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変わっていく僕の言葉

 僕のnoteには色々と不文律がある。
 そのひとつが、「自分が読みたいものを書く」ということ。

 そして、この不文律には裏・不文律がある。
 それが、「自分が読みたくないものは書かない」ということ。

 かねてより、「好きなことが書いてあるより嫌なことが書いてない方が重要」と言ってきた僕にとって、これはとても重視してる裏・不文律。

 ただ、この裏・不文律について、ちょっと考えることがあって。


 僕は、少し前まで、人の色恋沙汰の話を読めなかった。
 嫉妬しちゃうから。

 ただ、自分が、久しぶりに恋をして。
 そうしたら、人の色恋沙汰を、そこまで読みたくないとは思わなくなった。
 むしろ、自分の話を書いてみたいとすら思うようになった。

 そう。
 僕の基準で書く・書かないを判断しているとき、僕の基準が変わったら、どうすればいいのか。

 「かつての僕は読みたくなかった」という過去を忘れず、変わらないままでいた方がいいのか。
 新しい自分の基準に従って、今まで書かなかったことを書いてみてもいいのか。

 ……かつての僕の基準に共感してくださっていた方には申し訳ないのだけど。

 僕は、新しい基準を前面に出しても良いと思った。

 たしかに、今までの僕の価値基準が好きだった方は離れていくかもしれない。
 でも、新しい読者さんと出会えるかも。
 あるいは、そもそも、今までの読者さんも、僕の変化を受け入れてくれるかも。

 それに、変わらないものだってある。

 たとえば、僕がずっとnoteで掲げてきた、目標の一丁目一番地、「素直」。

 たとえ僕の価値基準が変わっていくとしても、「素直」であり続ければ、僕というコアは、変わらずそこに表現され続けるのではないか。

 そう思った。

 だから、今回のことは、「恋をして書ける幅が広がったんだ」と、無邪気に喜んでみたりしてる。


 こんな風に、これからも変わらず、変わりゆく僕の「素直」を書き続けます。
 どうぞ末永く、よろしくお願いします。

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