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【イベントレポート】「noteのはじめかた」に参加して

2019年10月8日、神戸市にあるコミュニティ型ワーキングスペース「#ONPAPER 」でおこなわれた「 #noteのはじめかた 」というイベントに参加した。

目次

モデレーターを務めたのは、元大手広告代理店勤務で、現在は福岡在住の池松潤氏。自他共に認めるnoteのファンである。

「自分のことを知ってもらう」ための7つのポイント

① プロフィールを書きましたか?

② プロフィール画像は工夫しましたか?

③ SNSを組み合わせて(Twitter・Instagram・note)使ってますか?

④ 自己紹介文章を書きましたか?

⑤ スキをしてくれた方へのリアクションをしましたか?

⑥ フォローしてくれた方へのリアクションをしましたか?

⑦ 拡散に貢献していますか?(イベントレポート・書評など)


「より多くの人に」書いたものを読んでもらう7つのチェックポイント

① カバー画像は内容とマッチしていますか?

#ハッシュタグ  を活用しましたか?

③ 書いた記事をSNSにシェアしましたか?

④ 冒頭に「目次」を書きましたか?

⑤ 段落を分け「見出し」を入れていますか?

⑥ 題名に工夫を注ぎましたか?

⑦ 仲間と「下書き」を読みあいしましたか?


これは、偏愛のプラットフォームである!

池松氏が繰り返し強調していたキーワードとして「偏愛」というものが挙げられる。簡単に言えば、ものごとを誰にも比較されないほど強く愛することである。noteが「偏愛」のプラットフォームであるということは、他のプラットフォームとの棲み分けをはかることに大いに役立っている。

旧来型のプラットフォームが目指してきたものは、定量的な成果である。今風にいえば「バズる」ことである。最近では、TwitterやInstagramがその典型的な一翼をになっている。多くの人に支持されることが、一つの成功体験として尊重される世界である。

しかし、「偏愛」のプラットフォームであるnoteを使うことは、定量的な成果を追うのには必ずしも役立たない。有名人は別としても、知名度や社会的地位によって、記事の優劣がつかないのが特徴的である。自分が「偏愛」し、興味を持っているハッシュタグをたどっていくと、そういった記事がおすすめされるようになる。PV数との関連性はほぼないに等しい(全くないとまでは言い切れないが)。

従来のSNSやブログ等では、定量的な成果をねらって記事を書くということが往々にしてなされているので、たとえどんなに面白くなくとも、いかにしてPV数を稼げるかに気を配ることによって、成功体験を享受することが目指されてきた。YouTubeの「炎上芸」も、見る人が見れば大変不愉快であるが、作り手にとっては織り込み済み。「炎上してなんぼ」の世界である。

言い換えれば、従来のSNSやブログ等では、一神教的な世界観が共有されることが少なくない。「炎上芸」を非難する人がいる反面、「よくぞやった!」という熱狂的な支持者も現れるということである。オンラインサロンもそこに該当するのかもしれない。部外者から見れば不気味なものも、熱狂的な支持者がいれば、脈々と生きながらえていく。

こうした一神教的な世界観に対する違和感を覚えた人たちにとって、noteはかっこうのオアシスとなる。「みんなに好かれなければならない」とか「偉業を成し遂げなければならない」という強迫観念から解放されるため「偏愛」をまっとうするのにはきわめて便利がよい。


noteを愛し、noteに愛される人へ

くどくどとした話になったが、よりやわらかで、ゆるやかで、しなやかなプラットフォームであるnoteを活用していくことには意義があると思う。「偏愛」などといった個々人の「美意識」を貫き通すことは誰も非難する資格がない。よって、安心して自分の思いを乗せることができる。ものは試しであるから、まずはトライ!




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