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【フランス】年明けもサンタのいる国

フランスには、12月25日が過ぎたからとクリスマスツリーを急いで片付ける習慣はない。

1月いっぱいくらい、平気で飾っている。

街にはまだサンタさんもいる。

お正月飾りというものがないから、ツリーまでなくなったら新年は殺風景だ。

新年を祝うカードも、1月いっぱいに出せばよい。

何事もゆるやかだ。

新年を祝うカードで言えば、喪中だからと出さない習慣はない。

夫の祖母の弟が亡くなったとき、「今年はマミーには出さない方がいいわね」と確認したら、「今年こそより心をこめて素敵なのを送らなきゃ」と言われた。

国が違えば、考え方も全然違う。

クリスマス近辺は、フランス人のユーモアが冴える。

高速道路には
「スピード違反していいのはサンタだけ」
とメッセージが掲げられ、
警察の夜勤からは、
「赤い服を来た不審者が家々に入って行った以外は以上なし」と報告が上げられる。

そんなことでも言わなきゃ仕事してられないよということかもしれないけれど、そして毎年同じことを言ってるかもしれないけれど、フランスのそういうところが好きだ。

他の国ではどうなんだろう。

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