り返し、

GMOのIEOでマイナス2,300万円。

資産変動がジェットコースターすぎて、1年を振り返ってみても、5月が一番キツかったような気がします。

わたしこのまま2度目の破産するんか…?

と、結構本気で思っていました。

前半、BTCトレードで2,000万円焼けた時は、もう2度とこんな失敗しない!!と思ってDiscordに反省を書いたりしました。

悲しきDiscordのスクショ。

まあその後にLUNAで取り返したかと思いきや、GMOで蹴散らされる訳ですが。

GMOのIEOマイナス2,300万円が確定してからは、流石に落ち込んで、ほとんどトレードしなかったです。

ちなみに、2021年も同じく5月に大損して絶望を味わっていたので、個人的にそういうアノマリーがあるのかもしれません。

2021年と2022年の比較

これは2021年5月のツイートです。この頃は資産5,000万円ちょっとだったので、1,000万円級の損失はめちゃめちゃ辛かったです。

そして、とんでもない資産変動を繰り返していた一方で、5月に退職を決めました。

2022年の1月下旬くらいから「会社を辞めるかどうか」について悩み始めつつも、うだうだと言い訳しながら働いていました。

が、いろいろ悩んだ結果、結局「もう続けるのは無理だ」となり、5月のGW明けに退職の意志を伝え、5月末に退職願を提出しました。

提出するときは死ぬほど緊張しました。

(退職を悩んでいる時、退職を決めた時にそれぞれnoteを書いておりますので、退職について悩んでいる方はご参考にどうぞ。)

noteリンク① → 年収1,000万円の超絶ホワイト企業を辞めるか迷っている。
noteリンク② → 年収1,000万円の超絶ホワイト企業を退職することにしました。

2022年6月-7月 / GSTで過去最高利益+4,200万、FCR奇跡の補償対応

2022/6-2022/7の損益グラフ

2022年6月-7月は、GSTで過去最高利益を出し、加えてFCRの補償対応があり、「資産が増えた」という意味では一番良い時期でした。

前述のとおり、5月にマイナス2,600万円をくらったこともあり、6月前半はあんまり相場を触っていませんでした。

大損でかなり落ち込んでいましたし、「トレードお休みしようかなぁ」と本気で思っていました。

が、当時流行ったNFTゲームの「STEPN」で使われている通貨「GST」が、ものすごいボラティリティで値動きしており、いわゆる「自分の得意な相場」であることに気づきました。

そのため、ひたすらウォッチして細かくトレードしていると、「まさにチャンス」といった場面がきました。

そのチャンスを見て、一気に突っ込んだところ、1つのポジションで+3,560万円という過去最高の利益を出すことができました。

資産上下には結構慣れていたこともあり、多少のプラスではあまりなにも思わなくなりつつあるのですが、この時ばかりはめちゃめちゃ興奮しました。

ちなみにこのポジション、もう1日保有していれば、一発で一億円の利益でした。

ただ、とてもじゃないけど持ち続けることなんて出来なかったので、自分の器の限界をこの時に感じました。人生やり直しても持ちっぱなしは無理。

また、5月に絶望していた「FCR」ですが、まさかの補償対応になりました。補償はさすがにない、と思っていたのでめちゃめちゃビックリしました。

5月は絶望そのものでトレード休むことまで考えた一方で、6-7月でとんでもなく跳ねることができて、トレードの自信を取り戻すことができたのを覚えています。

2022年8月-9月 / 退職!!!

2022/8-2022/9の損益グラフ

2022年5月に退職意思を伝え、2022年9月末に退職しました。死ぬほど晴れ晴れしい気持ちになりました。ニート最高。

損益面では、8月に大きく一発当てることができましたが、それ以外にあまり大きな変動はなかったです。

2022年10月-11月 / MASKで-1,500万→SOL&FTTで+1,900万

2022/10-2022/11の損益グラフ

2022年10月-11月は、コツコツ良い感じで稼ぐ→MASKに立ち向かって爆焼けする→SOL&FTTで一気に取り返すって感じの流れでした。

10月はかなり良い感じでコツコツ稼いでいたのですが、下旬に「MASK」という銘柄が跳ね上がっていることに気づきます。

上昇理由はイマイチ覚えていないのですが、「さすがに上がりすぎやろ」と思って、ノリでショートをしたところ、一瞬でポジションが無くなりました。

1発目のショートは大したダメージではなかったのですが、一瞬で焼かれたことに腹が立ち、特に根拠もないままに連続でショートして、見事にすべて焼かれました。

MASKのチャート。約5倍に上昇。こんなのショートで立ち向かってたらそりゃ死ぬよね。

このトレードは今振り返っても本当にゴミで、年間を通して考えても最大のゴミトレード

定期的にこういうトレードやってしまうんですよね。どれだけトレードに慣れてきても、定期的にやってお金減らしてしまって、人間を感じています。

ちなみに、マイナス1,500万円くらいまで到達した時に、「いやいくらなんでもさすがにヤバい」と思って我に返りショートをやめたのですが、その直後にちゃんと落ちてました

相場ってそういうものですよねぇ…。

そしてこの爆損の直後、例のFTX事件が起きます。

この事件によってSOLとFTTがどちらも急落し、とんでもないボラティリティになっていたので、ひたすらスキャルピングをしました。

相変わらずこういう場面は得意で、3日で1,900万円くらい増えました。このおかげもあり、何とかMASKのマイナスから復活できました。

2022年12月 / ひたすら金を減らす

2022/12の損益グラフ

2022年12月は月初から一回も月次利益プラスになることなく、ひたすらお金を減らしていました。

月初にある銘柄を触っていて、含み益600万円あったのですが、ちょっとした事故により一気にマイナス 1,300万円まで反転しました。

それ以降、ひたすらずるずると負け続け、結局マイナストータル1,800万円で終了って感じです。

月初の時点では「さすがに年末大損とか絶対にしたくないので、12月は今まで以上に守備力高くやっていく」とかツイートしていたのですが、見事なフラグ回収になってしまいました。

年間で見ても、ワースト2位のマイナス具合。結構悲しかったです。

とはいえ、なんとか年次利益では1億円を保つことができたので、そこは良かったなぁって感じです。

やっぱり「1億円」っていうラインはなんとなく意識してしまうので。

3.2022年を振り返って思うこと

ここからは「2022年のトレードを振り返って思うこと」を書いていきます。

思ったことはとにかく1つで、

「トレードは簡単な場面で触るに限る」

マジでこれです。

これ自体は前々から思っていたことではあるのですが、今回2022年を振り返りながら損益を計算していて、気づいたことがあります。

それは、2022年の利益の8割はLUNA、GST、SOL、FTTの4銘柄で構成されていることです。

LUNA:+2,300万円
GST:+4,200万円
SOL/FTT:+1,900万円
計:+8,400万円

この8,400万円を稼ぐのに要した日数はトータル10日くらいです。

365日、ポジを持たずとも一応毎日相場を見ていましたが、利益の8割はそのうち10日で構成されている。

って考えると、普段はひたすら我慢して無駄に触ることなく、いかに自分の得意な場面に集中するかが大事ってことを思い知らされました。

「触ることが必要」という判断で、結果的にマイナスをくらうのは、トレードでは当然の必要経費です。

一方、例えば僕でいう11月のMASKのような「得意相場でもないし、触る必要もないけれど、ついつい触ってしまった」ってのは浪費でしかないなと。

「この浪費をいかになくしていくかが、トレードで上手く稼いでいくうえでのカギになる」ということを、言葉では理解していましたが、今回改めて、数字をもって理解させられました。

(※ちなみにこれ書き終わってから気づいたんですが、2021年の振り返りnoteでも同じようなこと書いてましたw まぁそれだけ大事ってことで…)

4.2022年トレードでやってよかった事

ここからは、僕が2022年トレードでやってよかったことを書いていきます。

いや今更かよ、みたいな死ぬほど初歩的な話もありますが、ご容赦ください。やってよかったのは以下の3つです。

1.相場環境が渋くても一応見ておく
2.証拠金を分割して最大損失を限定する
3.トレードを言語化、ルール化する

1.相場環境が渋くても見ておく

「相場が渋い時は見ない方が良い」的な話もありますが、トレードしないにしても、見れるなら見ておいた方が良いなって思いました。

というのも、ちゃんと見ておくことで、違和感に気付けるからです。違和感って何かっていうと、例えば

・この価格帯、昨日より買い板が2倍になってる
・土日だけ価格が下がることが多い
・今日だけヤケにBinanceの成買が多い
※例なので適当です。)

みたいな。

そして、この違和感に気づいた時に、更に深掘っていくと、それがエッジになることがあります。

エッジは「利益が取れる場面」と言い換えても良いと思います。

僕なりの解釈ですが、「難しい相場」と「簡単な相場」の違いは、「エッジの総数」と「そのエッジによって稼げる金額の差」だと思っています。

難しい相場:エッジの総数が少なく、エッジによって稼げる金額も少ない
簡単な相場:エッジの総数が多く、エッジによって稼げる金額も多い

難しい相場でも勝ってる人を見ると、「トレードがめちゃめちゃ上手いから難しい相場でも勝っている」と思いがちですが、

必ずしもそうではなくて、「難しい相場でも通用するエッジを持ってるから勝っている」のだと思います。

言い直すと、難しい相場でも勝ててる人は

  • 単純にトレードがうまいパターン(色んなエッジを持ってて、相場によって使い分けができる)

  • 難しい相場で通用するエッジをたまたま1つでも見つけたパターン

の2パターンがあると思います。

つまり「難しい相場だから勝てない」のではなく、難しい相場でも数は少ないながらエッジは落ちていて、それを見つければ、特にトレードが上手くなくても勝つことができると考えています。

自分も決してトレードが上手いわけではないですが(資産上下を見ればわかるかと思います)、難しい相場でも通用するエッジを持っていたおかげで、2022年も億稼ぐことができたって感じです。

逆に、2021年勝ててたのに、2022年勝てなくなった人は簡単な相場で通用するエッジしか持っていなかった人かと思います。

また、何より、難しい相場の時に見つけたエッジを武器として持っておくと、「簡単な相場」になったときに、同じエッジで100倍稼げることもあります。

ちょっと書いててこんがらがってきたのですが、何が言いたいかというと、

「難しい相場でも通用するエッジさえ見つければ勝てるし、簡単な相場が来たらそのエッジで一気に稼げると思うので、難しい相場の間に武器をためておいた方が良いなと思っている」

(…エッジがゲシュタルト崩壊してきました。)

ということです。

凪相場でひたすら張り付くのは人生溶けるのでやめた方がいいにせよ、1日1回くらいは見るようにした方が良いな~と思いました。

今はここまで細かくやっていませんが、ちょっと前まで、毎日相場みながらDiscordにコメント残してました。

Discordのスクショ

これが確実に今のトレードに活きてるなって思います。

2.証拠金分割、最大損失の限定

これはある程度トレードしてきた人にとっては当たり前な話だし、「今更かよ」っていう声が聞こえてきそうですが、

証拠金を分割して最大損失を限定するようにしてから、明らかにトレードのパフォーマンスが上がりました

というのも、僕が大損するときは、ほぼ全て以下のどちらかです。

・チャンスと感じた場面でロットを突っ込みすぎる
・ちょっとした負けでイライラして適当トレードになる

我ながら「未だにこんなことやっているのか」という感じですが、めっちゃやってしまいます。

これ、どちらも共通しているのは「事前に想定していない行動を取っていること」です。いわゆる、コントロール不能な暴走状態。

この、暴走状態に陥ったときにも損失を限定できるように、証拠金を分割するようにしました。

正直なところ、「暴走しないようにする」ほうがよいです。

が、暴走する時っていうのは、そういう正常な判断をできる状況ではないからこそ、暴走するものです。人間である以上、どうしても感情は出てしまいます。

なので、暴走は定期的に発生する「しょうがないもの」とみなし、証拠金を分けておくことで、暴走した場合にも軽傷で済むようにしたって感じです。

つまり、ガードレールのようなものです。

トレードは、ある程度利益を積む方法がわかってくると、後はひたすらそれを繰り返すだけのゲームになります。

極端な例ですが「コインの裏表を当てれば資産が3倍になるゲーム」に、毎回資産の1%を賭けてやり続けたら、自然と資産は増えていきますよね?

利益を積む方法がわかった状態のトレードはこれをやってるみたいな感じです。確度の高いタイミングでトレードを続けていれば資産は増えていく。

が、トレードの難しいところは、この「コイントスゲーム」が次いつ始まるのか分からないこと。明日かもしれないし、1ヶ月後かもしれない。

って考えると焦ってしまって、1回のチャンスに対して資産の大半を賭けてしまったりするんですよね。

こういう欲による破滅を避けるために、暴走したとしても、許容損失の範囲内に留め、コイントスゲームを続けられるようにした感じです。

これをやってから、明確にパフォーマンスが上がりました。

とか言いながらも、このルールを無視して証拠金突っ込んだりする超暴走場面とかあったのですが(MASKの大損とかまさにそうです)…

2023年はさすがにそういう愚行は無くしていこうと思っています。

3.トレードの言語化

「トレードの言語化」は2022年で最も重要だと感じたことです。

言語化っていうのは、「こういう状況の時にこういう動きがある時は、後からこういう値動きをすることが多い」みたいな感じで、値動きが発生する理由を言葉で説明できるようにすることです。

もっとわかりやすくすると、誰かに「なんでそのポジションを持ったの?」と聞かれた時に、説明できるようにすること

です。

もちろん、ノリで勝ち続けている人もいると思います。

ただ、ノリで勝ってると、勝てなくなった時にどこを直せば良いのかわからないし、ただのドローダウンなのか完全に勝てなくなったのか、自分でも分からなくなっちゃうんじゃないかなと思います。

実際、自分自身、昔はノリでトレードすることも多かったのですが、昔は負けると「もう二度と稼げなくなるかもしれない」という不安に苛まれていました。

一方、今は負けても、「とはいえ続けていれば勝てることはわかっているし、淡々とやっていくだけ」と思えるようになっています。

この心境変化は、自分のトレードが安定する一番の要因になりました。

また、トレードを言語化するときは深掘った方が良くて、例えば「水平線があるからロングした」のであれば、

・なんで水平線があるとロングできるの?
・水平線があってもロングできない場面はある?
・水平線を抜ける場合と抜けない場合の違いは?

みたいに、できるだけ深掘ることをオススメします。深掘れば深掘るほど、自分のトレードの安定に繋がるかと思います。

4.ちなみに、会社は辞めて良かった

今年の前半はひたすら会社やめるか悩んでいたこともあり、退職うだうだツイートもかなり多く、退職関連noteも2回も出しました。

あれほど騒いだので、事の顛末報告というか、今思っていることをここに書いておきます。

結論から言うと、辞めてよかったと心から思っています。

まず、何よりも日々ノンストレスです。自分が日々感じていたストレスの99%は会社に起因するものだったことに、辞めて気づきました。

辞めてからまだ3-4ヶ月しか経っていないですし、ここからまだ見ぬ恐怖や不安が襲ってくるのかもしれませんが、

少なくとも今の段階では、日々超絶満足しています。不安や恐怖も特に無いです。

辞める前は死ぬほど怖かったのですが、今となっては「なんであんなに悩んでいたのだろう・・・」と、心から思っています。

あと、会社やめて、トレードがかなり安定しました。

兼業でトレードやっていた時にずっと思っていたことは「早く人生上がるくらい稼ぎ切って、会社をやめたい」でした。

そのため、「とにかく早く稼がなきゃいけない」とずっと思っていました。

早く稼ぎたいからこそ、無理に相場触ったり、過剰なリスクを取ったりしていました。

が、既に会社をやめてしまったことで、その「いつまでに稼がなきゃいけいない」的な、期限みたいなものが無くなって、一切焦る必要もなくなりました。

その結果、心理的に相当な余裕ができて、トレードがかなり安定したように思います。

5.2023年の目標

2023年については、「いくら稼ぎたい」的な目標は正直ありません。(なんとなく、「今年も1億稼げたらいいな〜」とは思っていますが)

昔から思っていることではありますが、トレードでいくら稼げるかっていうのは、実力がどうこうよりも相場環境の影響が大きいです。

「稼ぎ続けられるかどうかは実力、稼げる額は相場次第」

だと思っています。

ってことを考えると、いくら稼ぎたいみたいな目標ってものすごく無駄というか、狙って取りに行くものでもないような気がしています。

というのも、やっぱり自分がトレードで勝てている時っていうのは「目の前のチャンスをひたすら追っかけていたら、いつの間にか資産が増えてた」みたいな時だと思ったからです。

先ほどの振り返りでも書きましたが、2022年利益のほとんどは4銘柄、しかも10日間のトレードで構成されています。

特に、このトレードをしてる時、「いくら稼ぎたい!!」とか思ってなくて、突如現れた大チャンスをひたすら追っかけていただけなんですよね。

ってことを考えると、「目標いくらー!頑張るー!」って思いながらやるよりは、やっぱりチャンスが来た時に淡々とトレードするだけの方が、トータル絶対に良いなと思った次第です。

あとは、FTX破綻もあって海外取引所にお金置いておくのは怖いなと思ったこともあり、

2023年は相場からお金をほとんど抜いて守りの体制に入ろうと思っています

2021年頭の資産100万円から累計利益2億円超えまで、税金支払以外でほぼ出金することなく証拠金複利運用で突っ走ってきました。

が、このあたりでほとんど日本円で出金して、一旦は何が起きてもクリプトトータル勝ち確の状態にしようと考えています

冒頭にも書きましたが、僕は2020年に3,000万円破産していて、そこから2021年に1億円稼ぎ、2022年も1億円稼ぎました。

冷静に考えて、資産変動が急激すぎると自分でも思います。

これだけ一気に稼いだということは、当然その逆もあると思っていて、一気に吹っ飛ばすみたいなことも、可能性としては当然あるのかなと。

その対策として資金抜くって話でもあるのですが、やっぱいつどこで足元救われるかなんてわからないし、ここまで積み上げてきたものを守っていく方向で注力したいなと思っているところです。

6.おわり

以上で、2022年の振り返りを終わります。

なんだかんだ10,000文字超えの大ボリュームになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

総括、2022年は年次1億も超えて会社も辞めれて心も平穏になって、大変に良い1年でした。2023年も生き残りたい!

PS. 2023年もなんとかやっていけそうです。

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あと、定期的にnote書いているので、よければこちらもぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

1.3,000万円破産したときの話
前編:トレードで3,000万円稼いだ僕が破産するまでの軌跡【栄光編】
後編:トレードで3,000万円稼いだ僕が破産するまでの軌跡【破産編】

2.2021年に入り、再起の道筋が見え始めたときの話
トレードで3,000万円を失った僕が再起するまでの軌跡

3. 2021年の振り返り
去年3,000万円破産した僕が、今年1億円稼ぐまでの軌跡

4. 会社辞める時の話
年収1,000万円の超絶ホワイト企業を辞めるか迷っている。
年収1,000万円の超絶ホワイト企業を退職することにしました。

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