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アルプスの渓谷、ヴァルテリーナの美食

先日、避暑に北イタリアのアルプスの渓谷、ヴァルテリーナを訪れてきました。

今回はそんなヴァルテリーナで頂いた美食に特化してお届けします。

山の辺地で人々が知恵を絞って発展させてきた、ユニークな山のイタリア料理。

いやーーー、本当にたくさん食べました。

こんな面白くて美味しい料理、ボローニャでは絶対に食べられませんから、ハイカロリーなのは承知で、これでもかというほど沢山食べてきました。

おかげで、日に4万歩歩いたり、2500mの雪山をよじ登ったりして消費したカロリーはすっかりプラスになって返ってきたと思います。笑

でもその価値あり。その食をお伝えします。

蕎麦粉のパスタ「ピッツォッケリ」

まずは、押しも押されぬ名物、蕎麦粉のピッツォッケリ。

小麦のとれないヴァルテリーナでは、蕎麦粉を使った料理が発達しています。

同じ蕎麦粉の麺でも、日本の長野の蕎麦とは違い、アルプスの山ではチーズやバターが何キロも使われ、こんなどっしり。笑

でも、ふっと鼻に香る上質で、そしてどこか懐かしい蕎麦の味、きっと日本人には刺さると思います。

あまりにも日本の皆様に紹介したいので、帰国時お食事会で振る舞わせて頂くことにしました!!🎉

お食事会についてはこちら。


蕎麦粉のチーズフライ「シャット」

それぞれ微妙に蕎麦粉の使われる量とか、中に使われるCaseraというチーズの熟成加減とかが異なり、大変面白い。

これまた美味しすぎて、帰ってきてレッスンを行いました。

日本の皆様にも作って頂ける、ビデオ受講はこちら。

鹿肉や蕎麦粉のケーキ

この二大名物の他に出会った美食。左から、

鹿肉のラグー。これまた赤ワインが効いていて最高に美味。
鹿肉の薪焼き。直球に美味。
蕎麦粉のケーキ。蕎麦粉の香るスポンジに、山の果実のジャム。

蕎麦粉のケーキはレッスンでも一度扱いましたね。

山の家庭料理

それから、山のペンションで出してもらった、運営する家族の奥さんの料理。

お米とイタリアンパセリのスープや、川でその日釣られたマスのバターホイル焼き、緑のアルプスのハーブのリキュール。

特に、お米のスープはバターが香り、とーっても美味しかったので、ぜひ冬のレッスンで紹介したいと思います。


というわけで、私は「毎年ヴァルテリーナに行きたい」宣言をしました。

来年は、もっと歩いて、もっと食べるぞ!(元気!w)


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