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アルト・アディジェの郷土グルメ(イタリア紀行:料理編)
イタリア最北端、トレンティーノ・アルト・アディジェ州で食べてきた郷土料理をまとめます。
トレンティーノ・アルト・アディジェ州とはどこ?
ここ。
![](https://assets.st-note.com/img/1648155989763-8GYAPVmp6H.png?width=800)
オーストリア&スイスの国境。
アルト・アディジェは、ボルツァーノ(Bolzano)を中心とし、南チロルとも呼ばれ、第一次世界大戦前までオーストリア=ハンガリー帝国の領土でした。そのため、ドイツ語を母語とするドイツ系の住民が多く、公用語は、ドイツ語&イタリア語。
料理も多分にドイツ系の影響を受けています。
Knödel
オーストリアの貧しい庶民の食べ物が発祥とのこと。
パンにスペックなどを混ぜたお団子です。ブロードで食べるのが一般的とのこと。
イタリア語ではCarnederli。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74970381/picture_pc_f7670ad02bd1ec1bebe621845bbb0861.png?width=800)
Spätzle
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74970371/picture_pc_a83ff61dde8c0d23420435084a3c8c79.png?width=800)
これまたドイツ語。同じ料理を以前ハンガリーでも作ってもらった!!
ほうれん草を練り込んだパスタですね。シンプルにスペックと生クリームのソースでした。美味。
Knödel&Schlutzkrapfen
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74970365/picture_pc_a7ba4b2cb9734d015449bf47270c0627.png?width=800)
こちらは山のレストランにて。Knödelはほうれん草を練り込んだタイプとチーズを練り込んだタイプ。もう1種類は、Schlutzkrapfenという野草とリコッタを詰め込んだラビオリのようなパスタ。バターでいただきます。美味。
krapfen
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1600年代に生まれたオーストリア菓子。やっぱ本場(ではないけど)のは美味しい!クリームがびっくりするくらい軽くて上品でした。
フランクフルトの屋台
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ここはイタリア??と思う、ドイツの街角のような景色。
Speck
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南チロルの伝統サラミ。豚を塩漬けにして熟成させたアルト・アディジェの名産です。豚バラ以外にもコッパや太もも等、色んな部位があることを発見。買ってきたのを食べるのが楽しみ。
仔牛のレバーのコトレッタ
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名前忘れてしまった。。どうしても思い出せない。でも仔牛の肝臓のコトレッタ。
ザワークラウト
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イタリアで出会うとは。。
Strudel
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とーっても美味しかったストゥルーデル。こんなに美味しいの、初めて。絶対食べるべき。
Danubio
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軽いと思いきや、かなりバターリッチ。中にはあんずジャムが入ってた。まぁまぁ。(たぶん家庭で作った方が美味しいかも)
アルト・アディジェの郷土グルメの特徴を3語で
・ドイツ
・肉
・乳製品
※ちなみに、ドイツ→フランス、とすると、そっくりそのままピエモンテ。
アウトプットとしての料理は全く異なるものになるのが面白い。
もう少し真面目に解説すると、
【歴史】
基本的には、Cucina Poveraです。
そこに、オーストリア・ハンガリー帝国のCucina Riccaが混ざります。
そして、イタリアの要素が注入されます。
【地形】
アルプス、内陸、アディジェ川
詳しくは、私の講座、または、オンラインコミュニティにて。
あ、ワインの解説忘れた。また次回。
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