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100万人に一人になる方法 

プロの道を歩むためのポジショニングとブランディングについてお伝えします。

2018年からサッカーコーチのコーチとしての起業を始めましたが、その前にプロサッカー選手になれなかった私はどうやったらプロのサッカーコーチになれるのか?どのような道を歩むべきかを考えました。その結果、スペインに留学して上級ライセンスを取得して、日本人ではほとんど経験したことがないことをするのが最適な選択肢だとわかりました。

参考になる本として、「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」という本を紹介します。この本では、仕事の優劣ではなく、なぜ同じ仕事でも時給に800円から8万円という100倍以上の差がつくのか、その理由が「希少価値が高い」かどうかにあると説明されています。例えば、カードゲームで考えると、レアキャラほど時給が高いというのが分かりやすい例です。

社会においても、レアキャラになれば他にはない存在として存在し続けることができます。では、どのようにしてレアキャラになれるのでしょうか?この本ではその方法が詳しく説明されていますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

「100万人に一人」のレベルはオリンピックで金メダルを獲得するようなレベルであり、一般の人が到達するのは難しいものです。では、どうすれば良いのでしょうか?

ある分野において、1万時間かけることで「プロレベル」に達すると言われています。これは単に作業に費やした時間だけでなく、試行錯誤を重ねながら1万時間かけることが重要です。この考え方から、1つの分野で1万時間かけた結果が「100人に1人」のレベルになると言えます。そして、3つの分野でそれぞれ1万時間かけることで、合計して100万人に1人の存在になることができるというのが考え方です。毎日4時間取り組むとすると、約7年から8年かかる計算となります。

私がこの考え方に出会ったのは2014年、Jリーグよのなか科の授業でした。幸運なことに藤原和博先生に直接お会いできたことも大きかったです。
当時、私はJリーグクラブで働いており、サッカーのコーチという軸を持ちつつ、別の軸をどこに置くべきかを考えていました。

イメージとして、三角形を考えてみてください。スペインとJリーグのコーチ経験が2つの大きなポイントであり、2つの点を結んだ線が私の底辺になります。もう一つのポイントをそこからJリーグのトップチームの指導や社会人チームの監督とすると、分野としてもサッカーの括りで近くなります。つまり三角形の面積は小さくなります(頂点が底辺に近いため)
そうではなく、サッカー分野から離れて新たな分野に進むほど、その分野の面積は広がっていきます。そこで考えたのが3つ目の視点をコーチ、コンサルとしての起業だったのです。

私の場合、スペイン留学とJリーグのコーチ経験をそれぞれ8年経験し、3つ目を遠くするべくビジネスの方にチャレンジしてみました。起業してまだ1万時間に達していない段階ですが、これからも仕事を続ければいずれ1万時間を超えますね。

ちなみにサッカーコーチのコーチという職業を作った毛ですが、将来を見据える際、サッカーコーチのコーチの数はこれから増えるかもしれないと考えました。実際、私自身もコーチのコーチの育成に取り組んでおり、その数は増えていくでしょう。

では、サッカーコーチのコーチとして私はさらなる差別化を図るために、新たな分野を開拓することを決意しました。それが4つ目のポイントになるオランダ移住です。オランダを拠点にすることで、ヨーロッパ各国へのアクセスが容易になり、異なる国々のサッカー文化や最新のトレンドを学び、その知識を日本に伝えたいです。

ただ情報を発信するだけでなく、日本の現場で具体的な指導方法や選手の成長を考える際のギャップを埋めるため、実践的なアドバイスを提供したいと考えています。オランダで得た知識と経験を元に、日本のサッカー界の向上に貢献していきたいと思っています。

私にはスペインと日本での指導経験があり、さらにオランダの視点も加えることで、他にはない独自の視点を持っています。これにより、異なる文化や環境での経験を通じて、日本のサッカーコーチングに新たな刺激をもたらすことができると信じています。

私の目標は、オランダを拠点にしながら、スペインや日本の視点を取り入れつつ、サッカーコーチングの世界に新たな風を吹き込むことです。スペインやオランダ、そして日本のサッカー文化の違いを理解し、それぞれの強みを最大限に活かして指導方法や育成プログラムを進化させることを目指します。

私が提供するのは、ただの情報発信や批評だけではありません。現場での経験を通じて得た知識や洞察をもとに、具体的なアクションプランやトレーニング方法を共有します。選手の成長を支援し、チームの発展を促進するために、日々の指導に落とし込めるアドバイスを提供することを心がけています。

私自身は、これまでの経験を通じて培ったスキルや洞察を活かし、より高い次元でのコーチングと指導を目指しています。それには、新たな分野での挑戦や学びが欠かせません。オランダ移住によって得るであろう新たな刺激や経験が、私の成長と日本のサッカーコーチングの向上に貢献するものと確信しています。

最後に、スペイン、オランダ、日本のサッカー界がそれぞれ持つ価値を尊重し、さらなる進化を遂げるために、私自身の経験と情熱を注ぎながら、100万人に一人の存在になるための道を進んでいきます。皆さんも、自分自身の強みを活かし、独自のレアキャラとして成長していくことを心から応援しています。

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