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#8 『考えるシート』で自分を知る〜Zoomママ会で復帰前の自分掘り下げインタビューをしてみた〜

おはようございます、ちゅるぱんです。

今日の本は、山田ズーニーさんの『考えるシート』です。

この本は、妊娠する前「自分の言っていることが相手に伝わらない…」「想っていることがうまく言えない、伝わらない」と悩んでいた時期があり、ロジカルシンキング系の本をいくつか買った際に出会い、購入した本です。

ずっと積読になっていましたが、育休中の転職活動を機に、本棚から引っ張り出し、この本が大活躍しました。

結論から言うと、この本、とってもオススメです。
どんな人にオススメかと言うと...

・進路に悩んでいる高校生、大学生
・転職活動前の方
・自分のキャリアについて悩んでいる方
・自分の想いをなかなかうまく伝えられない、整理できない方全般

この本、『考えるシート』とある通り、3つのテーマについて、12個くらいのワークがあります。ワークは、いきなり全部やる必要がなく、ご自身の必要な時に行うと良いと思います。

私が今回育休中に活用したワークは、以下の4つ

・自分を社会にデビューさせる企画書をつくる
・自分の「悩み」をはっきりさせる
・志望理由書を書く
・自己紹介をする

この本の良いところは、テーマについて深掘りするための「問い」が用意されており、「問い」について考えることで、「問いを立てる」ことの大切さを知ること。そして、目の前のことだけでなく、未来や社会、世界と自分とのつながりを考えさせられること。

今回は、自分一人ではできなかった「自己紹介」をつくるための20の質問インタビューを、育休中の仲間に協力してもらい、オンライン茶話会でみんなでやってみることにしました。

復職前に、ブレない自分を再確認したい

この本でズーニーさんは「自己紹介」について、以下のように述べてます。

・「自分探し」と「自己PR」は「問い」が別々。「自分探し」と「自己PR 」を一緒にやろうとするから、客観的な分析を欠き、混乱し、落ちた時に落ち込んだりする。
・「自分」というのは「多面体」のようなもの。自己紹介は、相手の関心ある問いに応じて、「自分のどの面を見せていくか」ということ
・就職のためとか、なんのためとかではなく、いい面も悪い面も含めて、自分の全体像を自分で掴んでおけば、ブレない自分を持ち、その自己紹介を自己評価しておけば、他人に否定されても、ぺしゃんこにならない。

この自己紹介ワークをすることで、自分の価値観や、未来にむけてどうしたらいいのか?という意志やビジョンがわかり、ブレない自分を再確認できるのでは?そしたら、復帰後に仕事と育児の両立で辛いことがあっても、乗り越えられる心の支えになるのでは?と感じました。

この自己紹介のワークには、20問のインタビューが2つあります。「自分が浮かび上がってくる」インタビューAと、「自分の居場所(フィールド)」が分かるインタビューB。

今回は、主にインタビューAを用いて行いました。

インタビューAでは、
「過去」→「現在」→「未来」という時間軸と、
「身の回り」→「日本社会」→「世界」という空間軸に問いを立てながら、
自分の主旋律を引き出します。

今回のオンライン茶話会でのインタビュー方法は、
① 仲間を見つける(メンバー6人)
② Zoomのブレイクアウトルームで2人1組 x 3グループに分ける
③ 30分インタビュー+2分聞き手からの要約 x 2回
④  メインルームに戻り、15分休憩&内省
⑤ 10分 共有(気づきなど)

その後は、雑談しながらみんなでオンラインランチ♪

今回、インタビューをしてみたら、私自身も自分ではそこまで意識していなかったことが、「未来のやりたいこと」で出てきたりして、思わぬ発見がありました。インタビューだから、一人で考えるよりも考えやすく、しかも、その場でパッと答えないといけないので、自分の潜在意識の中で思っていることが引き出される感じ。相変わらず、「マイテーマ」の部分の問いは本当に深くて、即答するには難しかったし、もう少し自分自身もそのテーマにつけて深掘りして、ちゃんと行動する必要があるなと再確認できました。
インタビューの後、聞き手から要約をしてもらった時は、より客観的に自分のことがわかり、より自分のことが整理できました。(相手から自分の言っている事を要約してもらう事を「ミラーリング」と言うらしい。)

以下、他の仲間からの気づき&感想:


・インタビューなので、自分の考えが言葉に出しやすい。
・マイテーマ難しかった。自分の身近なテーマから世界に広がっていった。生きていく上では社会のつながり意識しないといけないなと気づいた。
・自分がそんなこと思ってたんだと浮き彫りになった。
・インタビューをしてみて、その人のことをよく知れるな、と思った。
 なので、夫でもいいし、チームメンバーとか「この人のこと知っていた方がいいな」と思った人とやるのもいいかも!
・30分あっという間!自分の話をここまで聞いてもらえる機会はない。
・情熱大陸がっつり30分聞いたって感じ。

このワーク、頻繁じゃなくとも、自分がモヤモヤした時とか、また悩んだりした時とかに、またみんなで集まってやってもいいかも、と思ったのでした。

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