鰻のポモドーロパスタ&ブルスケッタ
オンライン料理教室「イタリアのマンマ直伝パスタクラス」、今回のテーマは「鰻」です。
イタリアでも鰻は食べるのですよ~~
こないだ(といっても1年半前)クリスマスを過ごしたプーリアの家庭では、イブのディナーは鰻が出ました。
いつか紹介したいと思っていたので、丑の日に合わせてレッスンを。
生徒さんからも「コクが最高。新世界」との評判。
日本で色々試行錯誤していたのですが、蒲焼を使ったら天才的な美味しさになったので、今回のレッスンは蒲焼でコックリとしたポモドーロパスタとブルスケッタを作りました。
まずは鰻のポモドーロパスタ。
何と言ってもですね、玉ねぎの甘みと、蒲焼のタレの甘みでダブルでトマトソースに甘みが加わるのがポイントですね。コックリとします、これが最高です。
オイルとトマトの酸味と絶妙にマッチして、最後パスタに絡むのですね。
ちなみに、
イタリアでは、鰻の身はあまり食べません。
我々日本人からすると「はい!?」という感じですが、ソースの出汁を取るもの、身は不人気です。
イブのプリモは鰻のポモドーロパスタでしたが、ほぼまっさらなトマトソースで、鰻’風味’でした。
で、そのあと、マンマが「身もあるけど食べる人~?」と持ってきたのですが、
シーン。みんな「Non grazie(No thank you)」と。
マンマ家族、両家祖父母、従兄弟家族と15人くらい揃う中、食べたのはパパと私だけ!
特に私は美味しいといっていっぱい食べているのを、みんな興味津々で見ていました。
なんか鰻を独り占めして贅沢な気分です。
この後も豪勢な食事が続くので、そんなに食べられませんでしたが。笑
話は逸れましたが、そんな思い出の(!?)鰻のパスタを、レッスンでは作ってみました。
結果、大人気。
そりゃそうだ~~~~さすが日本人!笑
そして、さすが蒲焼!笑
もう一品は鰻のブルスケッタ。
これまたいわくつきで、鰻のブルスケッタというと、昔は稚魚で作ったりしていたそう。
今は、稚魚を取るのは禁忌なので、あまり見ないそうです。
こちらも、Giapponeseなブルスケッタです。
にんにくを擦り付けた二度焼きしたバゲットに、オリーブオイルで下準備した蒲焼を載せるだけ。
最高に最高に美味しいです。
レストランでも一皿1500円くらいで出せますね。
イタリアで出したらぎょっとすると思いますが。
さて、そんなこんなで、楽しく、美味しいレッスンでした。
お腹いっぱい。これで夏も乗り切れますね~~~!!!!!
A presto!
大好評のビデオレッスンはこちら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?