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精神的な病気かなと感じた時に読んでいただきたい記事

精神保健福祉士としての知識を共有してみます。

このnoteではマネー、ライフスタイル、マインドについて情報発信をしてきていますが、私の仕事で得た知識も参考にしていただけそうなので、新しく作っていこうと思います。

この話題領域としては「精神疾患関連」についてです。

精神疾患は2歳3歳から50代60代の人まで誰もが関係する領域だと思うので、私の知識を整理するためにも書き残していきたいと思います。

※この記事は過去の記事をリライトしていますので、情報が古い可能性がありますが、考え方自体は変わらないので、リアルタイムに活かすことができると思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいきましょう。

自己紹介はこちら↓



精神的な病気や精神疾患とは?

国際的な機関が、ある一定の基準を定めて「精神障害者」に該当するね。という基準を作っていますが、ここではそこまで硬く触れないでいこうと思います。

私の身近な人もメンタルクリニックに半年通ったという過去がある人がいます。

今は・・というか、今ままで普通に生活しているし、控えめに言って私より頼もしい存在です。

精神疾患とは生活に支障をきたしてしまうほど症状が重いという状態のことだと考えています。

医療の場では精神疾患というより「病気」「障害」なんていう呼び方が一般的です。

どんな種類があるのか?どんな症状があるのか?どう生活しているのか?にも追って触れていきたいと思います。


街で見かける変わった人って精神的に・・?

一度は見かけたことがあると思いますが、「ん?」と違和感がある方の中には精神障害を抱えている方もいます。昔は施設や病院に強制的に入院、軟禁状態にさせていたという過去もありますが、それは半世紀も前の話です。今は普通に地域で暮らしています。私たち同様地域の同じ住民です。この方々には福祉的なサポートがあったり、通院するなどして地域で暮らしています。ただ、「ん?」と感じる行動をしてしまう人の中には「空間認識能力」が低かったり、自分の世界の中で生きているために周囲に気を配ることが遅れてしまう人もいます。このような時に交通事故などの危険性もあるので、「ん?」と感じた時には少しだけ気を配ってみると危険を防ぐことができるかもしれません。


精神的な病気ってどんな病気があるの?

代表的病気は「統合失調症」です。

そして「うつ病」。
幼少期から現れる代表的なものは発達障害です。
細かくみていけばもっとありますが、最初はここを押さえていきたいと思います。

統合失調症とは?

まず精神疾患には急性期(発症当初)と慢性期(治療が進んだ時期)があり、統合失調症の急性期の場合、幻聴など聞こえてきたり、他人が怖くなったあり、異常に興奮状態が続いたり、不眠、自己規範の欠如、妄想などの症状が現れます。
一個一個の症状をみるとうつ病?不眠症?ただのイライラ?など違う病気のようにも思えますが、いろんな症状が出てくるのが統合失調症の特徴です。

うつ病とは?

こちらは認知度も進んでいると思いますが、うつっぽい状態が続いて仕事に行けなくなったり、学校に行けなくなったりします。

症状が改善せず、進んでしまうと「希死念慮」という「死んでしまいたい」感情に囚われます。最悪自殺をしてしまうというケースに発展します。うつ病とかなり関係が深いのが「躁病」です。

「躁鬱病」というもの聞いたことがあるかもしれません。医学的には「双極性感情障害」と言ったりします。

躁状態では3日寝ずにいたり、裸になって外に飛び出してしまったりと身体的にかなり負荷のかかる行動をとる傾向があるようです。

この「鬱」と「躁」は1セットになっていることもあるのでうつ病で苦しい思いをしたことがある人の中には奇異な行動をしてしまった経験がある方もおられます。

発達障害とは?

私が大学に通っていた17年前はあまり聞きなれない障害の一つでしたが、認知が進んで聞いたことのある方もいらっしゃると思います。

P D Dと言ったり、広汎性発達障害と言ったりします。
この障害は生まれながらにして障害を負っているというケースが多く、小学校や中学校などの集団生活の中で馴染めず、大変な思いをした結果、診察を受けてみたら発達障害だった。と判明するケースが多いようです。

特徴は状況の変化に弱かったり、コミュニケーションに偏りがあったり、こだわりが強かったりします。

自分お考えに偏りがあるためストレスを抱えており他者からいきなり予定の変更などを伝えられると、切り替えが苦手なのと言語化して対応することが苦手なため衝動的に暴れてしまったり、怒鳴るという行為に至ってしまいます。

障害を持っている方に共通するのは福祉的視点で関わってあげる必要があるのと、(生活面の)環境的配慮をしていくという必要があります。


あなたの近くの変わり者は精神的な病気?

あなたの近くにも変わった性格の持ち主はいらっしゃいますか?精神障害はグラデーションのように「っぽい」とか「同じような感じがある」というように「障害」とは言い切れないが要素が少しあるということがあります。

「っぽさ」が生活や仕事に支障が出るようだと治療が必要になりますが、結構近いものを持っている人は多いと思います。

私の職場にももちろんいます。「〇〇っぽい方とどう付き合っていくか」なども触れていこうと考えています。


私も精神障害者?

私も異常かな?と考え直すことが多々あります。

何かに熱中しすぎて周りが見えなくなってしまったり、コミュニケーションに疲れて無気力でぼーっとしてしまうなんてことがあります。
ですが、こんな状況から回復できる方法を私たちは身につけています。
ストレス発散に散歩したりスポーツしたり、買い物に行ったりしますよね。障害者の方はここが不器用だったりします。このストレスを溜めない方法を身につけてもらう支援などもしています。


まとめ

精神障害者は特別な存在ではないということを感じてもらえたと思います。

同じ町内に住んでいる人もいれば職場の人は「うつっぽかった」なんていうケースもあります。

もちろん、いつか自分に起こり得ることだってあります。精神疾患の一つに認知症があります。誰だってなる可能性があります。

このようなメンタルヘルスの部分にも目を向けていただき「周囲にいたらどうする?」「自分がなったらどうする?」「もし子供がそうだったらそうする?」というのを考えてみると適切な対応ができると思いますし、適切な対応方法にも触れていこうと思います。

精神疾患を抱えない為のメンタルの保ち方も発信したいと考えていますので、よろしければまたご覧いただくと幸いです。

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