そのオシャレとメイクは、自分のために。

私が子供のころの時代は、

小学校高学年くらいになると、女の子たちはお化粧に興味を持ちはじめました。

学校が休みの日、遊びに行くとなるお化粧する子がいました。友達の家に集まって、メイクの練習をする子もいました。

私は、そんななか中学生になっても、高校生になっても、あまりメイクに興味がなくて、ほとんどしていませんでした。

大学生になって、やっとファンデーションとマスカラとアイシャドウとチークくらいはするようになりました。

現在は、マスカラが面倒でやめてしまって、BBクリームをファンデーション代わりに、あとはアイシャドウとチークをするくらいのメイクをしています。

メイク用品にもあまりこだわりがなくて、ブランドものとかは興味がありません。

そんなメイクに疎い私が、メイクの重要性をすごく感じたできごとがあります。


あれ?気持ちが明るくなってる!


それは、メンタルがどん底で、うつ気味で、ほとんどひきこもっていた時期。

家にいるときは、ずっと部屋着で、もちろんすっぴんで、髪はただ束ねただけで、1日過ごしていることもありました。

家族にしか会わないし、ほとんど布団にいるし、よく涙が出るので、メイクとかするだけ無駄だと思っていました。

あるとき、出かける用事があったので

メイクをして鏡をみたら、

自然と笑顔になっている自分が

鏡に映っていました。


ファンデーションによって、肌の色が綺麗になって

チークによって、頬が薄くピンク色になって

アイシャドウによって、目にメリハリができて

ちょっと健康的でちょっと綺麗になった自分。


その自分を見ると

心が明るくなって、前向きになって、謎の自信も感じられて、

鏡の前でニコっとしてしまうのでした。


そのときは、たまたまそういう気持ちになったのかな、

と思ったのですが

また別の日にメイクをしたときにも

明らかに心が明るくなっていることに気がつきました。


私が高校生くらいのとき

母からは、「お化粧は礼儀だよ。自分がしたいとかしたくないじゃなくて、人に会うときにはするものなの。」と教えられました。

同年代の女の子たちに比べて、私がお化粧に疎いので、せめて「人のため」と思ってやりなさい!と言ってくれたのだと思います。


でも、心が落ち込んでいるとき、

メイクをした自分を見て、心が明るくなったのを感じて

私は「メイクは自分のためにするものだったんだ!」と思いました。



自分のためにする。


オシャレもそうです。

汚れてもしわしわでも気にしない部屋着で過ごしているのと、外行きのワンピースやスカートを着ているのとでは、気持ちの明るさ、ルンルン具合が違います。


私は、そう気づいてから

家にいるだけのときでも

メイクをして、外行きの服装で、過ごす日をつくりました。

そうすると

心が明るくなって、前向きになって、謎の自信も感じられて

そして、ちょっと自分のことが好きになりました


メイクや服装に、一手間をかけることは、

「私は、私を幸せにしてあげている」という感覚で

私は、私を幸せにすることができる」という実感(自信)につながりました。


化粧療法を自分にしよう。


化粧療法という言葉があります。

老人ホームなどで過ごすおばあちゃんたちに、お化粧をしてあげると

心が前向きになって

笑顔が増えたり

認知症や介護の予防・改善になるのだそうです。


同じように、私たち普通の大人も

メイクやオシャレをすることで

心にポジティブな変化を与えることができるのだと思います。

普段から、お仕事で毎日のようにメイクをする女性にとっては、当たり前になりすぎてわかりづらいかもしれませんが

その力はなかなかに絶大です。

私のように、仕事上、そんなにメイクしなくても大丈夫な人は、

メイクしなくても大丈夫だけど、

自分のために!を心がけてやってみるのをお勧めします。


また、過去の私のように

ちょっと引きこもりぎみの、メンタルが弱っている人。

心の助け方は多様にありますが

(ぜひ、すずめの過去記事をいろいろ読んでほしいです)

まずは、メイク&オシャレをすること、お勧めです。


男性は、メイクをしない人が大多数だと思いますが

ちょっとオシャレな腕時計をするとか

ちょっと気持ちが上がるベルトやブレスレットをするとか

そういう心遣いが、気持ちを前向きにしてくれるのではないでしょうか。


人間は、環境の生きもの。


環境に合わせて、自分を創ろうとする性質があります。

環境にふさわしい自分になろうと、無意識に心が変化します。

環境というと、住む場所や付き合う人たち、ライフスタイルなどを思い浮かべますが、一番身近で一番変化を与えやすいのは、自分の身なり(服装やメイクや身につけるアクセサリーなど)なのだと思います。

オシャレやメイクを

人のために

と思っていると、人に会う予定がないときは、しなくていいや

となってしまうので

自分のために

と思って、どんどん自分のことを素敵に飾っていってくださいね。


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