見出し画像

ひといろプロジェクトさんのワークショップに、クラシコの残布を活用していただきました

クラシコは創業以来、白衣やスクラブなどのメディカルアパレルに、着心地とデザイン性をもたせた、使う人の感性を豊かにするものづくりを続けてきました。

ですが、クラシコのメンバーが以前から気になっていたのが「残布」です。

残布とは、アパレル製品を作る過程において、どうしても出てしまう半端な生地の残りのことで、 通常は流通にのらず廃棄されてしまいます。

クラシコでは、メディカルウェアに求められる機能性・耐久性と、クラシコの求める着心地・デザイン性に応えられる生地を厳選して使用しています。

時には、糸のメーカーと共同で開発から行うことも。
そのため、生地の一つひとつに思い入れがあります。

そんな生地を、残布としてただ捨てるだけではもったいない、何かの形で活用できないか?という想いから、

“残布削減プロジェクト”

を始めました。


2022年、クラシコの15回目のお誕生日にプレゼントを制作

初めての試みとして、2022年12月、クラシコの15回目のお誕生日(創業日)に、数量限定で残布をリユースしオリジナル巾着を作ってお客さまにプレゼントしたところ、たくさんの方に喜んでいただけました。

6種類の柄・カラーをご用意しました
※現在は配布を終了しています

▼当時のニュース記事はこちら
https://www.clasic.jp/blog/classico_221224

その後も店舗オープン時のお客さまへのノベルティプレゼントなどで活用した残布ですが、少し輪を広げ、社外で活動している様々な団体やプロジェクトと何か一緒にできないかな?という想いから、
今回、2024年2月に大阪母子医療センターで開催されたひといろプロジェクトさん主催のワークショップに、この残布約8.5mを活用していただきました。


ひといろプロジェクトとは?​​

2017年に設立。
医療・福祉分野において、色やアートのちからでケアに繋げる活動を行っている。
独自メソッドを構築した色彩活用「リハビリカラー®️」を用いた患者へのアピアランスケアや創作のセッション、ホスピタルアートの企画制作や病棟でのワークショップと展示、市中のギャラリーでの企画展などを実施。
患者や医療従事者の意欲を高め、絆やコミュニケーションも生まれるこれらの活動を通して、医療・福祉の現場を活気づけ、色やアートによる新たなケアの可能性を発信し続けている。

ワークショップ当日の様子

今回のワークショップは、定期的な青少年に向けた院内の創作の会。
こちらで、クラシコの生地でくるみボタンを作るイベントを大阪母子医療センターにて開催していただきました。
こちらの医療センターに入院している患者さんたちが参加して、絵の具で色付けしたり絵を描いたり、個性豊かな想い思いの作品が生まれました。

白衣やスクラブの生地を複数種類ご提供
白衣の生地をキャンバスに絵を描いたり模様を描いたり…

参加者の声:「先生がたと一緒」の特別感

ひといろプロジェクト・川西 真寿実さまからのコメント

「この度クラシコさまからお声掛け頂きまして、ご提供いただいた布地でのワークショップが実現致しました。
患者さんにとって「先生がたと一緒」の白衣・スクラブの布地は特別感もあり、また、院内での活動に対しても、品質的にも安心して使用させて頂けるありがたい素材でした。ありがとうございました。」

完成したボタンは、点滴につけたり家族にプレゼントしたりと、それぞれが大切に活用してくれているとのことです。

また、普段は顔を合わせることができない患者さん同士のコミュニケーションの場としても活用できたというお話もいただきました。

今回のひといろプロジェクトさんとのコラボレーションは、私たちの想像を超える、すてきな取り組みになったと感じています。
また、関わったメンバーの全員が「クラシコができること」をより深く、広く考えるきっかけにもなりました。

私たちができることはまだまだたくさんあるはず。
残布削減プロジェクトだけでなく、新しい取り組みにもチャレンジし、発信していきます。


今後も定期的に更新していきますので、ぜひこちらのアカウントをフォローお願いします。
この記事へのスキもお待ちしています!

またクラシコでは一緒に働く、新しい仲間を募集しています。
少しでも興味を持ってくださった方は、下記よりエントリーくださると嬉しいです!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?