クラシコの品質を支える生産管理・貿易事務。計算されたスケジュールが業務のポイント
本日の新入社員インタビューは、生産管理・貿易事務の大内さんです。
2020年11月1日に入社し半年ほどが経ちます。アパレルブランドの販売員として磨いてきた経験や、学生時代に培った語学力を活かす場としてクラシコを選んだといいます。
「初めての生産管理職ですが、自分に合っていてやりがいを感じます」
生産管理と貿易事務の両方をこなす業務内容とはどういうものか。新入社員の視点から、クラシコでの働き方について語ってもらいました。
子育てと両立ができるオフィスワーク探し
──以前はどのようなお仕事をしていましたか?
海外のアパレルブランドで5年ほど、販売員の仕事や顧客管理、販売促進の業務を担当していました。その後、夫が仕事の関係でフィリピンへ赴任することになり、私も現地で2年暮らし、うち1年間は現地で日系のコンサルティング会社にてコンサルタントをしていました。
妊娠をキッカケに帰国し、2020年4月に以前の職場へ復帰する予定でした。ところがコロナの影響で話が保留になってしまったんです。改めてキャリア設計を描き直す機会になりました。
きっと今後は子育てもしながら働くことになる。販売員の仕事には限界があると考え、オフィスワークができる求人を探すことにしたんです。
──クラシコはどのようにして知りましたか?
Wantedlyで「海外 事務」のキーワードで検索し、たまたま見つけました。メディカルウェアとファッションの組み合わせに興味を惹かれ、面接を受けてみようと思ったんです。
コロナ禍なのでアパレル業界への転職はむずかしいと感じていたので、もう一度、服にかかわれる嬉しさがありました。調べるうちにクラシコの掲げるバリューに共感したことも大きかったです。
──特に魅力を感じたバリューはありますか?
「顧客の視点で想像しよう」「意見が違う、を大切にしよう」の2つです。
販売員のお仕事を通して顧客視点の大切さを知っていたので、この会社とは同じ方向をみて働けるのではと思いました。
また、学生時代にスウェーデンへ海外留学した経験から、自分にない考え方や文化を積極的に取り入れる姿勢を大切にしたいと思っていました。「意見が違う、を大切にしよう」のバリューをみたとき、クラシコの組織文化は私に合いそうだと感じたんです。
品質担保×コスト削減が私のミッション
──現在のお仕事内容を教えてください。
業務内容は、生産管理と貿易事務が中心です。ミッションは「品質を担保」しながら、目標の原価率に向かって「コスト削減」をすること。ベトナムや中国の工場を担当しています。
この業務は「スケジューリング」がとても重要なんです。海外で生産をする製品の資材(生地やボタンなど)は日本から送るため、船で送るか飛行機で送るかでコストが大きく変動します。安さなら船便ですが、納期があるため必ずしもそうはいきません。
私たちの分析では「輸出入の回数」も、重要な要因であることがわかっています。工場に短納期のムリなお願いをしてしまうと、資材の用意が間に合わず、本来は一度に製品を送る予定が、二回に分けざるを得ない状況が起きてしまいます。
結果としてお客さまにご迷惑をかけてしまうだけでなく、輸送費が倍になることで「コスト削減」の目標値にも届かなくなってしまいます。
大変ですが、逆算してスケジュールを立てる業務は性格に合っているようで、やりがいをもって仕事ができています。
──社内では誰と仕事をすることが多いですか?
販売数をもとに生産数を決めるMDとは、資材の調整をどうするか話し合う必要があるのでやりとりも頻繁です。請求業務もあるので、そちらは経理との連携になります。
新作の資材を手配する場合は、デザイナーに確認しますね。工場側から縫製の仕方について質問があれば、パタンナーにつなぎますし、サンプルができあがればこちらもパタンナーに検品依頼をします。
「品質担保」と「コスト削減」の条件を満たしつつ、納期に間に合わせるためには、社内外の調整力が大切だと日々実感しています。
働きやすさの秘訣はコミュニケーション
──忙しい印象もありますが、クラシコの働き方環境はどうですか?
場所や時間に捉われることなく働けることは面接の時点で聞いてはいました。しかし実際に入社してみると、予想以上にフレキシブルな働き方ができています。
Slackでコミュニケーションを密に取れているので、業務に支障が出ることもありません。
社員の平均年齢も30-40代なので、ベンチャー企業であっても落ち着いた雰囲気です。女性社員、男性社員に限らず、子育てに熱心な方が多いのも私には嬉しい環境でした。
以前の職場は私が初めての「ママ社員」だったので不安がありました。そのときの状況と比べると安心感がちがいます。
──今後、クラシコではどのような働き方がしたいですか?
海外工場との関係性を強化したいと思っています。コロナ禍ということもあり、まだ出張ができていないんです。現地担当者と顔を合わせたコミュニケーションができれば、いまよりも円滑なコミュニケーションができると思っています。
スケジュール調整は、相手があってのお仕事。社内外との信頼関係は今後も大切にしていきたいです。まだ仕事では英語もそこまで使ってないので、語学力が必要とされる仕事にも挑戦していきたいですね。
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