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久しぶりに行った図書館で世界が広がった。
「図書館に行きたい」
24年間生きてきて、今日初めてそんなことを思った。
これまで本とは無縁だった私。
学校の課題やレポートを書く時など、
読む必要がある時だけ本を手にすることが多かった。
でもここ数年で、本を手に取る機会が増えてきた。
とはいえ、年に10冊も読んでいない。
いや、それも盛り過ぎ。
5冊も読んでいないのが本当の話。
でも、勉強するための本以外を年に1冊も読んでいなかった私が、
年に数冊でも読むようになっているのは大きな成長。
読みたい本を探しにいくのは、いつも本屋さん。
最新の本もたくさんあって、気になる本を探しやすい。
でも今日はなぜか、図書館へ行きたいと思った。
自分でもよく分からないけど。
久しぶりに行った図書館。
本で世界が広がる感覚を初めて覚えた。
自分の興味のあるジャンルの本。
普段の自分なら手に取らないような本。
図書館の中を歩き回り、たくさんの本を見て、
気になったものを手に取り読む。
本屋でもできることだけど、
本屋とは少し違った、図書館にしかない雰囲気がすごく心地よかった。
たくさんの人に読まれた、味のある本が図書館にはたくさんある。
それがなんか良かったのかも。
これまで私は、自分が実際に経験したことを通して、
いろんな考えを知り、価値観を広げることが多かった。
世界が広がった!
そういう感覚。
でも今日、図書館で本を読み、同じ感覚になった。
本には、その本を書いた人の経験や考えなどがたくさん詰め込まれている。
自分が経験してこなかったことやこれからも経験しないであろうことなど、
とにかく色々。
そんな自分の知らない世界を、簡単に知ることができるもの。
それが本。
限られた時間の中で、
ある意味効率的に世界を広げられるのが本な気がする。
普段本を読まない私は、今日、そんなことを思った。
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