2019年の8冊目
は、こちら↓↓の作品です!
『ナオタの星』(小野寺 史宜 著)
< あらすじ >
会社を辞めてシナリオ作家を目指す小倉直丈は、新人賞に応募し続けるが落選ばかり。そんな折、プロ野球選手として活躍する小学校時代の級友から、奇妙な仕事を頼まれる。蟹座のB型、おなじ星のもとに生まれながら圧倒的な差がついてしまった同級生の「頼みごと」、それはある身近な人物の「尾行」だった――。20年ぶりに再会した級友が、それぞれの場所でもがきながら新たな希望を見出していく、胸がいっぱいになる青春小説!
自分が読んだことのある小野寺さんの作品の中では、結構なイレギュラーが色々と起こる作品でした。
でも、本作で胸に響くのは、そうしたイレギュラーな出来事ではなく、登場人物たちの何気ない会話や動作の描写なんですよね。
小野寺さんの描く世界は、静かに響く。
しかも、心の深い部分に。
小野寺さんの作品は、どれも本当に大好きです。
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