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結果さえ出せば働き方は自由!クラシコ初のリモートワーカーの1日を追います

リモートワークでの働き方に関する記事をつくるなら、D2C事業部の江村をインタビューするといいんじゃないかな。彼は入社以来、週2回のリモートワークを続けてきているから。

記事の企画を相談すると、代表の大和(おおわ)から回答がありました。

改めまして、クラシコです。私たちはメディカルアパレルの業界で、医療従事者が着るおしゃれな白衣やナースウェア、聴診器を販売しています。

「成果を出せるならば、働き方の手段にはこだわらない」。

自由で主体性を尊重するのがクラシコの働き方です。

子どもが生まれたことをキッカケに、保育園の送り迎えや食事の用意までもこなす江村(えむら)。

リモートワークの1日をご紹介するとともに、在宅ワークで気をつけるべきポイントなども伺いました。

なぜリモートワークを始めたのか

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江村(えむら)/ D2C事業部 執行役員 / マーケティング担当。クラシコのECサイト運用ほか、プロモーション、広報、全社ブランディング等を統括する。

──さっそくですが、リモートワークという働き方を取り入れた理由についてお聞きしてもよろしいでしょうか。

理由は2つですね。「家が遠いこと」「子ども成長に興味がある」。子どもは短期間のうちに歩いたり、喋ったりしますから。その時にしか体験できない思い出を大切にしたいなと。これらがリモートワークを検討したキッカケです。

平日の半分くらいは、子どもを保育園に送り迎えしています。木曜と金曜だけは在宅でリモートワークを取り入れ、より多く家族との時間を取るようにしています。

──リモートワークをすることに対し、家族や会社の反応はどうでしたか?

妻はわりとOKの雰囲気でした。以前は渋谷に通勤していて、現在はフリーランスをしているのですが、特定の曜日だけリモートワークなので本人もスケジュールの調整がしやすいようで。

社長からも「業務上支障がなければOKだよ」と返事をいただきました。まだ会社の制度としてリモートワークが推奨されていたわけではないので、私がクラシコ初のリモートワーカーになりました。

江村さんのリモートワークの1日

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──家が遠いということでしたが、お住まいはどちらですか?

千葉県です。本社のある表参道までは通勤時間に2時間弱かかります。

つまり、9:30か10:00に出勤して仕事を始めるのであれば、8:00には家を出ないと間に合いません。また保育園のお迎えが18:00なので、その2時間前には会社を出る計算です。

すると会社には6時間しか滞在できないので、足りない分の勤務時間は自宅に戻ってからするようにしています。

──かなりお忙しくなりますね…。反対に、木曜と金曜のリモートワーク勤務の日ですと、どんな1日の流れですか?

ゆとりを持って、仕事と子育てを両立できます。タイムスケジュールにするとこんな感じになります。

<リモートワークの1日の流れ>
6:00 :起床
7:00 :朝食準備
7:30 :保育園に子どもを送り届ける
8:00 :勤務開始(途中1時間休憩)
17:00:勤務終了
18:00:保育園にお迎え
19:00:夕食準備、お風呂など
21:00:子どもの寝かしつけ
25:00:就寝

──朝ごはんや夕食の準備までしているのは驚きです…。

そうなんです。学生時代には飲食店でアルバイト経験があったので、料理をすることが好きなのもあります。

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──ちなみにですが、保育園は “給食” ですか?

基本的にはそうです。たまにお弁当の日もあるのですが、残念ながらそれに関しては妻からストップがかかって作らせてもらえないんです。

娘だからでしょうかね…(苦笑)。

──な、なるほど…。ところで、ご自身のプライベートな時間はあまり持たれないんですか?

そんなこともないですよ。たとえば、夕食の準備を妻に任せられるときは、私は外へランニングに行ったりします。

リモートワークに切り替えると運動不足がけっこう課題なんです。

スマホの万歩計で計測すると、通勤の日には8,000~10,000歩ですが、在宅ですと2,000歩にまで下がります。ランニング距離にして5km ほどなので、その分を補う必要があるわけです。

リモートワークをする上での注意点

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──リモートワークの大変なところ、注意すべき点などはありますか?

私個人としては、休まず長時間労働になりやすいところを注意しています。

オフィスへ行けば、電話が鳴ったり、昼食に出たり、手を止めるタイミングがあります。これがリモートワークになると、適度に気を抜く必要がなく、働き続けてしまうんです。

──江村さんは自己管理、時間管理には何を意識されていますか?

同じリズムで極力やることですね。業務のスタート時間を自己都合で勝手に変えないようにしています。

通勤で電車を使っている人も、たいていはどの時間の電車に乗るかを決めていると思うんです。毎日時刻表みてたら大変ですよね。

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なので、PC作業はリビングのダイニングテーブル、会議のときは別の部屋を用意して、服装も会社へ行くときと同じものにする。

音楽も聴きませんし、気分によってカフェに行くことも基本はありません。

──徹底ぶりがすごい…。ところで、コミュニケーション面で意識されていることもあれば教えていただきたいです。

クラシコではSlackを使っていますが、情報をオープンにすることには気をつかっています。誰かが知っていて、誰かが知らないという状態は避けたいと思っています。

まったく関係のないやりとりまで情報を拾うのは大変なのでバランスは大事です。そのなかで、ちょっとでもわからないことがあればこまめにチャットを送るようにしたり、チャンネルの作り方やメンションの飛ばし方などにも工夫しています。

リモートワークを検討している人へ

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──クラシコでのリモートワークを検討したい求職者の方へメッセージなどはありますか?

今はコロナという状況もあり仕方のない部分も多いですし、リモートでしか働けない事情がある方は別ですが、基本的に「リモートワークしたいからクラシコに入社する」っていう考え方はおすすめしません。

働き方の手段を選べる人が先に手段から選ぶと、本来の目的からズレてしまう可能性がありますから。どんな目的があってクラシコへ入りたいのか。まずはそれがあってからの手段選びです。

それと、私たちはモノづくりの企業なので、商品やお客さまと会うことにもすごく価値があります。

オフィスがある表参道では、最近のトレンドやクリエイティブなど、情報が色々と得られます。電車の中吊り広告で話題を知り、周囲の人たちの服装も色々なヒントにつながります。

出社しなければ得られない価値もあることを認識しつつ、自分にとって最適な働き方を考えるとよいのではと思いますね。

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