合わないもキライもOK

「合わない」「キライ」もオールOK

(あ〜なんか合わない、しっくりこない…)
先日人生で初めてオペラを見ての感想。



以前の私は、
(こんな言い方、人にどう思われるか?)
が発言の基準でした。
以前だったらたぶん、
「オペラどうだった?」って聞かれたら…
「う〜ん、衣装が豪華で言い回しが…」と
一生懸命、良いところを答えたと思う。



誰もがみとめる総合芸術なんだから、
「理解できた」ふうに答えておこう…

これが以前の私。



なので先日
「この前のオペラどうだった?」
って聞かれて、
「う〜ん、私には合わなかった。」
と答えられた時、
(あぁ、いい気分。スッキリ)
と思ったものです。


ただその後に、
"ちょっと待てよ"も付け加えたい。
ちょっと待てよ
会場が違ったら感じ方が違うかな?
(本場のオペラはどんな感じなんだろう?)
ちょっと待てよ
事前に勉強していったら違ったかも
(予備知識があったら楽しめるのかな?)
ちょっと待てよ
そもそも何が合わなかったんだろう?
雰囲気?イタリア語?
今、こんな感じで掘り下げている最中です。


でもやはり、
このちょっと待てよと考える前の、
「なんか合わない」
「なんかキライ」

っていう瞬発的に出る感情は、
「これすごく合う」
「この感じすごくスキ」

と同じようにとても大事に思える。


自分に対しても人に対しても、
合う、スキと同じように
合わない、キライの感情も
尊重して聞いていきたい
それでその感情
そのまま受け入れたい
その人の大切な個性だから




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