芸術から一句 〜ルーヴル美術館・彫刻より〜
十六夜杯のプレ企画が、「芸術から」と枠が広がってワクワクした……😱あ、そういう微妙なダジャレ、いらないですね。
で、わぁ何にしようと思い描いていたら、前回かなりハイテンションで推し語りをしてしまったことに気付きまして😂
他の分野で私、一つ感銘を受けたものを思い出したんですが、対象外な気がして聞いてしまいました。
結果、オッケー👌どころかジャンル広げてくれたriraさん運営さん、大変ありがとうございます‼️
まずは、御礼を🙇♀️✨
前置きが長くなりました。
それでは、私の選んだ彫刻がこちら。
サモトラケのニケ
ルーヴル美術館に行ってから、もう一昔は経つ。
美術好きな私には、絶対に外せない場所であったが、ご存じの方も多いと思うが、広大すぎる敷地は全部観るなら三日はかかると聞いた。
だが、半日しか時間はとれなかった。
いざ足を踏み入れ、マップを手にして納得した。
もう、マップが謎解きの迷路のよう。
有名な絵画、彫刻は生で観たかったから、それだけは最低まわることにしたが…広すぎて迷うし、散らばりすぎている!
かくして、駆け足に近い早足でポイントを巡るという、本当に謎解き観覧になったのだ。
でも、海外の美術館は日本みたいにお行儀良く並んでいないから、座り込んだり人だかりしている所を探すといいことに気づいた。
モナ・リザは、サイズが想像より小さかった。
ミロのヴィーナスも、写真通りな物憂げさだった。
ニケが観たい。
そう思っていたのに、なかなか見つからなかった。
若干諦めかけて目を向けた階段の踊り場に、なぜか人だかりが。
いた!
まさかニケだけ、そんなところにいるなんて思いもしなかった。
でも、大きく翼を広げ、風を受けて足を踏み出しているその姿は、力強く意志を持ち毅然としていて、私は釘付けになった。
首がないから美女だと妄想されるんだなんて戯言を、鼻で笑うであろうと想像さえできた。
バラバラで発見されたものを修復したとしても、圧倒的な存在感なのだ。
正直、私は彫像は普段好んで観覧に行かない。
写実主義の絵画を選ぶ。
だがこのニケは、本当に見事だ。
諸説あるが、勝利の女神として船の舳先に舞い降りたという混沌とした時代背景を背負うに似合う。
もちろん、お顔はいつか観たい気もするが、観なくていいとも思える。
これが、私の選んだおススメ芸術の訳です。
本物を見て良かったと思えるもの。
ただ、秋っぽくないかもー!と、無理矢理季語入れてみたけど、川柳には無理でした😞
全体的にも、強行感!😫
でも、ルーヴル美術館はまたいつか、行けたらいいなあ。
こちらの企画に参加しています。
よろしくお願いします😆
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