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「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.10(2022年10月): ピエモンテ州

皆様、チャオです!

ボローニャに帰ってきて早1ヶ月。

勉強が信じられないほど忙しく、朝に夜に勉強しては、友達とも遊び回り、としていたら、突如肺の痛みに襲われ、救急病院や専門医に行くことになり(今は全く痛みもなく回復しました)、色々とハプニングが起こった1ヶ月でもありました。

しかし、勉強の内容も、ここでは書き切れなくらい心底面白く、第2学年最初の学期、振り返れば充実した日々でした。

そんな中、本プロジェクト「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」では、ご縁を頂き、ピエモンテ州を訪ねることができました。

今回のレポートでは、秋の美食の宝庫、ピエモンテ州の家庭料理の様子をお伝えします。

ピエモンテ州:Torino&Bennale

ボローニャからバスで5時間、トリノの街へやってきました。

お洒落でお茶目なマンマ・ロレーナに出迎えられ、4日間家族の中に入れてもらい、エレガントなトリノ料理、山の小さな集落では庶民料理を教えてもらいました。

Agnolotti del plin

ピエモンテ州の郷土パスタ。中にはローストした仔牛が入ったリッチな料理。

トリノで1番のマーケット

マンマ・ロレーナが30年通う店のマスターからは、ピエモンテのサラミとチーズについて沢山話し込んで教えてもらいました。

Fassona牛のタルタル

とにかくお肉が美味しい。生肉に、Grana di cuneo、オリーブオイル、塩胡椒をあえたタルタル。生肉こんなに食べたのは人生初です。

そうそう、トリノでは、8月に訪れたヴァッレ・ダオスタ州のマンマにも再会することが出来ました。マンマ・ロレーナとは35年来の親友で、今回ぜひにとご紹介頂いたのです。Connected Dotsに感謝。

日曜日には山へ。

着いたのは10軒くらいしかない小さな山間の集落。

山の男たちは、キノコ狩りのエキスパート。

なんと!!生のポルチーニ!!

いかにも私が採ったみたいですが、違います。。笑
そんなにキノコ狩りの世界は甘くないのです涙

さて、この採れたてのポルチーニをあらゆる料理にしていきます。

美味しかったのはこちら。

見た目通り、インパナータという料理です。

山の食卓。

外は寒いのに、中は暖かい。

暖炉の火、人々の熱、温かい料理。

食卓には、秋の味覚が彩り、小麦の手に入らない庶民の工夫が詰まった料理の数々、この地域の独特なチーズとワインが並びました。

豊かさとは。

彼らは毎年、毎週末こんな風に過ごしているのだけど、私はこの豊かな山の時間に感動を隠し切れませんでした。

私からは、山の家でお茶を立てさせて頂きました。

というわけで、またボローニャに戻ってきました。

ではまた次回!Ciao!

※先日、友人の写真家に撮ってもらいました@ボローニャの回廊


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ではでは、チャオ!

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