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オーディオ機器に拘ろうか

今回はオーディオ機器に拘る人(以下彼らと呼びます)について考えた事を更新してます。最後のまとめだけでも見て下さると私がとても幸運な気分になります。

まず前提として、「オーディオ機器とはスピーカー、イヤホン等再生機器を指す(違ったらすみません)」「各々の機器によって音質に違いが生じると彼らは感じている」と定めます。今回のこれらの前提については疑う余地はないので、それについての追記はありません。あと私はあまり音響機器に拘りません。

そして私のような拘りを持たない人間が、それを公表しつつ趣味として音楽鑑賞を挙げると、まるで子供を見守るような視線を浴びることになります。私は彼らと比較して「わかっていない」人間なのでしょうか。

唐突に都合が良い極端な話が始まりますが、私の中での音響機器に拘りを持たない人の理由の1つを要約すると以下の通りになります。(*)ある作曲家が作品が完成したかを確認する際に使用したヘッドホンが仮に300円である場合、その曲の真の姿を聞く事が出来るのは彼らが好みがちな高性能機器ではなく、300円の品ではないかという問題です。このような事を感じてしまう私のような人間は音楽に対して恐らく3大要素的な物を求めます。どんな金額を出した所でその音楽の真の姿に近づけたのかすら不明なままなら、使う機器はなんでも良くないかと思ってしまいます。(*)

長々書いてもしょうがない気がしてしまい短くまとめてしまいましたが、このような事を言い始めると「人の趣味にケチをつけるんじゃない」と言われてしまいそうです。(ですのでこうした機会に無責任にまとめています)

そして彼らのような層は多くの場合平均より大分高い機器を購入し、私のような人間に浴びせる視線を研ぎ澄ませるのです。また一般的に経済学等での用語でもある「ウェブレン効果」で彼らの欲求は説明できてしまうのですが、彼らはなぜか受け付けません。

彼らが其処に資金を投じる理由とは何か、突き詰めれば「それが楽しい気分や幸せな気持ちに直結するから」という理由に他ならないのですが、それが顕示的な欲求に由来するのかそれとも音楽嗜好的な欲求に由来するのかの違いであると感じています。(どちらがより優れていると言いたいのではなく、根本的に異なると主張したいのです)(両方を兼ねている可能性もあます)

今回も言葉足らずにより感じた全てを文にできた気がしませんが、まとめておきます。

・(*)の個所参照

・彼らは顕示的な欲求が強く(彼らはそれを受け入れない傾向にある?)、そうでない人は音楽嗜好的な側面が強い

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