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マイホームを買う時に検討すべきことを解説します。注文住宅?建売住宅?

はじめに

この記事を読むことで『マイホームを買う基準』が分かります。

一つ具体的にいうと、住宅ローン金額から逆算してお金のプランニングができるようになります。

人生で一番大きな買い物になりますのでよく考えて今の知識をフル動員してお金の使い方をよく考えていくと良いかと思います。

※この記事は過去の記事をリライトしていますので、情報が古い可能性がありますが、考え方自体は変わらないので、リアルタイムに活かすことができると思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいきましょう。

自己紹介はこちら↓


マイホームを買う時に検討すべきことを解説します。

私はというと、建売住宅をローンを組んで購入しています

当時の選択としては良いチョイスをしたと思いますが、今思い返すともっと賢く購入ができたなぁと思ってしまいます。

後悔とまではいきませんが、購入を迷っている人には是非リテラシー(知識)を身に付けていただきたく思います。


大きな買い物だから賢く家を建てましょう。

さて、賢く家を建てるにあたって個人的な前提条件というか、住宅購入にあたって私の思うことが3つあります。

  1. 住宅はこだわりすぎない

  2. 住宅は育てていくもの

  3. お金はかけすぎない

この3つです。

1、住宅はこだわりすぎない

住宅はこだわるとどんどんお金が必要になるのである程度のところで妥協することが必要です。

立地や内装、設備にこだわると、あれよあれよという間に金額が上がります。

2、住宅は育てていくもの

家は住んだ次の日から「あーココ、こうすれば良かったぁ!」と絶対感じるはずです。

どんなに綿密に計画しても後悔が残る場面はきっとあります。

ですので、初めから「住宅は住みながら育てるもの」と考えて建てるのがベストだと思います。

3、お金はかけすぎない

むちゃくちゃお金持ちでこれからも稼ぎは右肩上がりです!

ということならあなたの信用力MAXまでローンを組んだら良いと思います。

しかし、住宅にそこまでかける必要がないと私は考えています。

お金をかけるのは他にもっとあるし住宅は『負債』なので、お金をかける

対象ではないと私は考えています。

100万円分コストをカットしてその分、株式投資に回すべきだと思います。

株式投資はお金を生むニワトリですが、住宅は負債であり資産を生むものではありません。

とはいえ暗いことばかりではありません。

ガーデニングができたり洗車ができたり、大好きなペットを飼うことができたり、スノーボードセットを保管できるなど好きな「好きなこと」を自由にすることができます。

だから、この「こと」のために住宅を買うことをオススメしたいです。


どんな選択肢があるでしょうか?

(持ち家か賃貸という選択)

持ち家の中には戸建てやマンションがあって、ご自身のライフスタイルに合わせて購入されると良いと思います。

賃貸か持ち家かを選ぶ際に賃貸は生きている限り永久に家賃を払い続けなければいけません。

持ち家ならローンを払い終われば月額0円で住むことができます。

ただ、固定資産税がかかりますので年間6〜7万円くらいはみておく必要があります。(地域によって変動します)

家の資産価値はなくなる

住宅の価値ということについてですが、土地というのは値上がりする可能性があります。

その土地に道路ができることになったり、人通りが多くなったりすれば、価値が上がります。

ただ、建物はそうはいきません。

住んだ日から資産価値は減っていきます。

いくらこだわった家でも同じです。

だから、持ち家の住宅を持たないという人々がいるのです。


それでも家を買う理由は?

それでも「買いたい」という理由があります。

賃貸ではできない自由な「こと」があります。

お気に入りの家具を揃えて、好きな地域で理想の家に住む。

そして、ペットと一緒に住んだり、庭でバーベキューをしたりと思い出は無限に作ることができます。

この「自由」を求めて家を買うことが多いのではないでしょうか?


各種控除や助成金について学ぼう

では家を買った後、金銭的なメリットやデメリットがあるかみてみましょう。

まずはメリットです。

<住宅ローン控除について>

これは住み始めてから10年間、ローン残債の1%が所得税から控除されるという制度です。

残債が2,000万円あれば年末調整でMAX20万円の税金還付が受けられます。

とはいえ、私に関して言えば7万円ほどしか戻ってきません

理由は「そんなに多くの税金を納めていないから」です

年収400万、500万円くらいのサラリーマンであれば、このローン控除の還付でMAXの額を享受できる人はいないと思います。

ですので、7万円くらいが戻ってくると覚えておけば問題ないかと思います。

<すまい給付金>

すまい給付金は私の場合20万円の受け取りだけでした。条件によっては50万円もらえる方もいます。

詳しくは以下のリンクで記載されていました。

すまい給付金へリンク

次にデメリットです。

<固定資産税について>

前述しましたように固定資産税が毎年かかります。

それから、メンテナンス代がかかります。

賃貸であれば何年かおきに引っ越せばその度に整備された内装の部屋になっています。

しかし、持ち家の場合は自分で保守整備をする必要があります。


お金を生む装置をつけることができる。

例えば太陽光発電設備です。

今はだいぶ売電価格が減ってしまいましたがその分設備費用も落ちてきましたので、まだメリットを享受できる設備だと私は思っています。

今でも年間10万円くらいのお金を生むことは可能かと思います。

あとは規模によりけりです。

それとオール電化です。

オール電化の賃貸はなかなかありませんが、持ち家なら設備として導入が可能です。

難しいことはなく、業者に給湯器とコンロを付け替えてもらい配電盤などの工事をしてもらえば完了します。

注文住宅なら最初からそのように設備を決めてしまえばいいでしょう。


購入する費用の考え方

費用の考え方は住宅購入で一番重要になります。

ベストなのは土地と建物を安くローン金利を低く、設備を少なくするのがマストの条件です。

で、頭金の有無について聞かれることがありますが、私はフルローンで借りることができればフルローンでも良いと思います。

ただし、

頭金を貯められるような考え方は持っておかないといけないと考えています。

どうゆうことか?

頭金の300万円は貯めるけど購入時には使わない。ということです。

なぜか?

住宅ローンは0.5%〜0.8%ほどの金利で借りれてすごく低金利なので、頭金の分までローンを組んで、頭金は別のものに使うという考えです。

で、

金利が上がって支払いが増えたらどうするの?

という疑問もあると思いますが私の別の記事を読んでいただければと思います。

この章での結論は『頭金は温存させて、できるだけ低い金利で借りる』

ということです。

ランニングコストは?

ランニングコストは前述しましたが

  • 固定資産税が年間7万円くらい

  • 火災保険10年間一括払いで15〜70万円くらい。

  • 10年おきに住宅設備が壊れる場合が多い。

  • 保守メンテナンス代(15年で外壁の再塗装)(20年で屋根の補修)など

という感じでしょうか?

壁にあなが開いたり、ガラス戸が壊れたり、フローリングが傷付いたりすることはありますが、火災保険でカバーできてしまうので、そんなに心配はいりません。


迷ってもベストなものはできない

さあ、ここまで読んでみても迷いますよね。

こだわった注文住宅にするんだ!

という人は購入に迷いがないと思います。

「お金が・・・」という方は建売住宅を検討してみてください。

十数件が同じエリアにあるのに全体の購入費が注文住宅より安い場合が多いと思います。

なぜかというと、材料などの注文ロットの関係です。

1件建てるのと100件建てるのでは削減できるコストが変わるので、基本的には建売住宅の方が安く買うことができます。


家は重要だけどそれ以上に重要なことがある

徐々に話をまとめていきます。

このnoteは生きるための支出を賢く減らしつつ、目指したいライフスタイルになれるように、情報を発信しています。

私が父から教えられたのは「家は背負って歩けないからそれなりで」という言葉です。

要は「お金はもっと別なところに回せ」ということだろうと思います。

子供の教育費に使ったり、事故を回避してくれる車に使ったり、旅行や老後の落ち着いた生活のために使ったりした方が生活が豊かになると思います。

私が目指しているのは「セミリタイア」です。

若くして引退して2回目の人生で遊ぼうと思っています。

みなさんは何にお金をかけますか?


まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

家を建てる際にはいろんな業者があなたにお金を出させたい為に色んな提案をしてきます。

私たちが情報弱者では全部言いなりになってしまいます。

そうならない為にもっとお金のことや住宅のことを調べて、賢くなっていきましょう。

私は家を買う時にもっと調べておけば良かったと思うことがありました。

それは「資金」についてです。

この記事を読んでいただいた方は賢い資金の使い方の一つとして頭に置いておいていただくとありがたいです。

ではでは。

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