2019年の9冊目

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『いけない』(道尾 秀介 著)

< 作品紹介 >
▶第1章「弓投げの崖を見てはいけない」
  自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く。
▶第2章「その話を聞かせてはいけない」
  友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か? 偽物か?
▶第3章「絵の謎に気づいてはいけない」
  宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが。

どの章にも、最後の1ページを捲ると物語ががらりと変貌するトリックが……!ラストページの後に再読すると物語に隠された〝本当の真相〟が浮かび上がる超絶技巧。

さらに終章「街の平和を信じてはいけない」を読み終えると、これまでの物語すべてがが絡み合い、さらなる〝真実〟に辿り着く大仕掛けが待ち受ける。

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騙されないぞと意気込んで読んだのですが、まんまとミスリードさせられちゃいました。(笑)


第一章は「ちくしょー!やられた!」って感じで、第二章は自分には難解だったので、個人的には「なるほど!」と思えた第三章と、「うぉぉ!」となった終章が特に好きでした。


ラスト1ページ、楽しんでめくってください^^


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