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映画 すずめの戸締まりを観てきた 〜ネタバレはなし〜

すっっごく久しぶりに、ハッピーセットを買った。
これを選べたから。

オールカラーの絵本

映画本編とは関係ない、スピンオフ作品だから、観る前に安心して読んでいい。
(あ、でも観た後に確認したくなることとかあって、やっぱり繋がっているって感じられるよ。)

この絵本の絵の美しさに、とても惹かれた。
食べ物はどれも、お腹が空くぐらい美味しそう。
(現に翌日、チャーハンを食べてしまった…)


           +

新海誠監督作といえば、「君の名は」「天気の子」など、有名すぎてみんなが知っている。
ジブリもディズニーも見ない(!)うちの子も大好きで、この前の金曜ロードショーの後、今回の新作の冒頭12分もみせてくれる企画を食い入るようにみていた。
私もみたが、十分すぎるくらい、引き込まれた。


そして今日、公開日。

早く帰れた子供とLet’s go!

公開日はいい。
平日が多いし、回数も多い。
そして、何よりグッズが多い。

右下はパンフ

買いすぎだろ!
だけど、新海誠本は入場特典。裏側の話がたっぷりだから、鑑賞後に読むべし。
そして、内容が良かったから、グッズは買い足されたのだ。可愛いものが多いし。


           +

何が、そんなに良かったのか?
ネタバレせずに書くのは難しいから、ちょっと抽象的になるかもしれない。

まず、公開した冒頭12分。
これは基になるけど、それは行為としての戸締まりであって、話はそのためにいろいろふくらみ展開していく。
スピードについていくためにも、むしろその冒頭は知っていてもいいくらい。

そして、戸締まりするためにたくさんの人と触れ合い、自分の過去とも向き合う。
それは時を超えて壮大で、壮大なのは、景色や巨大なしまわなければならないものにも通じる。
作画風景全てが、手の込んだ風景画のような美しい世界の中で。

人であること、その使命、過去の忘れられないものを背負っていく。
実はとても奥が深い。ハッとする。
可愛いキャラや、話を追うのにあっという間に時間はすぎるのに。
(エヴァの使徒とかジブリの怪物とか、そういうものを連想してしまったりもしながら…ゴメンなさい)

新海誠監督の作品には、やはり野田洋次郎さんの神秘的で的を得た歌が合う。
優しくも力強い意志を込めた歌声に、ストーリーは後押しされて思わず感情移入している。

主人公と共に、自身も考えさせられる。
時折思い出すもの、しまうもの、鍵をかけて振り返ってはいけないもの。
ただ、戸締まりして回るだけでは済まない。
そうして生きていく。

また観たい。
子供もそう言った。

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