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『ガラスの大エレベーター』感想文
『チョコレート工場の秘密』の続編が気になり、中古ショップで買って読みました。
基本的には工場見学の後の場面を中心に物語が進むのですが、SF要素がたっぷりで凄く楽しい作品でした。
①チャーリーとジョウじいちゃんの関係性
チャーリーとジョウじいちゃんの信頼関係がいいなと思いました。ワンカ氏と共にエレベーターのボタンを操作する大事な役目にもふたりは任命されます。物語のどこの場面を切り取ってもふたりが仲良しなのがとてもよく分かってホワホワした気持ちになりました。
②摩訶不思議な謎の生命物体と戦う
『チョコレート工場の秘密』では人が危機に晒されたり命の危険を感じたりするシーンがなかったので、初めて本作品でハラハラしました。SF小説なので実在する生命体ではないのですが、チャーリーたち人類と害星からやってきた生命体の戦いのシーンでは「この先どんな展開が待っているんだろう」とヒヤヒヤした気持ちを味わいました。
③最後はハッピーエンド
地球人を救ったチャーリー達一行はホワイトハウスに招待されます。チョコレート工場をもらっただけでなくホワイトハウスに招待されてもてなしを受けるなんて少し前のバケット家では考えられなかったことでしょう。無事に工場の中に帰れたことにもホッとしました。本作にはウンパ・ルンパ人達の歌も出てきます。訳者の方が偶然にも祖父の知り合いの方で、「もとの歌(英語)はどんな言い回しだったんだろう」と気になりました。
短いですがこの辺りにて。
お読みいただきありがとうございました。
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