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【アメリカ生活】🇺🇸で焼きそばが食べたくなったら

子供の日本人学校のクラスで、3年ぶりにポットラックランチの企画があった。

こういう企画ができるぐらい、アメリカではコロナが収まってきたということでもある。喜ばしい。

ランチの内容は、各保護者が1品ずつ、料理を担当して持ち寄る計画だった。

ちらし寿司、焼きそば、卵焼き、唐揚げ、ミートボール、野菜とフルーツ。

ぜんぶ子供が好きそうなメニュー!

が、のほほんとしていたところ、アクシデント発生。

企画の前夜、一家族が欠席するという連絡が入ったのだ。

お子さんが具合が悪いらしい。残念だけどインフルエンザの季節でもあるし、無理は禁物。

でも、あれ?ということは、お母さんも欠席?

それって、彼女が担当予定だった焼きそばが無くなるということか〜。

焼きそばは人気メニューだから、それが欠けると多分ランチが寂しくなるな。

どうしよう...。

わたしが何とかできないものか。

でも、家の近くには焼きそばの麺を売ってるようなアジア食材店なんてないし、もう夜だし、困った。

そんな時は、アレだ。

困った時の集合知。つまり、いつものようにネットで検索してみた。

すると、意外なアイデアが。

どうやらパスタで焼きそばが作れるらしいじゃないか!

普通にパスタを茹でて、ソースとキャベツと豚肉で炒めれば焼きそばとしていけちゃうらしい!

たまたまキャベツは冷蔵庫にあった。ソースも。肉は、スパム缶で代用できそう。

中華だしも加えようか。あ、鰹節も家にあるじゃないか!

これはもう、作るしかないでしょ〜。

そして翌日のポットラックランチ。

ダメ元で作って持っていったパスタ焼きそばを、子供達は完食してくれたのだった!

保護者たちも、私がネタバラシするまで、麺がパスタ麺だとはまさか誰も気がつかなかったらしい。

「なんだ、これでいいんだ〜!」

あるものでなんとかなるもんだな〜と、気が楽になった。

今までアジアンマーケットに行って焼きそばの麺を買ってたけど、もうこれからはパスタでいいじゃん。

焼きそば麺が簡単に手に入らない地域にお住まいの方、ぜひ試してみてね。

麺はアルデンテではなく、気持ちくたっとなるまでゆでた方がいいかもです。

余談として、このパスタ焼きそば、多分アメリカ人にも受けると思った。

今度アメリカ人との集まりでポットラックがあったら、それにもパスタ焼きそば作って持って行こうっと!