クラーク広報室(クラーク記念国際高等学校)

「学びのタネを探す」をテーマに、クラーク記念国際高等学校の広報室が発信する教育コラムで…

クラーク広報室(クラーク記念国際高等学校)

「学びのタネを探す」をテーマに、クラーク記念国際高等学校の広報室が発信する教育コラムです。キャンパスや授業を訪ね、先生や生徒のインタビューを通して、新しい教育のあり方や教育の可能性について考えます。

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  • 先生の部屋

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記事一覧

全国のキャンパスをつないだオンライン部活動が始動!広域通信制高校ならではの取り組み。オンラインから体験へ

 全国各地にキャンパスを設置する広域通信制高校ならではの取り組みが、クラーク記念国際高等学校で始まった。キャンパスの垣根を越えて繋がる「オンライン部活動」だ。 …

高校生が企業に事業提携の提案! 企業担当者に白熱のプレゼン

高校生向けのアプリを企画し、コクヨに事業提携を提案せよーー。そんな“ミッション”に、32人のクラーク国際生が挑んだ。ターゲットは? 市場規模は? 競合アプリとの差…

通信制高校に転校し、立命館大学に合格するまでに、高校で学んだこと

 自分が本当に受けたい教育とは? そんな問いを携え、クラーク記念国際高等学校の門をくぐった一人の女子生徒がいる。彼女を大きく変えた「スマートスタディコース」での…

転校体験談と、生徒を支える教員たちの熱き思い。一歩踏み出せば、新しい可能性が見えてくる

高校生にとって、転校・編入はリスタートのチャンス。転校を決意した生徒と、その生徒を支える教員の思いを聞いた。 ◆転校(転入)…高校に在学している生徒が、引き続き…

SDGsを学んだ高校生が、サステイナブルな輸入に挑戦! バリ島のコーヒー豆が教えてくれたこと

課題解決型の授業などを通して、生徒に多くの実践の機会を与えるクラーク記念国際高等学校。2021年の夏、生徒たちだけでインドネシアからコーヒー豆を輸入した。そこにはど…

通信制高校×専修学校で学ぶダブルスクールの形 これまでの常識にとらわれない、多様な学び方に注目!

コロナ禍が一変させたものの一つが学校教育です。世界中でオンライン授業が導入され、教育は学校の教室で受けるものという前提が崩れました。改めて教育の多様性について考…

高校転校したい人に伝えたい「前向き転編入のススメ」 転入生体験談と担当教員の面談エピソード

「転校生」と聞くと思い浮かべる特別なイメージはここでは無縁。転入生の面談を担当する教員と、充実した高校生活を送る“元転入生”に話を聞いた。 本人にとっては一大事…

「日本百名山リレー登山プロジェクト」経過報告vol.2 夏休みのクラーク登山隊の記録

クラーク記念国際高等学校が、創立30周年を迎える記念行事の一つとして始まった「日本百名山リレー登山プロジェクト」の挑戦が続いています!今回は、夏休みに実施された登…

ゲーマーはハッカーに向いている?「エシカルハッカー発掘・育成プロジェクト」

「エシカルハッカー」ってどんな人?どんなことをするの? CLARK NEXT Tokyo「ゲーム/アプリ」コースの生徒たちが興味津々に受けた授業の様子をレポートします。 ゲーム…

自分の中にある答えを探す「コーチング」とは?

2021年にクラーク記念国際高等学校が新たに開講した「スマートスタディコース」のパンフレットやウェブサイトには、「コーチング」という言葉がたびたび登場します。コーチ…

クラーク国際から2チームが全国大会の切符を勝ち取る。〝eスポーツの甲子園〟でめざせ日本一

5人1組のチームプレーで戦うゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」を授業に取り入れているクラークのeスポーツコース。毎年、高校生トップレベルの大会で好成績を残してい…

学校でゲーム? クラーク国際がeスポーツを教育に取り入れる理由

クラーク記念国際高等学校では2018年から教育にeスポーツを取り入れている。eスポーツをどのように授業に取り入れ、生徒たちにどんな成長をもたらしているのか? 同コース…

日本百名山を高校生がリレー形式で登り、百座達成を目指すプロジェクトがスタートしました。

クラーク記念国際高等学校が創立30周年を迎える記念行事の一つとして始まった「日本百名山リレー登山プロジェクト」が、ついに始まりました! ↓クラーク登山隊についての…

社会を変えるために自分に何ができるか?を考える授業「SDGs特別ゼミ」

SDGsをテーマに、行動し、自分を変えるための授業 私たちが住む地球の資源を守り、誰もが人間らしく幸せに生きられる社会を作ろう、という世界目標があるのを知っています…

「問う力」を鍛えよう。「正しく答える」から、「答えを作る」授業へ

「考え方」を学ぶ新しい問題解決型の授業「X(cross)Ⅰ・Ⅱ」「1+2の答えは?」「鎌倉幕府が誕生したのは何年?」これらはよく学校の授業で先生が投げかける「問い」です…

全国のキャンパスをつないだオンライン部活動が始動!広域通信制高校ならではの取り組み。オンラインから体験へ

 全国各地にキャンパスを設置する広域通信制高校ならではの取り組みが、クラーク記念国際高等学校で始まった。キャンパスの垣根を越えて繋がる「オンライン部活動」だ。  クラーク国際全体での取り組みを推進する業務推進部の栗原克志先生は、狙いを次のように話す。 「オンラインの利便性は今の社会に必要なもので、これからも追究していかなくてはなりません。しかし私たちは現実社会で生きていきます。オンラインの利便性を享受しつつ、体験を大切にしたいというのがクラーク国際の思い。今年度、「クラー

高校生が企業に事業提携の提案! 企業担当者に白熱のプレゼン

高校生向けのアプリを企画し、コクヨに事業提携を提案せよーー。そんな“ミッション”に、32人のクラーク国際生が挑んだ。ターゲットは? 市場規模は? 競合アプリとの差別化戦略は? プロジェクトの集大成となる成果発表会を取材した。 2021年に開講した、クラーク記念国際高等学校のスマートスタディコース。オンラインと通信を組み合わせた学習形式や、生徒の目標達成をサポートする「コーチング」とならび同コースの特徴となっているのが、グループワーク形式の「PBL(Project Based

通信制高校に転校し、立命館大学に合格するまでに、高校で学んだこと

 自分が本当に受けたい教育とは? そんな問いを携え、クラーク記念国際高等学校の門をくぐった一人の女子生徒がいる。彼女を大きく変えた「スマートスタディコース」での学びとは? 立命館大学合格の一報に涙「合格通知を受け取ったとき、号泣しました」  こう話すのは、クラーク国際の京都キャンパスで学ぶ3年生の相馬さん。2021年秋、立命館大学文学部人文学科国際コミュニケーション学域の総合型選抜入試(旧A O入試)を受験し、合格を掴んだ。 「私にとって立命館大学は難関でしたが、ここで学び

転校体験談と、生徒を支える教員たちの熱き思い。一歩踏み出せば、新しい可能性が見えてくる

高校生にとって、転校・編入はリスタートのチャンス。転校を決意した生徒と、その生徒を支える教員の思いを聞いた。 ◆転校(転入)…高校に在学している生徒が、引き続き他の高校の相当学年に入学すること。 ◆編入…種類の異なる学校からの入学、外国からの帰国者などが、第1学年当初の入学時以外の時期に高校に入学すること。(一度学校「を辞めた状態で入り直すこと) 面談で、生徒の不安を払拭する 京都府と隣接する、兵庫県豊岡市に立地する豊岡キャンパスは、少人数でアットホーム。豊岡駅から徒歩2

SDGsを学んだ高校生が、サステイナブルな輸入に挑戦! バリ島のコーヒー豆が教えてくれたこと

課題解決型の授業などを通して、生徒に多くの実践の機会を与えるクラーク記念国際高等学校。2021年の夏、生徒たちだけでインドネシアからコーヒー豆を輸入した。そこにはどんな物語があったのか。生徒たちのひと夏の成長と、それを見守る指導者たちの思いとは。 SDGsを実践から学ぶ 2021年夏、クラーク記念国際高等学校の生徒たちが、インドネシアのバリ島で栽培されるコーヒー豆をサステイナブル(持続可能)な方法で輸入するプロジェクトに挑戦した。現地のスタッフと英語で交渉し、コストやスケジ

通信制高校×専修学校で学ぶダブルスクールの形 これまでの常識にとらわれない、多様な学び方に注目!

コロナ禍が一変させたものの一つが学校教育です。世界中でオンライン授業が導入され、教育は学校の教室で受けるものという前提が崩れました。改めて教育の多様性について考えた人も多いのではないでしょうか。実は日本では多様なニーズに応えるための学び方が制度化されています。その一つが、専修学校です。 従来の専修学校は、何らかの理由で中学までの学業が疎かになった生徒たちの再スタートを支援する教育機関として重要な役割を果たしていました。しかし近年は、それだけにとどまらず多様な学び方も注目され

高校転校したい人に伝えたい「前向き転編入のススメ」 転入生体験談と担当教員の面談エピソード

「転校生」と聞くと思い浮かべる特別なイメージはここでは無縁。転入生の面談を担当する教員と、充実した高校生活を送る“元転入生”に話を聞いた。 本人にとっては一大事。でも転入は特別じゃない 年間を通じて、多くの転入生・編入生を受け入れているクラーク記念国際高等学校。2021年度から同校で始まった「進路指導主事制度」は、転編入希望者やその保護者と行う面談を主に担当する、高度な対話力・提案力を備えた教員の育成制度だ。 初年度は研修を実施するとともに、これまでの実績などを参考に、全

「日本百名山リレー登山プロジェクト」経過報告vol.2 夏休みのクラーク登山隊の記録

クラーク記念国際高等学校が、創立30周年を迎える記念行事の一つとして始まった「日本百名山リレー登山プロジェクト」の挑戦が続いています!今回は、夏休みに実施された登山の報告です。 ↓クラーク登山隊結成の経緯はこちら ↓「日本百名山リレー登山プロジェクト」経過報告 vol.1はこちら 引き続き、ミウラドルフィンズ(https://note.com/miuradolphins)さんに全面的にご協力いただき、安全面に留意しながら、プロジェクトを進めています。 7月末から8月い

ゲーマーはハッカーに向いている?「エシカルハッカー発掘・育成プロジェクト」

「エシカルハッカー」ってどんな人?どんなことをするの? CLARK NEXT Tokyo「ゲーム/アプリ」コースの生徒たちが興味津々に受けた授業の様子をレポートします。 ゲームデバックからセキュリティを学ぶ「今日の授業のテーマは、『ゲームデバッグを通して、エシカルハッカーになるための第一歩を踏みだそう!』です。みなさんが待ちに待った、EXDBチャレンジに挑戦してもらいます」   教壇に立つ「ガイド」の三浦宗一郎さんがそう告げると、教室の生徒たちから拍手がわき起こった。  

自分の中にある答えを探す「コーチング」とは?

2021年にクラーク記念国際高等学校が新たに開講した「スマートスタディコース」のパンフレットやウェブサイトには、「コーチング」という言葉がたびたび登場します。コーチングとは、何らかの目標を達成に向けて築かれる「クライアント」と「コーチ」とのパートナーシップのこと。「クライアント」が目標を達成するためにすべきことを自ら見つけ、実践できるように支援するのが「コーチ」の役割です。 1970年代にアメリカで始まり、2000年以降は日本でも企業研修などで実践されるようになったコーチン

クラーク国際から2チームが全国大会の切符を勝ち取る。〝eスポーツの甲子園〟でめざせ日本一

5人1組のチームプレーで戦うゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」を授業に取り入れているクラークのeスポーツコース。毎年、高校生トップレベルの大会で好成績を残している。〝eスポーツの甲子園〟といわれる夏の大会「STAGE:0」に挑戦する生徒たちを取材した。 本気でやるから成長するCLARK NEXTのeスポーツコースでは、生徒たちのモチベーションに応じて「ベーシック」と「アドバンスト」の2つのカテゴリーに分かれてリーグ・オブ・レジェンドの授業を行う。ベーシックは基礎を学ぶカテゴ

学校でゲーム? クラーク国際がeスポーツを教育に取り入れる理由

クラーク記念国際高等学校では2018年から教育にeスポーツを取り入れている。eスポーツをどのように授業に取り入れ、生徒たちにどんな成長をもたらしているのか? 同コース顧問の笹原圭一郎教諭、コーチのYuki先生、Arthur先生、そして1年生たちに聞いた。 日本トップレベルのプロコーチから直接指導を受けられる「おはようございます!」 元気よく挨拶をしながら、CLARK NEXT Tokyo (東京・板橋)eスポーツコースの1年生たちが教室に集まってきた。友達と冗談を言い合いな

日本百名山を高校生がリレー形式で登り、百座達成を目指すプロジェクトがスタートしました。

クラーク記念国際高等学校が創立30周年を迎える記念行事の一つとして始まった「日本百名山リレー登山プロジェクト」が、ついに始まりました! ↓クラーク登山隊についての詳しい経緯はこちら ミウラドルフィンズ(https://note.com/miuradolphins)さんに全面的にご協力いただき始まった本プロジェクト。準備期間を経て、ついに先日7月4日に最初のキックオフ登山が実施されました! 準備期間にはオンライン講座も実施され、山について深く学びました。 ◆5月10日(月

社会を変えるために自分に何ができるか?を考える授業「SDGs特別ゼミ」

SDGsをテーマに、行動し、自分を変えるための授業 私たちが住む地球の資源を守り、誰もが人間らしく幸せに生きられる社会を作ろう、という世界目標があるのを知っていますか?国連が採択した「SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」と呼ばれる目標です。 このSDGs(エスディージーズ)の達成に向けて行動できる人になることを目指す授業があります。クラークスマートで実施されている「SDGs特別ゼミ」という授業です。これは、海外インター

「問う力」を鍛えよう。「正しく答える」から、「答えを作る」授業へ

「考え方」を学ぶ新しい問題解決型の授業「X(cross)Ⅰ・Ⅱ」「1+2の答えは?」「鎌倉幕府が誕生したのは何年?」これらはよく学校の授業で先生が投げかける「問い」です。この「問い」に正しく答える子どもを育てることが、これまでの学校教育で求められていたものでした。 しかし、時代の変化とともに世の中も複雑になり、私たちの身の回りには、「LGBTの方々の人権を守るために何をすべきか」「パレスチナ問題を解決するためには」といった「答えのない問い」も増えてきました。 このような問