ぷー

cinemaland

ぷー

cinemaland

マガジン

  • 死ぬまでに観たい映画1001本

    死ぬまでに観たい映画1001本のリスト作品の感想をまとめています

  • インディワイヤー選出80年代映画100

    インディワイヤー選出 The Best Movies of the 80sのリスト作品

  • 映画

    映画の感想です

最近の記事

【映画】花様年華(2000)

先日観た『ポリス・ストーリー』でジャッキー・チェン扮する主人公の刑事の恋人役を演じたマギー・チェンが『花様年華』のヒロイン チャン夫人だったことに気づいて驚いた。 『ポリス・ストーリー』ではバイクから落ちて尻もちついたり、デパートで何度も投げられたリ。 さんざん痛い目に遭う彼女を、新人アクション女優と思っていた。 あれから15年。こんなにもしっとりとした女優さんになったのだなぁ。 美しいチャイナドレス姿が忘れられません。 ということで、今日はインスタにあげた記事から『花様年

    • 【映画】ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985)

      インディワイヤー選出80年代TOP100の89位は ジャッキー・チェンが監督、脚本、主演を務めたポリスアクションです。 ジャッキーが演じるのは麻薬組織の壊滅目指し戦う香港国際警察のチェン刑事。 ジャッキー本人がお気に入りの一本に選ぶだけあって、生身のアクションの凄まじいこと凄まじいこと。 冒頭、張り込み先のバラックで、車で小山を駆け降りる暴走カーアクションで度肝を抜いたと思えば、逃げるボスを追うため、走って山を駆け上り走行中のバスにジャンプ! 傘の柄をひっかけてバスにぶら

      • 【映画】刑事グラハム/凍りついた欲望

        先日、『L.A. 大捜査線 狼たちの街』の記事で、主演のウィリアム・ピーターセンについて、見たことあるかもくらいで、ほぼ知らない人と言ってしまったけど、やっぱり知ってました。『刑事グラハム/凍りついた欲望』のグラハムかぁ。。 9年前には感想を記事にしていたので、今日ははてなブログにあげたものを再掲します。トマス・ハリスの原作『レッド・ドラゴン』をマイケル・マンが映画化したサスペンス・ミステリーです。 刑事グラハム/凍りついた欲望(1986)アメリカ 原題:Manhunte

        • 【映画】L.A. 大捜査線 狼たちの街(1985)

          ウィリアム・ピーターセン演じるシークレット・サービスのチャンスは偽札偽造団のアジトに一人踏み込み無惨に殺されてしまった相棒の報復を心に誓い、新しい相棒ヴコヴィッチと共に捜査を重ねる。しかしそれは常軌を逸し始め… インディワイヤー選出80年代映画TOP100の90位 偽札偽造団と警察の攻防を描くポリスものですが、ポリス・アクションと言うよりは犯罪スリラーというべきかな。 偽造団のボス、マスターズ(ウィレム・デフォー)の情報を得るため内偵を送り込んだり、自らスポーツクラブの

        【映画】花様年華(2000)

        マガジン

        • 死ぬまでに観たい映画1001本
          3本
        • インディワイヤー選出80年代映画100
          5本
        • 映画
          6本

        記事

          カウントダウン 本日は・・・

          実は今、インディワイヤー選出の80年代映画TOP100リストを観ていくという企画を実践しています(説明今頃💦)。 古いブロ友であるHKさんに誘われて始めたものだけど、こういう塗りつぶしのいいところは自分では選ばなかったであろう作品を観るきっかけになること。見逃しの映画を観るにはうってつけで、一生の宝物になる映画と出会うことだってあります。 本リストは米インディ系サイト選出だけあって、日本未公開のものも多数。 手元に無かったり配信がなく観れないものも多いですが、観れるものを

          カウントダウン 本日は・・・

          【映画】ザ・バニシング-消失-(1988)

          ザ・バニシング-消失-(1988) 監督: ジョルジュ・シュルイツァー 出演: ベルナール・ピエール・ドナデュー/ジーン・ベルヴォーツ/ヨハンナ・テア・ステーゲ 恋人との小旅行中、立ち寄ったドライブインで、彼女は忽然と姿を消す。 3年後、執念の捜索を続けるレックスの元に、犯行を匂わせる人物からの手紙が届き始める。 真実の先にあるものは? 
【感想】 実験的に悪に挑む犯人。 片や、失踪した恋人は死んでしまったのか、どこかで生きているのか 彼女に何が起こったのかを知りたくて

          【映画】ザ・バニシング-消失-(1988)

          【映画】ブラッド・シンプル(1984)

          テキサス州のとある町で酒場を営むマーティ(ダン・ヘダヤ)は妻アビー(フランシス・マクドーマント)と従業員レイ(ジョン・ゲッツ)の不倫を疑い私立探偵(サム=アート・ウィリアムズ)を雇う。やがて浮気の証拠を突きつけられたマーティは探偵に2人の殺害を依頼するが、、 小さな悪事(本作の場合妻の浮気)をキッカケにあれよあれよという間に事態は転がり、気づけば死体が積み重なる。 コーエン兄弟お得意のクライムサスペンスだ。 久々に再見したが、めちゃめちゃ面白かった。これが処女作というのだか

          【映画】ブラッド・シンプル(1984)

          【映画】ストリート・オブ・ファイヤー(1984)

          久しぶりのnote。 書き方も忘れてるけど、またここで映画の話をしようと思う。 今日はこれまた久しぶりに観た『ストリート・オブ・ファイヤー』について。 ダイアン・レイン演じるロッククィーンが凱旋公演の最中、ウィレム・デフォー率いる不良グループにステージから誘拐され、マイケル・パレ演じる元彼が救出に向かうという話。監督はウォルター・ヒル。 冒頭からダイアン演じるエレンのステージがイカしてる。 歌は吹替と思われるが、ステージ狭しと駆け回り眉間に皺寄せシャウトするダイアンは初々

          【映画】ストリート・オブ・ファイヤー(1984)

          【映画】リヴァプール、最後の恋(2017) 全てのピースがはまるとき、そこには確かに愛があった

          『リヴァプール、最後の恋』(2017) 50年代に活躍した往年の女優グロリア・グレアムと駆け出しの舞台俳優ピーター・ターナーの恋を、ピーター自身の回顧録をもとに描くラブストーリーです。 【ストーリー】 1981年9月29日、ピーター・ターナーはかつての恋人グロリア・グレアムが倒れ、英国ランカスターのホテルにいると知らせを受け、駆けつける。 * 序盤、病に倒れたグロリアが2年前に別れた若き恋人ピーターを呼び出して 「病院には行きたくない。あなたのお母さんに面倒見てもらい

          【映画】リヴァプール、最後の恋(2017) 全てのピースがはまるとき、そこには確かに愛があった

          【映画】空気人形(2009)

          短編コミックをもとに是枝裕和が監督したファンタジーです。 【ストーリー】 冴えないファミレス店員、秀雄のラブドールである「空気人形」のぞみは、ある日心を持ち動き出す。 外に飛び出し、やがてレンタルビデオ店に辿り着いたのぞみは、店員の純一を一目見て恋に落ち・・。 * 心を持ってしまった“空気人形”の感情の移ろいを、現代人の孤独と空虚感を織り交ぜ描く作品です。 序盤、秀雄のアパートから飛び出した空気人形ののぞみが、まず出くわすのが、ゴミ収集車作業員によるゴミの回収。 燃え

          【映画】空気人形(2009)

          【映画】ボンジュール、アン(2016)

          ロードムービー しめは『ボンジュール・アン』 フランシス・フォード・コッポラ夫人であるエレノア・コッポラが80歳にして監督/脚本を手掛けた一本です。 ボンジュール・アン(2016) 【ストーリー】 有名な映画プロデュ―サーのマイケル・ロックウッド夫妻はカンヌ国際映画祭に出席。妻のアンはその後のバカンスを楽しみにしていたが、夫は急な仕事でブダペストへ飛ぶことに。耳の具合がよくないアンは飛行機を諦め、車でパリに戻るマイケルの仕事仲間フランス人のジャックに同乗させてもらうことに

          【映画】ボンジュール、アン(2016)

          【映画】クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅(2018)

          今日もロードムービーいきます。 『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』(2018) フランスの人気小説『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』を映画化した物語です。監督/共同脚本は『人生、ブラボー!』のケン・スコット。 最初に言っておくと、本作は旅の映画には違いないものの、エッフェル塔が美しいパリを除いては、観光スポットを堪能できるシーンはほぼありません。なので、今企画で「映画で旅気分を味わおう」との思惑は外れてしまいました(笑) ところが、こ

          【映画】クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅(2018)

          【映画】ハイウェイの彼方に(2019)

          note初投稿は2019年のアメリカ映画『ハイウェイの彼方に』 * 「足取りが重いな。大丈夫か?」 出所の朝、看守はラッセルを振り返りながらそう言った。 21年の刑を終えたラッセルは、おそらくは逮捕時に着ていたのであろうスウェットの上下といういで立ちで刑務所を出る。 彼を迎える者はいない。出所時に着るものを差し入れしてくれる近親者もいなかったのかと、彼の孤独に思いを馳せる。 ラッセルの足を重くしてるのは、外の世界への不安だったに違いない。 バーガーショップで働き始めた

          【映画】ハイウェイの彼方に(2019)