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「一緒に作りあげていく」という感覚が働く原動力になっている

「仕事」について書くので、念のため、自己紹介から始めたいと思います。私は「区民センター」とか「区民会館」とか「コミュニティセンター」とかいわれる施設の管理運営をおこなう法人に属しており、その現場で働いています。施設の管理や運営が主な業務です。しばしば公務員と間違われるのですが「指定管理者」という民間業者が自治体から管理運営を任されている、という体裁です。

施設の管理運営業務の一つである、施設の修繕や改修の立会いは、最近、(比較的)意欲的に取り組んでいます。というのも、建物は日々歳をとっていきますので、あちこちにガタがきます。人間と同じです。そうはいっても簡単に建て替えられるものでもありません。限られた予算の中で、優先順位をつけて、いかに市民にとって使いやすい施設にしていくのかは、腕の見せどころといっても良いのではないでしょうか。

一例を挙げましたが、管理運営業務は多岐に渡り、修繕や改修の立会いは、数ある業務の中のひとつにすぎません。しかし、個々の業務を遂行する上では、ひとつのゴールに向かって「一緒に作りあげていく」という感覚が必要である点はどの仕事をするにせよ共通しています。そして、その感覚こそ「自分が働いている」という実感を得られている瞬間であるのはたしかです。それが、明日の「原動力」にもつながります。

市民・区民の皆さんあってこそ、私たちの存在があり、仕事があります。そういう意味では、地域とのつながりを深めていくこともまた「一緒に作りあげていく」ということを意味するでしょう。


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