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ビジネス・クリエイターって?(自己紹介)

はじめまして。
都内で会社を15年経営しているKanackyです。
noteに登録してからしばらく経つはずなのですが、自分の事を書いていなかったと気付き、ビジネス・クリエイターとしての自己紹介を投稿します。

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会社経営15年!

意識的に続けている宅トレみたいな習慣はありますが、ふと気づけば会社経営も15年。
会社員だった頃を懐かしむ時がありますが、それもなんと約20年前!
ひと一人が成人してしまう位の時間なので衝撃的です(笑)

Kanackyの略歴(会社員編)
-通信系商社勤務:モバイルコンピューティングの法人営業
-レコード会社A:アルバイトのつもりが、するっと入社
-レコード会社B:あるアーティストを追っかけてスライド入社
-媒体系レーベル:社風に馴染めず、NRのまま退社

最後の媒体系レーベル時には、副業という感じで退社後~朝までスタジオにいました。
可能であれば在籍しているレーベルからのリリースを希望していましたが、願い叶わず、という事で選んだ道は就業時間外での作業でした。
副業時代の今は当たり前ですが、15年以上前ではかなりレアケースですね。

Kanackyの略歴(会社経営編)
-法人成りで自社レーベルを設立
-株式会社ONE UP MUSICを設立:国内アーティスト数組、他社レーベルのPR以外にも、NYにスタジオを設立(火事で消失!)
-合同会社プランニング創:現在

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ワンナップを設立した理由は、法人なりで受ける事が出来ないB2Bビジネスに対応する為。
このnoteを書いている2021年とは違って、当時は銀行の口座が必須でした。
特に著作権関係や、ワンナップ後期に始めた輸入、メーカーとの取引には欠かせなかったと振り返ります。

音楽制作者からビジネス・クリエイターへ

音楽一色に染まっていた私が、なぜ他業種との事業をつくる様になったのか。
そのきっかけは震災でした。
レコード(CD)を制作販売していたビジネス・モデルから配信に変わり、売上も激減。にも関わらずスタジオやコヤ(ライブハウス)代は変わらず、ソロアーティストを抱えていた関係で人件費もかさみます。(ソロアーティストにはサポートメンバーが必要なんですね。)
震災により、電源供給が必要なイベントに自粛制限がかかり、国内の音楽以外のビジネスの必要性が生じました。

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たまたまつながったNYのご縁から、ブルックリンを舞台にしたウェブ・メディアの立ち上げを思いつきます。
ブログやインタビューだけではなく、現地プレス(記者)やブランド・オーナーのライフスタイルに触れる事により、生まれる共感を拡散する。
そういったコンセプトで立ち上げたメディア「BROOKLYNIZE」(ブルックリナイズ)は、特にアパレル業界に受け入れられ、輸入ビジネスも本格化します。

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ウェブ・メディアだけで売上をたてる事は難しい、そこに「モノ」「イベント」を付加する事により、BROOKLYNIZE自体をブランドとしてブラッシュ・アップする事が出来たのです。
NYの最新情報にアクセス出来ていたので、ブランド・ロゴを利用したグッズや、現地バイイング代行、国内メディアへの寄稿や素材提供などビジネスは広がりを見せます。
アパレル・ショップでのVMD(店内ビジュアル・ディレクションやショップそのもののプロデュース)にも発展し、面白い展開を経験しました。

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この広がりが自信にもつながり、アート・シンキングな事業構築が出来る様になったと思います。
この頃からエンターテインメント業界の経験も活かしつつ、コンサルティングのお仕事もいただく様になりました。

アート・シンキングなビジネス

もうひとつ忘れてはならないエッセンスが、アート・デザインです。
震災後にビジネスのピヴォットを考えた際、発想の転換をくれたのがアートです。
もともと音楽とアートは共存する関係でもあります。
ただしビジネスにするとなると話は別。
音楽と同じ様にアーティストに付き、ギャラリーを回る事により見えてきたのは「空間のアート・ディレクション」でした。
ギャラリー内で完結する展示企画だけではなく、オープン空間での立体演出(インスタレーション)やワークショップの構築をプロトタイプ化する事により、量産出来る体制を構築。

このビジネス・モデルが功を奏し、クリエイティブを扱うディレクターとしてのセルフ・ブランディングにつながりました。

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ギャラリーのマネジメント業務では、多数のクリエイターと毎日会話する事により、音楽マネジメントとは一味違ったセンスを得る事も出来たと思います。

音楽にしても、アートにしても今は自分で発信し、PRするツールが揃っています。
この時代を羨ましくも思いつつ、こういったツールが身近になかったからこそ切り開く事が出来た「ビジネス・クリエイター」としての運命の道だとも感じます。

メタバースとのリンク

2020年より継続して進めている企画のひとつに、「メタバースでのコミュニケーションの最適化」があります。
これはリアル・コミュニケーションやイベントを得意としてきたからこそ、ゴールとしたいシステム開発です。

既にベースとなるMVP開発は終わりましたが、チーム・メンバーとの壁打ちを重ね、より慎重に改良を進めています。
こちらのきっかけは言うまでもなくコロナ禍ですが、1年以上経った今となっては来るべくして来た結果でしょうか。
どうせやるなら、自分たちが使いたいツールにしたい!

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そんなみんなの思いを詰め込んだモックアップを再度開発中です。
最終ゴールはOMOの世界。
バーチャルだけでもリアルだけでもない世界、そして環境に柔軟に対応する姿勢とひらめきを大切にしていきたいと思います。

これから投稿していきますので、noteやinstagramのフォロー、お待ちしております!

追記2021年12月3日
メタバース開発・運用会社、株式会社Diversitasを設立しました。設立の思いはこちらのnoteをご覧下さい。

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