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これから起業を目指す方へ② 事業主からの相談で分かった起業の失敗要因

前回は個人事業主の
失敗率・廃業率は高いという
少々厳しいお話をしました。

その背景には個人の起業そのものが
ライトになってきていることが
挙げられます。

今回は起業前に抑えておきたい
失敗原因を見ていきましょう。

実際に相談があった
個人事業主のリアルな声もご紹介します。


どうして失敗するのか

個人で起業した方が失敗する原因は
準備不足と知識不足です。

ひと昔前は起業と言えば一大事でしたが
今は副業の延長線上で
独立する方もいらっしゃいます。

理想のライフスタイルを求めて
事前の情報収集や計画が不十分なまま
勢いで起業する人も多いです。

1年経たずして現実とのギャップに直面して
しまったという声もよく聞きます。

仕事の獲得と管理

個人事業主は、会社であれば
分担できる業務を全て一人で行い、
タスク管理をしなければなりません。

また独立すると会社の看板がなくなる
ため、安定的に案件を獲得することが
難しくなってきます。

案件獲得には営業やマーケティングなど
本業以外の業務を行う必要があります。

元々そのスキルのない方が
個人で新たにやってみるのは、
大変ストレスですよね。

収入の不安定さ

私が個人事業主の方からご相談いただいた中で、
リアルな声として聞くのが、
収入の不安定さです。

個人の場合は自分が動ける
稼働時間に制限があります。

そのため、たくさん仕事の依頼が来たとしても、
自分の稼働時間で作れる
売上の上限が決まってしまうのです。

仕事の依頼が少ない時期の収入と
ならしてみると、そんなに安定した
収益にならないと気づくんです。

自分自身が看板

また一度仕事をした方からリピートして
もらうには、会社の看板がない以上
個人の魅力が大切になってきます。

個人事業主は
自分でクライアントとの関係を維持し、
人脈を作る必要があるんです。

自分をブランディングするスキルや
高いコミュニケーション能力を
元々持っていないと、
なかなか仕事を獲得できません。

孤独感

最後にリアルなお悩みとして
一番よく聞くのが孤独感です。

個人で仕事をする場合、
何か課題があっても自分自身で解決する
方法を見つけなければなりません。

また、その見つけた方法が
良いか悪いかの判断も自分で
しなきゃいけないわけですよね。

そういったストレスを抱えていると
判断力が鈍ってしまうことも多いです。

リアルな現実に向き合う

個人で起業する上で、このあたりの
リアルな現実に向き合っていただいた方が
いいと思っています。

現実を知ってて飛び込むのと
何も知らずに飛び込んで
どうしようっていうのでは全然違いますよね。

次回予告

今回は起業に関して暗めの話を
してしまいましたが、

個人事業主が成功するためには
いくつかポイントがあります。

次回はそのポイントについて
お話させていただきたいと思います!