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VACILANDO

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2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお…
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2023年1月の記事一覧

イギリスの裕福層とは

 義父が年末に他界した。とても楽しい義父で、夫の家族の中で一番気が合う人だったので寂しい。未亡人となってしまった彼の奥さん(夫のお母さんではなく、義父の2番目の奥さん)のを訪ねた帰りの電車の中でこれを書いている。ロンドンから電車で2時間半の旅。寂しいので遊びに来てほしいという彼女のところに、夫と子供達を置いて一人で2泊三日で行ってきた。彼女は義父と知り合う前から裕福な未亡人で、典型的アッパークラスの女性。義父は彼女の生活レベルに合わせるのに苦労したのだろうなと思う。  彼女は

【アメリカ生活】 資源ごみ回収センターに行ってみた

わたしの住んでいる地域のゴミ回収方法は、 週に1回のリサイクルゴミ回収と、 週に2回の普通ゴミ回収。 リサイクルゴミとは、紙類(段ボール・雑誌など)と、ガラス瓶・空き缶・ペットボトルが対象。 普通ゴミは、燃えるゴミも燃えないゴミもまとめて一緒。 その他のリサイクルゴミや危険物は、市の資源ごみ回収センターに自分で持っていく。 きょうそこに蛍光灯と、掃除機の充電バッテリーを捨てに行ってきたので、 その様子を写真で紹介します。 きれいによく整頓されていると感じました。

アフリカで子育てがしやすい3つの理由

それでなくても大変な子育て、それをアフリカでやるとしたら、どれだけ大変なんだろうって想像される人が多いと思います。実際に、私がタンザニアに行くことを友達に伝えた時の反応は総じて、「子育てが大変そうだね~💦」でした。 実は、ここタンザニアのダルエスサラームという町は、子育てがしやすい町なんです。なぜなら、3歳と6歳のこどもの子育てをしている私が、日々いろいろなところで実際にそれを体験しているからです。 この記事では、日本では全く知られていない、タンザニアでの子育て事情につい

『アフリカ』でサーフィンをしてみた

アフリカにきて、いろいろと新しいことにチャレンジしている。 その一つに『サーフィン』がある。40代でまさかサーフィン・デビューするとは自身も予想していなかったが、自然にコトは進んでいった。 実は、サーフィンはずっと憧れていたのだ。10年くらい前に「ブルークラッシュ」という映画を見た。ハワイ在住のサーファー女子が主人公の物語で、海の上を颯爽と進んでいく彼女の姿を見て、こんなことできたら気持ちよさそう、やってみたーい!と強く思った。が、海からは遠いエリアに住んでいた当時、それ

ドイツの一月

1月1日、ドイツの街は殺伐としている。新年が始まったというのに、街は恐ろしく汚い。なぜなら12月31日の年越しに花火を上げるから。この日は1年で唯一、花火をあげることが許されている日でもある。日本では花火は夏の風物詩だけど、ドイツでは冬。 「ターマヤー」なんて言いながら優雅に空に舞う花火を愛でる、わけではない。初めて見た時、ここは戦場か!と思った。バンバン打ち上げられる花火はもちろん綺麗だが、なかなか威力のある打ち上げ花火を、町の至る所で打ち上げているので、道が煙でモクモクし

【フランス家庭料理】ラクレット

フランスで、ラクレット(Raclette)専用マシンのない家庭はない。と言っていい。 持っていない家があったら、そんなのは家庭ではない。と言ってもいい。 たぶん。 大家族はもちろん、核家族、カップル、一人暮らしでも、ラクレット・マシンはたいてい備えている。 ラクレットはスイスと接するサヴォア地方の料理で、保存食用の巨大なチーズの断面を火で温めながら、薄く削って食べる料理だけれど、現在は薄くスライスされた状態でフランス中どこのスーパーでも売られている。 寒い冬の人気料理だ

Dry January イギリスの一月

 イギリスだけでなく、世界各地で同じ現象だと思いますが、イギリスでは11月中旬から新年に向けて、色々なところで楽しいイベントやパーティが目白押しです。食べ過ぎ飲み過ぎの日々が続き、12月31日の大晦日を最後に、パーティは終わり。1月は一気に静かになります。みんな、疲れた体や胃を休める月、と言えるでしょう。  イギリスでは 1月中は禁酒する、という人が結構います。それを「Dry January」といいます。私も、そうしようと思っていましたが、一週目にしてして、もう無理でした。で

【アメリカ生活】🇺🇸で焼きそばが食べたくなったら

子供の日本人学校のクラスで、3年ぶりにポットラックランチの企画があった。 こういう企画ができるぐらい、アメリカではコロナが収まってきたということでもある。喜ばしい。 ランチの内容は、各保護者が1品ずつ、料理を担当して持ち寄る計画だった。 ちらし寿司、焼きそば、卵焼き、唐揚げ、ミートボール、野菜とフルーツ。 ぜんぶ子供が好きそうなメニュー! が、のほほんとしていたところ、アクシデント発生。 企画の前夜、一家族が欠席するという連絡が入ったのだ。 お子さんが具合が悪い

【フランス】年明けもサンタのいる国

フランスには、12月25日が過ぎたからとクリスマスツリーを急いで片付ける習慣はない。 1月いっぱいくらい、平気で飾っている。 街にはまだサンタさんもいる。 お正月飾りというものがないから、ツリーまでなくなったら新年は殺風景だ。 新年を祝うカードも、1月いっぱいに出せばよい。 何事もゆるやかだ。 新年を祝うカードで言えば、喪中だからと出さない習慣はない。 夫の祖母の弟が亡くなったとき、「今年はマミーには出さない方がいいわね」と確認したら、「今年こそより心をこめて素

新年のカウントダウン後に始まる、キスとハグと握手

明けましておめでとうございます。 アイルランド在住会計士のつぐみです。 2023年も皆様にとって実りある一年になりますように。 私の住むアイルランドでは、年末年始ホリデーはクリスマスがメインなので、新年はそんなに盛り上がりません。 もちろんアルコールが大好きなアイルランド人達は、新年のお祝いを理由にパブに出かけるのですが。 おせち料理のようなお正月特有の料理も特にありませんが、クリスマス同様にハムやターキーを用意したり、家族の好みの料理を作る家庭が多いようです。 それで

ヨガマインドを深めるということ

 ヨガティーチャートレーニング200時間を12月中旬に終えました。永遠に続くと思われた、でも振り返ってみたらあっという間の3ヶ月半でした。結局一度も途中経過を記事にすることもなく、終わったらゆっくり休む暇もなく、夫の家族の不幸があり、その後すぐに年末の慌ただしさに追われ、息をつく暇もなく年が明けました。2022年を振り返ると、やはりこの怒涛の3ヶ月半が私に一番大きな変化をもたらしたと言えるでしょう。  2020年春に始まったコロナによるロックダウンで我が家は家庭崩壊寸前になり

元日もいつも通りに@アリエ、フランス

Bonne année 2023! 新年おめでとうございます。フランス、アリエ県在住の香田有絵です。 元日は自分と同じ名前のアリエ川を見に、シラノと散歩。 街に正月っぽい雰囲気があるわけではないフランス。 いつもより人が少ない以外はいたって普通の、日常の散歩です。 いつもと同じことをしていても、日本人の血か正月はちょっと違う気分。 今年はまったくお正月の準備をしませんでした。 正月はちゃんと気分新たに過ごせるから、特別なことをしなくてもいいかなと。そうしたらとっても楽