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英語学習013 動作動詞(Action verb)と連結動詞(Linking verb)。

動詞(V)って英語でverb[və́ːrb]って言うんだけど、これ大きく分けて二種類あるんだ。以前ちょっとだけ触れたけど覚えてるかな?

一つが、Action verb
Actionってだけあって、動作を表現するやつね。例えば、haveとかgetとかeatとかplayとか、そんなやつ。

もう一つが、Linking verb
Link、リンク、というだけあって、つなぐだけの動詞ね。代表的なのが、is、am、are。過去形だと、was、were。

例えばこの文。

The monkey is frightened.

monkeyはfrightenedの状態である。
monkeyとそのmonkeyの状態を表現するfrightenedをつないでるだけのisという動詞(V)だから、これはLinking verbの方。(monkey = frightened)

monkeyは「猿」ね。
発音だけ注意で。

「マンキ」って感じかな。最初の母音(Vを逆さまにしたやつ)は普通に「あ」って言えばいいやつね。何も考えないでいい「あ」。日本人が一番発音しやすい「あ」。

frightened [fráitənd]は「怖がっている」という状態を表している単語。専門的には「形容詞」っていうやつなんだけど、詳しくはまたやります。
このように、人やものの状態を表す表現はLinking verbのすぐ次に来ることが多いと覚えておいて。今はそのレベルでOK。

ちなみに発音記号の[ə]はアクセントがそこにない場合、強く読まない場合は、スーパー無気力な「あ」ね。口半開きの前方斜め45度下に向かってため息つくような「あ」。「フライトゥンD」みたいな。

次、こちら。

Ken plays tennis.

Kenはtennisな状態、じゃないよね。Kenはtennis自体でもない、人間だから。
Kenはtennisをplayするってことだよね。こういう動詞(V)をAction verbっていうんだ。tennisをプレーするっていう動作を表してるから。


The dog scratched its back.

この文の主語(S)は?
The dogだよね。

動詞(V)は?
scratchedだね。主語(S)の次に来るのは動詞(V)だから。

The dogはits backじゃない、The dog = its backじゃないから、The dogはits backをscratchした(scratchedはscratchの過去形、とりあえずまだ過去形わからない場合はそんなものだと思っておいて)ということで、scratchはAction verbです。

scratchっていうのは、、「スクラッチくじ」って聞いたことあるかな?10円玉とかの硬貨でこすって当たりとかハズレとか確認して遊ぶくじ引きみたいなの。宝くじスタンドで売ってるいわゆるスピードくじみたいな、けずってすぐに結果がわかるくじとかってまだこのタイプのスクラッチタイプのくじだよね。

出典:https://www.takarakuji-official.jp/kuji/scratch/

つまりこのscratchって「こする」とか「ひっかく」とかいう動作を表す動詞(V)なんだよ。

発音は

で、この母音は「あ」と「え」の中間の音だったよね。
「え」の口で「あ」って叫ぶやつね。

そして、its backのitsは動物の時に使う人称代名詞だったよね。覚えてるかな?人称代名詞って言われてもよくわからないかもしれないけど。
「彼の」「彼女の」何かを表現するときは、hisとかherとか使って、his bagとかher bookとか言ったけど、動物の場合はitsを使うってやつね。

backはこの場合「背中」という意味で使われるから、

The dog scratched its back.

で、「その犬は背中をかいた」になるんだ。


次、これ。

He looks tired.

主語(S)がHeで動詞(V)がlooksだから、つまり動詞(V)がis、am、areじゃないからAction verbかな、と。
実はこれ、Linking verbなんだよね。だって、He = tiredの関係になってるでしょ。Heはtiredな状態と言ってるわけだから。

ちなみに、tiredは「疲れている」状態を表す単語ね。再び出てきた形容詞ってやつで主にLinking verbの次(右)に登場することが多いやつ。

A) My brother looks satisfied.
B) My brother looks at me.

上記二つの文で、(A)はLinking verbで、(B)はAction verbなのはわかるかな?
(A)はMy brother = satisfied で、
(B)はMy brother = at meじゃないから。

判別方法としては、この動詞(V)の部分をbe動詞(is、am、are)に変換してみて意味が通るかどうか。意味が通る場合、その変換前の動詞(V)はLinking verbと言えるんだ。

では実際に動詞(V)部分をbe動詞に変換してみようか。

A) My brother is satisfied.
B) My brother is at me.

(A)は意味が通るけど、(B)はあれ?って感じだよね。

つまり、動詞(V)は大きく分けて以下二種類に分けて考えることができるけど、 

  1.  Action verb --- 動作を表現するやつ

  2. Linking verb --- つなぐだけのやつ

1と2の両方の役割を果たせる動詞(V)もいるんだよ、と覚えておいて。
それら数はそんなに多くないから代表的なものだけざっと頭に入れておこう。使い方は都度登場した時にでもお話しするから。

以下、代表的な、Actin verb兼Linking verbであるやつら。

appear, feel, grow, look, remain, smell, sound, stay, taste

以上、今日はここまで。


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