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英語学習014  主語(S)と動詞(V)の合意事項(Subject-Verb Agreement)について

Subject-Verb Agreement とは?

Subjectは主語ね。いつも主語(S)って書いてるでしょ。
Verbは動詞で、いつも動詞(V)って書いてる。
ではAgreementは?

英英辞典で意味を調べると

promise to do something

って書いてあったりする。
promiseって「約束」って意味なんだけど、そうすると、Agreementって「何かするための約束」みたいな意味になるのかな。

つまりは「合意」だよね。お互いにこうすることにしようと決めたことだよね。主語(S)さんと動詞(V)さんが。

英語の文型って全部で5つあるって以前紹介したことあるけど

SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC

みんなSVで始まるんだったよね。そこだけは覚えてね、みたいな感じで紹介したかなと。
そして、どこまでが主語(S)でどこからが動詞(V)か瞬時に見分けることって文構造を捉える上ですごく重要なんだ。
それを見分ける一つのヒントがこのSubject-Verb Agreementだったりする。

ルール:

a singular noun --- a singular verb
a plural noun --- a plural verb

単は単で、複は複でやろうよ、という合意。
つまり、単数名詞が主語(S)の時は単数動詞(V)で、複数名詞が主語(S)の時は複数動詞(V)でやっていこうよ、と、と決めたんだ。

実はそんなことはどうでもいい。。
もっと具体的な話で説明していくから。。

動詞(V)には大きく分けて二種類あるって話、前回したけど、

Linking verb(つなぐだけの動詞)の場合、この「合意」とやらは、丸ごと覚えちゃうのが楽。理屈じゃなく、そういうものだからということで。

Linking verbっていわゆるis、am、areのやつね。
これは例えば 主語(S)が I なら am が動詞(V)としてくるとか、そのまま覚えちゃった方が楽なやつ。

I am
You are
He is
She is
It is
We are
You are
They are

理屈で説明する方が難しい。

あえて言うなら、ちょっとした文の形で覚えちゃう方が良いかな。

例文ならなんでもいいんだけど一応上記のものをご紹介しておくよ。

応用とまではいかないけど、Third person(三人称)のSingular(単数)とPlural(複数)の場合、違いはこんな感じね。

Mike is kind to me.
Tom and Mike are kind to me.

Mikeさん一人の時(単数の時)はisで、Tomさんも一緒に語るとき(複数の時)はareね。二人いる場合は複数だからareね。

問題はAction verb(動作を表すやつ)での合意(Agreement)について。

A) The dog chases the cat.
B) The dogs chase the cat.

主語(S)はそれぞれ、A) The dog、B) The dogsだとして、A) のThe dogの方の動詞(V) chase には最後にsがついてるけど、B) のThe dogsの方には動詞(V) chaseにsがついてない。

シンプルに言うと、動詞(V)の最後にsをつけるかつけないかの話

Person(人称)単数・複数(Singular/Plural)の表を使って説明すると、主語(S)がThird personSingularの時だけ動詞(V)の最後にsがつくのよ。現在形の文の場合ね。

言い換えると、主語(S)がIかYou以外の単数の時、現在形の文でその動詞(V)にsがつくんだ。

学校ではそれぞれの頭文字をとって、「三単現のs」なんて言い方するけどそれのこと。(三人称、単数、現在形の場合は動詞にsをつけるの頭文字)

例えば、動詞(V) playで考えてみると、

We play ~
You play ~
They play ~
I play ~
You play ~

だけど、

He plays ~
She plays ~
Mike plays ~
His father plays ~

になると言うこと。

実は、sじゃなく、esをつける場合もあるんだけど、それは、動詞(V)の綴りが-s, -z, -x, -sh, -ch, -oのどれかで終わってる場合ね。

例えば、miss

miss + s で misssになっちゃうと変でしょ?
だから、missesというように、esをつけるんだよ。

He misses her so much.
「彼は彼女がいなくてとても寂しい」

っていう感じで。

ちなみに動詞(V) missのこの場合の意味は、「〜がいなくて寂しい」という意味ね。英英辞典で調べてみると、こんな素晴らしい説明で書かれてるよ。

to feel sad because someone you love is not with you

自分の愛する人がそばにいないから寂しい、みたいな時に使うと。

I miss you.って恋人同士が言い合うやつね。

もう一つぐらい紹介しておこうか。

She vetoes every idea that I suggest.

なんか嫌なやつだよね。vetoの意味、文全体の意味は自分で調べてみてよ。

あと、もう一つ例外で代表的なやつ。
動詞(V)が子音+yで終わる場合、例えばstudyとかの場合、studysじゃなくて、最後のyをiに変えて、esをつけるというパターン。studiesね。

relyとかもそう。

Tom relies on her.

rely on ~ で「〜を頼る」っていう意味なんだけど、これで「トムは彼女を頼っている」という意味。

relysじゃなくて、reliesね。
relyの発音は[rilái]。「ぅリライ」って感じ。rで始まる単語の発音は、一番最初にちっちゃい「ぅ」が入ると思って発音してみて

では問題。この場合、括弧内の動詞(V)はどう変わる?

My father (worry) about me.

正解は、

My father worries about me.

ね。簡単でしょ?
worry about ~で、「〜について心配する」という意味だから、「私の父は私の心配している」という意味になるね。

worryの発音記号は

で、このVの逆さまの母音の発音は日本人が何も考えないで言っていい「あ」ね。「ぅわり」って感じの発音で。
wで始まる単語の発音も最初はちっちゃい「ぅ」が入るからね。

最後にこれ。

haveは、havesじゃなくて、has。これはそういうことだから、で覚えて。

He has a pen. ね。He haves a pen. じゃなく。あたりまえ過ぎて逆に不思議な感じもするけど、これも一応例外の一つということで。

それではまた。





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