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リミニへ(2)

アレッサンドロの実家のリミニへ。2週連続2回目。

ビデオにもまとめておきました。

家の下の桜が満開でした。

先週末のハイライトが、アレパパのオープンカーが開く瞬間だとしたら、
今週末のハイライトは、アレマンマのピッツァ窯が開く瞬間!

現代のイタリアの家庭には一家に一台あると言われる、家庭用ピッツァ窯。

マンマが前の日から気合を入れて生地を仕込んでくれて、400℃で直接焼き上げられるピッツァは、史上最高の美味しさ。

美味しい美味しいと目を細める私、それを見て笑うアレ、嬉々として色々出してくるマンマ、冗談で皆んなを笑わせるパパ。幸せな空間です。

このマシンは、「Sabato Pizza(土曜日はピッツァの日)」と決め、毎週土曜日ピッツァ作っている私たちにマンマが譲って下さいました。結婚した時からの年代物とのこと、(しかもフェラーリの限定版!)、大切に使います。

日曜日は地元ボーイとリミニの町を散策し、マンマのランチへ。

プリモは、ロマーニャ地方の郷土パスタ「パッサテッリ」、ブロードではなくミニトマトと燻製スペックで。モダン!

セコンドは65度で4時間、低音調理した豚のアロストを、リンゴと栗のソースにて。これが絶品。。!

最高に美味しい料理に感動しっぱなし。

しかし、面白いのは、「変わりゆくマンマの料理」がみれること(私のボローニャ大学博士課程の研究テーマでもある)。

1970、80年代に大人になっていく世代は、自分の母の伝統を知りつつ、冷蔵庫に始まり低温調理、インターネットまで、あらゆるテクノロジーや経済の変化の中で、料理を作ってきた世代。

でも、変わらないのは、家族の愛であり、食卓にはマンマが家族を思い、楽しませる心が詰まっていて、これは日本もイタリアも同じ、ユニバーサルに料理が家族を繋ぐんだなぁと思って、私はちょっとうるうるしていました。

サンマリノ共和国で夜景見て、ガソリン入れて(😂)、リミニでピアディーナ食べて、ボローニャに戻って来る、よき日曜日でした。

その後、リミニ料理の特集のレッスンも。

料理が家族を豊かにする力を、伝えられたら良いなぁ。

A Rimini.
La cucina unisce la famiglia.
Anche se la cucina cambia,
in effetti non avresti potuto immaginare la tua nonna usasse bassa temperatura,
facesse la salsa per arrosto con zenzero influenzato dalla cucina giapponese, 
la cucina è sempre questa, un amore per famiglia.
E questo è universale,
sia in Italia che in Giappone,
la famiglia si collega a tavola.


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